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4話 初心者フィールド 相方(モンスター)との出会いは突然に・・・

本日二回目の投稿


はい・・予約設定失敗してそのまま投稿しちゃいました


まだゲーム本編は始まりません

現在、[初心者用チュートリアルフィールド]にて・・


これから運命を共にするであろう、最初のパートナーとの運命の出会いを求めてる途中である

(大げさ過ぎる)


ということで・・最初の地点からしばらく歩いてきたが・・


このフィールド・・・広すぎた・・・


いくら歩いても端が見えない・・・そろそろ人もまばらになってきたし・・


本格的に探そう



そーして周りを見渡すと・・・


何か異様なほど大きさのクリーム色したもふもふの塊を発見


近寄ってみると、それは大量のプチシープが一箇所に固まってできていた


もうちょっと詳しく調べようと近づくと

突然もふもふの真ん中から人の頭が飛び出してきた


「うはぁ~~ もふもふだぁ~~」


「うわぁっ」

僕が驚いた声をあげると


「あっ驚かせちゃった? ごめんね~~」

と、ヒツジに負けないくらいクリーム色のふわふわな髪をした女性(20代くらい?)

が、ちょっと間延びした声で謝ってくれた


「いえいえ、ちょっとびっくりしただけです・・・それにしてもすごいですね」


女性がプチシープをもふもふしながら

「あははっ・・最初は何匹がもふもふしてただけなんだけど、気がついたらどんどん集まって来て・・」

それにしてもほんとふわふわもふもふ・・・ん?

「そーいえば、自己紹介してませんでしたね、僕はレンと言います、それでそのあなたの手元にいるプチシープって・・・他のこと色がちょっと違うような・・」

そう・・・女性が抱いているプチシープはクリーム色ではなく・・薄く緑色の毛並みをしていた


「あっ・・忘れてたね、私はメープル・・・・でこの子はまだ捕まえてないからわからないけど・・

チュートリアルで言ってた・・・レアモンスターだと思う」

なるほど・・・

「ほんとはすぐに捕まえなきゃと思ったんだけど・・・このふわふわの誘惑には勝てなくて」

そー言って、またもふもふと戯れだした

「あはは・・わかります、この気持ちよさはクセになりますね」

「ここからでちゃったらできるかわからないし・・」

「初心者フィールドならでわの特権ですね」

「そうそう」



いつの間にか自分も、もふもふにうまりながら・・二人でもふもふ会談に花を咲かせたw


そーするといきなり・・・遠くから


「レアはっけーーーーん」


と言う声とともに、メイプルさん・・・じゅなくて

その手元のプチシープに向けて[捕獲石]が投げられようとしてた・・


「痛っ」

慌てて僕は二人の間に入り体で[捕獲石]を受け止めた


「何捕獲の邪魔してるんだよー」


「あの子は、あの女性が先に見つけたんですよ」

そーいうと

「まだ捕まえてないじゃん・・・こー言うのは捕獲したもん勝ちなんだよ」


「それにそんなレアモンスターは、この俺[レアハンターユージ]様にこそふさわしいんだよ」

なんだこいつ・・

年齢は・・リアルと同じくらいかな?

赤い髪のツンツン頭でやけにつりあがった目をした傲慢すぎる男だった・・


こっそり・・

(今のうちに・・捕獲を)

と女性に促すと、こくりと頷き

「あっちょっとまてよ」

メイプルさんが捕獲石を取り出すと・・・プチシープの方から石に近づいて・・光とともに石の中に消えた

あっ・・捕獲された石の色が薄緑色に変わった


「あぁーーーーあ」


「せっかく見つけたレアだったのに・・何してくれるんだよ、このガキ共」


「人が先に見つけたものの横取りはいけないよ」


「さっさと捕まえないほうが悪いんだ・・・ちっ・・・他のレアを探すか」

そー言うと・・さっさと後ろを向いて走り去っていった・・


「レン君ゴメンね、名残惜しいけどこの子捕まえちゃったし私は先に戻ってるね」

「あっ・・こちらこそ、あんなのの邪魔が入っちゃって」

「この子を護ってくれてありがと~~」

そーすると、メイプルさんは光に包まれて消えていった


・・・残されたもふもふは心惜しかったが


新しいもふもふ・・じゃなくて出会いを求めて歩き出す


あーあ・・・モフモフ達がゆっくりとばらけていく・・・


後ろ髪引かれながらも(ほんとふっくら柔らかくて暖かかった)


しばらく歩いていくと・・・一面平原なんだけど・・

所々岩がむき出しになっていたり・・ちょっと背の高い草が生い茂っていたり

細い木が生えてたりしてた・・・


「あっ」

ちょっと遠くばかり見てて、足元にある岩に足を取られて転びそうになってしまった・・


「ゴゴッ」

ん?

今躓いた石が少し動いた?


よーく見ると・・

[プチゴーレムLv1]

あっ・・この岩モンスターだった・・


よく見ると・・・体がほとんど地面に埋もれていて

出てるのは頭の一部だけみたいだ


「ゴゴゴッ」

動いて出ようとするが・・


体が地面に埋まり過ぎて・・・出てこれないみたいだ・・

流石に僕でも(ただでさえ身長ちじんでるのに)掘り出せそうにないので

「ごめんねっ」

後ろ髪引かれながらもお別れして・・他のもふもふ・・じゃなくてモンスターを探していく


ここら辺は・・ちらちら小動物系モンスターを見かけるが

他にはほとんど目新しいモンスターが見つからない


ん?

よく見ると・・・あの岩陰にバスケットボールを半分に割ったくらいの亀が・・


あっちの木の上に枝と同じ色をした蛇が・・


あの草むら・・・それ自体[リーフLv1]と言うモンスターだった・・


そーして・・・気になる木を見つけたので近づくと

「カサカサ」

風もないのに葉っぱが揺れた・・そしてゆっくり枝が自分に絡みついてくる


「あぶなーい」

いきなり後ろから声が聞こえ・・

数人の男女が近寄ってきた・・・


「大丈夫ですよ・・・ここのモンスターは危害を加えてこないんで」

そう・・この木は[プチトレントLv1]


一メートルくらいの木の姿をしたモンスターだった・・


「あっ・・そーだった・・」

「びっくりしたーー」

「もんすたーだったんだ」

などと・・4人ほどの人が心配してくれた


「それにしてもよくモンスターだって気がついたね」

「普通の木かと思ってた」


「なんかここら辺のモンスターって擬態してるのが多いみたいで」

「そーとわかって見ると、色々見つけられるんですよ」

ヘェーーっと皆感心してくれる

「あそこの草むらもそのものが[リーフ]ってモンスターだし・・」

「向こうには[プチゴーレム]なんかも埋まってたよ」

と言ったとたん・・


一人の男性が・・いきなり両手で肩を掴んで揺らしてきて

「エェェェーーっ・・・それどこにいる」

「ちょっとまった、ちょっとまったーー」

興奮した男性を皆で剥がしてくれて・・・

「ごめんごめん・・・ちょっと興奮してしまった・・・」

ちょっと落ち着いた男性が・・

「前情報で・・ここにゴーレムがいるって情報がでててさっきからずっと探してたもんで」


「で・・・どこにいるのか教えてくれないか」

と両膝を付き手を合わして土下座のように頭を上下させて頼んでくる


「教えますから・・・落ち着いて」

男性・・イワンさんを落ち着かせて


「ここの岩です」

さっきの岩に近づくと

「ゴゴッ」

かすかに動いた

「うわっ・・こんなとこにいた・・・というか・・埋まってる?」

「これは見つからないは・・・」

「これは運営の悪意を感じる・・」


「僕も転びかけなかったら見つからなかったです」

そーいうと・・

「ぼく、大丈夫だった?」

「けがはない?」

などと心配してくれた・・・ほんといい人たちだ


・・・けど僕、こー見えて高校生なんだけど


一応・・大雑把に体のことをせつめいすると・・

「うわ・・・最近よく聞くけど・・ここまでの変化は初めてかも・・」

「そんだけ身長が下がって大丈夫?歩きにくくない?」

などと心配してくれた

「あははっ大丈夫です、最初はちょっとバランスおかしく感じたけどもう慣れました」


「それに前の持ち主は小学低学年の女の子だったみたいだから・・、性別が変わらなかっただけよかったです・・」

そう・・・キャラメイクでGMさんにスキャンしてもらってる時に見えたんだが・・

重なってたスキャンデーターは小学3年生くらいの女の子だった・・・

(輪郭くらいしか見えなかったが)

「それはそれで見たかったかも・・」

と・・ボソリと聞こえたが・・聞こえなかったことにして・・


「あ・・・あの・・このゴーレム捕まえていいかな? 」

そーだった

「どうぞ、どうぞ」

「本当にありがとーね」

そーいって、イワンさんが取り出した[捕獲石]を軽くゴーレムにくっつけると

ゴーレムが光り輝いて消えたと思ったら・・石が薄い茶色色に染まった

「本当にありがとう、俺は先に戻ってるね」

そー言って光とともに消えていった・・


「えっと・・私はあのリーフが気になるんだけどいいかな?」

と女性の一人が・・・

「あっ・・私はトレントが気になってて・・」

もう一人の女性も遠慮がちに言って来る

「どうぞどうぞ、僕は見つけただけだから・・欲しい人が捕まえればいいですよ」


そーいうと・・

「「ありがとーー」」

二人はそのまま急いで捕まえに行った

「じゃあ俺は・・・」

もう一人の男性があちこち見回して


「あそこの木の枝のとこに木の枝に擬態した蛇がいましたよ・・・あれ?」

そー言いかけたとたん


ちょっと離れた草むらの影から、うっすら黄色い毛並みの[ラット]がいた

(普通のラットは薄い茶色)

もふもふだし・・・

「僕はあの子にしようかな・・」

「おっ、レアかいいね」

そー言ってゆっくり近寄って・・・石を取り出し・・投げようとしたとたん


「ちょっとまったーーーーーーー」

いきなり横からすごい衝撃を受けて

僕は吹き飛んだ・・

「レアはっけーーーーん」

「ちょっとオマエ待て、それはこの子が先に見つけたんだろ」

「へへっ・・早いもん勝ちなんだよっ・・と」

あいつは・・たしか[ユージ]とか名乗ってた男だ


元から用意していた石を黄色いラットに投げて・・・当たった・・

「へへっ・・・レアゲットだぜ」

「おいこらまて・・」

「あばよっ・・てめえみたいなガキはそこらへんの雑魚がお似合いなんだよ」

と言いつつ光とともに消えていった・・


あれ?

僕の石はどこ行った?

あの男に吹き飛ばされた時(とび蹴りだった)

思わず手を離してしまい・・・明後日の方向に飛んで言ったのは見たんだけど・・


突然目の前に現れてた[迷惑行為を報告しますか]と言うウィンドが

男が消えたとともに消えたかと思ったら・・・





[モンスター捕獲に成功しました、戻りますか?]と言うウィンドが表示された


あれ?





はい・・・モンスターゲットしてました・・


どんな子かは、まだ謎です・・・


どんな子かの予想はお受けいたしております(ぉぃw


どんな子にするかはもうすでに決まっておりますw(変更はしません)

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