表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/63

30話 西のボス討伐作戦(暴走)

やっぱ体調が悪いとロクなのが書けないですね

もしかしたら前の話は書き直すかも


気が向いたらですが

「きゅっきゅきゅーー!」


現在ユエさん達四人とPTを組み、合計五人で西のボスに挑む事に


そして今は西のボスの元に向かう為、皆それぞれのパートナーを呼び出しボスの元に向かってるのだが


「きゅーーききゅーーっ」


出て来るモンスター全て、他のパートナーが反応する前にパールによって

サーチ&デストロイされてしまっている



「えっと、なにこれ?」

「あはは、噂以上ね」

「可愛くて強い」

皆が観想を言う中ユエさんだけがポカンと口を開けたまま何も言葉に出せない


呼び出すパートナー間違えたかもしれない


と言うことで、パールを戻して変わりにミドを呼んで

皆と協力して西の森のボスの前にたどり着いた


西のボス前は森の開けた広場前

何時もながらの立て看板が立てられていて

[この先、ヘビ出現注意]

と書かれている


準備している他のPTにに軽く挨拶しながら

僕達も軽く打ち合わせをして・・・


ここに来るまでの戦いを見て

ユエさんにはピョンタを下げてもらい

代わりに僕が取り巻き対策にパールを呼び出し


最終的には

僕がミドとパール、ユエさんはピョンキチ、キョウさんがモモモンガのモモを下げ変わりにウルフのトトを呼び出し、後チェリーさんとスノーさんは変わらずブーちゃん([ブーちゃん]までが名前)とリル

の六匹で挑む事になった


まあ、戦闘中でも交代はいつでもできるし

なるようになれの勢いで挑む事になった


「れっつごー!!」

チェリーさんの合図とともに看板の先に足を踏み入れると


少し広めの広場の中心に

何かうごめく2メートルくらいの丸い塊が・・・


よく見るとそれは、複数の蛇が寄り集まって玉のようになっている

よく見ると細いヘビに混ざってひときは太いへぴの胴体も見える



僕達が近寄ると数匹の蛇がこっちを威嚇してきて

そのままヘビ玉から出て来て襲い掛かってきた


数は6匹


出て来たとたんに半分はパールによって首を落とされたが

「えっと、作戦通り戦闘開始で」

「がんがんいこうぜ」

「チェリーそれ別ゲーム」

と言うことで戦闘開始


西のボス、ジャイアントパイソンは東のウルフリーダーとは違い倒された取り巻きの補充はしないらしい


その代り、最初にいる取り巻きの[スネークLv8]を全部倒さないとボスのパイソンと戦うことができないそうだ

掲示板によるとその時で微妙に数が違うらしいが、大体30匹前後はいるらしい


普通はヘビ玉から出て来たヘビを順番に倒すのが普通のはずなんだが


「ブーちゃん行っちゃえーー!!」

何を考えたかチェリーさんはボアのブーちゃんをあのヘビ玉に突進させた

あっ その背中にはちゃっかりパールが乗っかってるし

「チェリー、いきなり突っ込ませ過ぎーー」


ドカーーン


ブーちゃんの一撃が当たったヘビ玉はそのまま軽く吹き飛び後ろにあった木にぶつかり


玉がバラけた


もしかして、ぶーちゃんと言うかボアも[重撃]持ってたりするのかな?


チェリーさんに確認するとブーちゃんがボアに進化したときに新しく[重撃]を覚えたらしい



玉からバラけて散らばったヘビたちが一斉にブーちゃんに襲いかかろうとするが


一度走り出したら止まらないボアのスピードにはついて行けずブーちゃんの姿を目で追っている間に

いつの間にか降りてたパールによってあっさりと首を落とされていく


これはスネークたちの全滅も早いかもしれない(他のメンバーも順調にスネークを倒して行ってる)


と言ってる間に、スネーク全滅


それを見たジャイアントパイソンがゆっくり動き出した


全長は4メートルくらい、しかし太さは大人の男性の拳を二つ重ねたくらいの太さしかない

外国に行けばそれくらいの蛇はリアルでいそうだ(世界最長の蛇は9.9メートルらしい)


どこがジャイアントかわからないが最初のボスだしまあいいか


掲示板によると、ジャイアントパイソン一番の攻撃は

巻き付き攻撃で一度巻きつかれたら死ぬまで離してくれないそうだ

後は小型モンスター限定で飲み込みのするらしい・・・それも飲み込まれたら最後らしい

しかしそれ以外は体当たりと尻尾攻撃位しかないという話だ


順調にパイソンに攻撃をしていくなか

やっぱヘビだけに寒さには弱いのか、冷気の属性を持つスノーさんのホワイトウルフ[リル]の攻撃をくらうと目に見えて動きが鈍くなっている



皆でいっせいに攻撃をして、パイソンのHPも残り僅かになった途端

いきなりパイソンがパートナー達を無視してこっちを見たと思った瞬間

いきなりパートナー達の隙間をすり抜けこっちに特攻を仕掛けてくる


これが噂の最終特攻か、確かにウルフリーダーも最後はこっちに特攻してきたっけ


しかし特攻しようとパイソンが抜け出した瞬間

まだ走り回っていたブーちゃんのひき逃げアタックを喰らい吹き飛んだ先に


あっ、ミドが待ってましたと言うがの如く両腕を高らかに上げか待ち構えて・・・


一撃!!


見事吹き飛んだ勢いをそのままミドの爪が見事急所に当たり・・しかも[重撃]のオマケ付き


吹き飛んだパイソンの首が見事90度曲がってるけど平気かな?


ボスパイソンのHPも見事吹き飛ぶ



ジャイアントパイソンもウルフの時と同じくムクッと立ち上がり何もなかったかのように森の中に逃げていこうとするのはいいが


逃げたパイソンの首、ミドの一撃で折れたままなんだけど大丈夫かな?


首を90度曲げたままのパイソンがそのまま森の中に逃げていき、姿が見えなくなったかと思ったら


広場の奥の道から

「今の内だ早くこっちに来い」

レンジャー風の警備員の人が姿を現して、集落まで案内してくれた

「ここまでくれば平気だ、しかしあの大ヘビを退けてくれたとはありがたい」

礼を言う警備員を軽く無視して村の方を見渡すと


村の所々に加工した木材がいくつも立てかけられておりその周りにはいろんな種類の斧や鉈

、かなづちや釘、カンナなど木工や大工道具などの姿も見える

この集落はそういう集落なのかもしれない


その集落の奥にひときは高く太い木が見えその木のふもとに建てられてる建物が村長さんの家らしい


とりあえず、警備員さんの話も終わり村の門をくぐった途端

「村にたどり着いた、コレで終わり解散!!」

スノーさんがもう限界だといわんばかりにそう言ってきた

「ゆーき!!」

「でもでも」

よく見るとスノーさんの顔が少し赤くなって来てる

体調の限界なのかな?


それを見たキョウさんが

「レンくんごめんね、雪も限界みたいだしコレで解散でいいかな?」

「僕はそれでいいですよ」

「そんなーーー」

チェリーさんは残念そうにしてるが、スノーさんが限界なら仕方ない


「じゃあ、今日はありがとうございました」

そう挨拶して皆と別れ



一通り村を探索すると


「おっ、レンもこっちにこられるようになったんだ」

そこにいたのは、前回分かれてから一度も会ってなかった親友の[アインス]だった

「アインも来られる様になったんだ」

「おう、ボス前の臨時PTに混ぜてもらってな少し前にたどり着いたとこだ、お前も臨時に混ざったんか?」

「いや、僕は西を歩いてたら偶然合ったキョウさんチェリーさん、あと二人のリア友二人に会って5人でボス狩りをしたんだ」

「へぇー、チェリーさん達の知り合いというとやっぱ美人か?」

「うん、ジローがいたら確実に騒ぐな、それにその中の一人は巌おじさんの娘さんだよ」

「えっ、確か雪ちゃんだっけ?お前知ってたっけ?」

「僕は小学生の時に何度かあったくらいだけど、ハジメは雪さんの事知ってたんだ」

「ああ、うちの母さんが向こうのおばさんと仕事ガラ親しいからな、それでたまに見かけてた」

ああ、たしかにハジメのおばさんと雪さんのおばさんはよく一緒仕事するらしいかな知っててもおかしく無いか

「というか、おばさんまた何時ものあれが?」

「ああ・・いつものあれは健在だ」

あはは・・・

まぁ、その話は置いておいて


「で、アインはこれからどうするんだ?」

「俺は一応村を一通り回ったしどうしようか悩んでるとこだ、でお前は?」

「僕も同じく村も回ったしどうしようか悩んでた、よかったら塔に行ってみたい所だけど」

さっきのボス戦は雑魚はほとんどパールが倒したおかげかあまり回復薬を使うことなく倒すことができた

(キョウさんとユエさんが回復魔法を使ってくれたおかげでもあるけど)


「塔か、情報だとこっちの塔はまだたどり着いたやつが一人もいないらしいな」

「それ僕も見た、何かベアが大量に沸いて、通れないとか」

「ああ・・・だからどうするか悩んでたんだ」

「僕が一緒に行こうか?」

「さすが二人でもあのベアの大群をすり抜けるのは・・・ってあれか」

「うん、あれ」

「あーーー、うん、確かに行けそうだけどなーー  また寄生になるのか」

「あはは」

そう、あの塔までの道を・・・あのベアの中をすり抜ける方法は


やっぱり、パール大暴走w

あれなら、敵の強さなんて関係ない


確かに究極の反則ともいえなくもないけど


最初にパールの暴走で自分のレベルを上げてしまったアインはちょっとトラウマになってるみたいだ


結局塔の誘惑には勝てなかったらしく

しょうがないようなといった感じで結局塔を目指すことになった


アインとPTを組み塔があると言う村長の家の裏側に行ってみると

集落の裏門の前で塔の方をずっと見つめている一人の女性の姿が・・・


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] ストーリー展開はいつも楽しく読ませて頂いております。 [気になる点] 敵の名称がキャラクターの会話ならそれぞれの個性があるので蛇、ヘビ、スネークなど呼び方が、さまざまなのは良いとしても、説…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ