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23話 ミドの実力と珍味を探せ!!

翌日


目が覚めたら、マクラの横にプレゼントが・・・

ある訳なくw


代わりに残業で帰るのが遅くなった父からの手紙が

(父が家に帰る前に寝てしまった)

なになに?昨日お金使いすぎたんだろう、無駄遣いするなよ・・・と

おっ、お金も入ってるラッキー

昨日、ちょっと見栄を張りすぎて[無限城]でお金使いすぎて年末どうしようか悩んでたとこだったから助かる


コレで正月用のおせちの材料を買える


仕事に出かける前の父に会ったので軽く会話をして礼を言って


父と自分の朝ごはんを作って食べ

父はそのまま仕事に出かけてしまった

(年末だというのに忙しそうだ)


さて、掃除、洗濯その他用事を済ませ


ゲームにログイン


昨日はベアのミドを仲間にして落ちたので

軽くステータスをチェック


名前:ミド


種族:ベア


性別:♂


Lv:6


HP:35


MP:5


筋力 30


防御 18


器用 8


素早 12


知力 3


運  7


スキル:[爪Lv1][重撃Lv1]


マスター:レン


うん

なかなかの強さだ

スキルは[爪]と[重撃:たまに敵を後方に弾き飛ばす]の二つか


ちなみに今のパールは


名前:パール


種族:ボーパルラビット


性別:♀ 


Lv:8


HP:20


MP:12


筋力 9


防御 5


器用 12


素早 45


知力 6


運  9


スキル:[索敵Lv8][跳躍Lv6][必殺Lv5][暗殺Lv8]


マスター:レン


こう見ると、パールの素早さの異常さがよくわかる





ミドはこのままでも十分強いのはわかった


後は実際に戦ってみて、強さを確かめたほうがいい

これからの戦略や、他の子達との連携の仕方も考えないと


丁度町にいるので、協会に行ってクエストを受けながらレベルアゲをしよう


クエストボードを確認すると


おっ、ベア捕獲が報告できそう


他には・・・採取系クエは

あーー、昨日全部買い取ってもらってしまったから報告できないや


他にも見てみたが


ん?


町の依頼クエで気になるクエが


[珍味を探せ:報酬500G ????]

なになに?この町の近くで取れる5ツの珍味を探して欲しいというクエらしい


たぶん、昨日売ってしまった、蜂の子や猿の脳みそとかだろう


面白そうなので受けてみる


何々?


[熊の手][猿の脳みそ][蜂の子][ブルーチーズ][カエルの肝]を【沈黙のヒツジ亭】の[アビ]さんに納品する


・・・・何に使うつもりかわからないが


よく考えると意外と面倒なクエかも


熊の手は西のベア

猿の脳みそは同じく西のエイプ

蜂の子は東のキラービー

カエルの肝はたぶん南のフロッグ

それを考えるとブルーチーズは北のモンスターが落とすと思うのだが


このクエをクリアーする為には東西南北全てのエリアに行かなくてはならない


これは、蜂の子と猿の脳みそ、熊の手を買い取ってもらわなければよかった・・・


まあ・・ついでに


ベア討伐

エイプ討伐

キラービー討伐

フロッグ討伐

を受けておく


じゃあ、まずは西かな?




「召喚:ミド、メリー」


西の門を出てミドとメリーを呼び出し(パールを出してしまうとミドが戦う前に殲滅してしまうから)


門の近くで軽く戦ってもらうが


うわっ


流石ベア、パールとは違って力のみで一撃でラットを倒していく


あっ


ついでにコレをつけておこうかな?


ミドにこの前作った[スキル石:必殺]を使っておく


そしてそのまま奥に進むと


エイプ発見


木の上からミドに向かって襲い掛かってくる



ミドは少し横にずれそのままカウンター気味に爪で一撃!!


あれ?


エイプの首がありえない方向に曲がり、そのまま後方の木の上にいた別のエイプにぶつかり

二匹とも倒した


これは[爪][重撃][必殺]が同時に発動したのかも


ミドの[爪]がエイプの急所[必殺]にあたり[重撃]の効果で吹き飛んだと

そしてその勢いで別のエイプに当たり、落下ダメージを含めて倒したと



その後、森を歩いてエイプとディア、ベアを倒し(さすがにベアはパールに倒してもらった)

無事、[猿の脳みそ][熊の手]を手に入れた


次は東

さくっと蜂の子をゲット(ぉぃ)

ついでにハチミツも手に入れた


ブルーチーズは調べたらゴートがたまに落とすらしいので

北のゴートを倒してみる


あぶなっ


北の斜面を探索中


地面のモールを踏み潰しながら上空のアルバトロスを警戒していたら

いきなり崖の上からゴートが突進してきた


ここはほんと気が抜けない


あっ、パールが突進してくるゴートを踏み台にして上空を旋回していたアルバトロスの首を落とした


ゴートもミドの必殺が決まったみたいで一撃で首が折れた


メリーは相変わらず僕の横で待機中


そんなこんなあって・・・無事?ブルーチーズゲット

かなり臭そうだ


後は南か


よく考えたら、初日に石を拾って以来行ってなかった様な

敵も倒してなかったし


南に向かうと


前来た時は、門の近くしか行かなかったが


奥に進むと

川が複数格子状に枝分かれしており

どちらかというと池の中に複数の小島があるかのように見える

そこに幾つもの橋でつながっいてるような光景だ


モンスターも川の近くで[フロッグ]と[リザード]が日光浴してる


川の中に[クラブ]がいるのが見えるし

向こうにある泥水のたまりが[マッド]かな?


よく見ると、あちこちで他の人も戦ってる

リザードとフロッグは戦い始めると、川の中からどんどん仲間がでて来るみたいだ

なかなか苦戦している


自分も戦ってみよう


目当てはフロッグなので

そこら辺で日光浴しているフロッグに

「パール、ゴー!」


パールに攻撃してもらう


あれ?


一撃で倒さない?


パールの攻撃はフロッグの首に当たったがHPが2割ほどしか減ってない


ミドに攻撃してもらったが6割ほどのダメージ

もう一度パールの攻撃で倒したが


フロッグなかなか強い


後で調べたがフロッグを含めここらへんに出て来る敵は

急所隠しと言う特性を持ってる敵が多いらしい

これは、急所クリティカルを受けない特性で正にパールとの相性が最悪な特性だ

今後もそう言う敵がいっぱい出て来そうだ


フロッグと戦っていると次々リザート、クラブが襲い掛かって

(一匹倒したかとと思うと次の敵が襲い掛かってくる)


何とか[カエルの肝]あと[カニミソ]と言う新たな珍味もゲットw


全ての珍味をゲットしたので

さっさと報告


ミニマップに依頼者の場所が表示されてたのでそれを頼りに

東大通を少し入った所にある閉まっている宿屋兼食事所【沈黙のヒツジ亭】にたどり着いた

扉は開いてるので中に入り

「すいませーん、依頼の報告に着たんですが」

そう呼ぶと奥から、ちょっと恰幅のいいおばさんがでてきて

あの人が[アビ]さんらしい

「あらあら可愛いお坊ちゃんね、僕が私の依頼を受けてくれたの?」

「はい」

「じゃあ、集めるのが面倒だと思うけど・・・」

「これでいいいんですか?」

と言って、集めたアイテムを出すと

「あらら、もう集めてくれたんだ、ありがとね」

ついでに

「こんなのも手に入れたんですが」

とついでにカニミソも渡すと

「あーー、それもあったか、おばちゃん忘れてたよ、ほんと助かったわ」

思いっきり抱きついて来て背中をなんかいもたたかれた

「いたいですぅ・・・」

そう言うと

「あっと、ごめんねちょっと嬉しくてついね」

「これは報酬ね」

と言って渡されたのは

500Gと[初級回復薬☆3×5][赤ワイン☆4×3][丸パン☆3×3]


「あと、コレもあげるね」

追加で[スキル石:料理]も貰えた

やっぱ[カニミソ]を渡したのがよかったらしい

「ごめんね、今回りの村との連絡が取れなくなったり、ゲートが閉じてしまって向こうから食材が届かなくなっちゃって、今この町はものすごい食材不足なのよ」

「そーなんですか?」

「えぇ、特に、家の様な飲食店は東の村からの食材に頼りきってたから早く何とかしてもらわないとこっちが餓死しちゃうわよ」

だから回りの店も軒並み閉まってたのか


かなり重要な問題のようだ、これは早くあのボスウルフを倒さなくては

その後、おばさんにお礼を言って別れ


協会に行って他の依頼の報告


まだ[ベアの捕獲]の依頼をしてなかったのに気が付き報告

ミドを召喚すると、一気に周りが騒ぎ出した

またやらかしたかもしれない^^;


よく考えると、今の時点で最強といわれるベアを捕まえたんだ

騒がれても仕方ないかも



「おめでとうございます、レン様のランクがFランクに上がりました」

おっ、今のでランクが上がり


職業もテイマー候補から見習いテイマーに変わった


他の依頼の報告もして


ミドのレベルも7に上がったし

次何するか悩みながら協会の外にでると


噴水前で二人の男性が言い争ってた


「だから、もう一つレベルあげれば進化するからそれからでいいじゃん」

「でも進化した直後だとレベル1に戻っちゃうし、ステータス下がる」

「そこからレベルアゲしなおしたって遅くないって、最終的には進化したほうが強いって」

「それじゃあ時間かかりすぎる、進化するとレベルが上がるの遅くなるし、それなら今のうちに行ったほうが早いって」

「それにお前のモンスター攻撃に向いてないし」

「うっ」

「こっちの攻撃だけじゃウルフリーダーまでたどり着けないって」


「ううっ・・・それは」

その男性は、と不意に周りを見渡し


目が合った

「あれ?そこにいるの、ショタ君じゃなくて・・・レン君じゃないか」


男性からもショタと呼ばれた・・・


あれ、よく見ると話し合ってた二人のうち一人は


初日にプチゴーレムをゲットした[イワン]さんだった


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