表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/63

1話 プロローグは失恋とともに

前作を放置したまま、書き始めてしまいました(後悔はしてない)

この作品は前の作品の未来の話になります

もしかしたら・・まだ前の作品に登場してない設定もでてくるかもしれませんが無視してください(ぉぃw

「ごめんなさい」


僕こと、〔ひいらぎ れん〕は冬休みに入る最後の日の放課後


クラスメイトの〔双葉ふたば さくら〕に告白して見事にフラレタ・・・


彼女の口から「もうちょっと小さかったらよかったのに・・・」と言う言葉がつぶやかれたのは聞こえなかった・・・


「残念だったな、それにしても流石双葉さんだな・・数多くの男子生徒が挑んでは敗れ続けてるだけはある」

そういったのは、幼稚園からの腐れ縁の親友〔蓼丸たでまる はじめ


双葉 桜さんは、容姿端麗でありながら、そんなことを感じさせない明るい性格でどちらかというと八方美人と言うか・・クラスでも男女ともに誰とでも仲良くなるが、

恋愛関係となると・・誰も告白を成功させた人はいない・・・


僕もその一人になった・・・


「ごめんね、桜はあー見えて、ちょっと好みがかなり変わってるというか、歪んでるから・・・」


歪んでるって・・・・


そーいうのは、双葉さんの親友〔四月一日わたぬき ひびき〕さんだ


「さすが高嶺の花といわれるだけあるよな・・何人切りしてるんだろ・・・」

「私が知ってるだけで柊君で丁度100人目ね」

「おー流石」


「でも、柊君でもダメだったか、やっぱり身長かな?  顔は問題ないと思うんだけど・・・」

「ん?」

「なんでもない、なんでもない」

四月一日さんがコッソリそーつぶやいた・・・










気を取り直して・・・


学校が終わった帰り道


「そーいえば、蓮は〔モンスター・オブ・フォーチュン〕は手に入ったのか?」

「あーもちろんゲットしたよ」

「いいなー、俺はだめだった・・ベータから応募してたのに手に入らなかった・・」

〔モンスター・オブ・フォーチュン〕とは・・

この夏に発売されたVRゲーム機[Nemesis]のこの冬の新作RPGゲームの一つで

明日正規オープンを迎えるVRMMOだ


最大の特徴は、職業が決められない・・


・・・というか、職業は一つしかない


その職業はテイマー


そう、このゲームは全員テイマーとなってモンスターをテイムし、一緒にコミュニケーションお取りながら一緒に冒険をするという、今までありそうでなかったRPGでそのモンスター一匹一匹がまるで生きてるかのようななめらかな動きや反応をすると話題になっている


ペットを飼いたいけどアパート暮らしだったり、家族が動物アレルギーだったり、家が飲食店を経営してたりしてる人にとっては、正に祝音とも言えるソフトなのだ(ぇ?


「初回限定二万本だったから・・・しかもベータ勢優先だし・・・」


「でも、もう第二陣の予約は募集してるんだよね?」

「ああ、もうすでに予約はしてる」


「今度こそ買えるといいね・・」

「ああ、先にやっててくれ・・手に入ったらすぐに追いついてみせるよ」

「待ってるよ」


しょっぱなから主人公は振られてしまいました。

そして・・まだゲームすら始まってない・・



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ