魔導書
弟子:師匠ぉ、そろそろ魔導書の読み方を教えてくださいよぉ~。
師匠:お!もう魔導書を読みたくなったのか、
もう少し体に馴染ませてからの方がいいのではないか?
弟子:馴染ませるって、毎日ラジオ体操しているだけじゃないですか。
師匠:バカじゃなぁ~、魔導書の読み方なぞ、恐ろしくつまらないぞ。
それよりもだな、使えそうな呪文をスクロールにしてダンジョンにいった方が面白い。
弟子:その使えそうな呪文というやつが、魔導書読まないと分からないじゃないですか。
師匠:う~ん、それもそうじゃな・・・だが恐ろしくつまらないぞ。
弟子:いいから、はやくやってください。
師匠:ウォッホン!
弟子:それは、なんの呪文ですか?
師匠:ただの咳払いじゃ、では始めるぞ。
まずは、魔法文字が読めないと話にならん。
아:あ
이:い
우:う
으:う
에:え
애:え
오:お
어:お
師匠:これが基本じゃ。
弟子:ええ!なんですかこれ!「う」「え」「お」が2個あるじゃないですか。
師匠:そうじゃな、この国だと「う」「え」「お」の発音は1つじゃが、魔法語だと2個あるのじゃ。
ちなみに、우は口を少し尖らせた「う」で、으は口を横に広げて「う」と発音するんじゃ。
에は普通に「え」、애は口を広くして「え」、오は尖らせた「お」、어は広げた「お」じゃ。
아:あ
이:い
우:う:尖らす
으:う:横に広げる
에:え
애:え:広げる
오:お:尖らす
어:お:広げる
師匠:まぁ、なれんと違いがわからんがな。あとは・・・。
야:や
유:ゆ
예:いぇ
얘:いぇ:広げる
요:よ:尖らす
여:よ:広げる
弟子:はぁ・・・。(本当に恐ろしくつまらんなぁ・・・)
와:わ
워:うぉ:尖らす
위:うぃ:尖らす
의:うぃ:横に広げる
왜、외、웨:うぇ:尖らす
師匠:왜、외、웨(うぇ)の3個はどれも同じ発音として覚えればよい。
まぁ、一見難しそうじゃが、○と組合わさる棒の形で発音がわかる。
와(わ)なぞ、오(お)と아(あ)の組み合わせで、おあ、おあ、わ、じゃ。
워(うぉ)は우(う)と어(お)で、うぉ。
위(うぃ)は우(う)と이(い)で、うぃ。
簡単じゃろ。
弟子:오(お)と이(い)で외(うぇ)ってのが納得いきませんが・・・。
師匠:・・・なかには、ちょっと変わったものもある。
つづく