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誘拐の真実

 私と小林君は顔を見合わせ、ぽかんと口を開けたまま、しばらくは言葉も出ませんでした。

「一体、これは」

 警部は訳が分からずに首を傾げています。

「あったのです、死体が、この部屋に。そこの床の上に。ついさっきまで」

「そうです! 怪しい奴を窓から見つけた時、僕はその死体を調べていたのです」

 私も小林君もすっかり動天し、しどろもどろになって説明しました。そんな私達を、警部は訝しげに見つめています。

「つまり、死体が消えてしまった、という事ですか」

「は、はい。でも、そんなはずは……」

「僕達、確かに見たんです」

 まあまあ、と、明智探偵が手を上げて私達を窘めました。

「何も、貴方がたが嘘をついているなどと言っていませんよ」

 果たしてそうでしょうか。波越警部と明智探偵の瞳のうちにはどこか、私達を信用していない雰囲気がありました。

「……ところでお二人はこんな時間に、書斎で何をしていたのです?」

 しまった。明智探偵の質問に、私はハッと息を飲みました。死体を見て気が動天していたのです。どうしたものか。私がなんとか言い逃れしようと口を開いたのより一瞬早く、小林君が答えました。

「……昼間あんな騒ぎがあったものですから、僕達、どうにも神経が高ぶって眠れなくて。和馬君の部屋で遅くまで話し込んでいたんです。それで、寝床に入る前に何か気の紛れる読み物でも、と、二人して書斎に来たのです」

 小林君の咄嗟の気転に内心感心しつつ、私も、

「そ、そうなんです」

 と調子を合わせました。

「そうでしたか……」

 まるで独り言の様に呟いた明智探偵の表情からは、信じてもらえたのかどうか、窺い知る事は出来ませんでしたが。

「いずれにしても、怪しい侵入者だけでなく、死体も部下達に探させましょう」

 波越警部はそう言って、部下達に指示を出すため、明智探偵と共に慌ただしく書斎を出て行きました。

 その後邸内がくまなく調べられ、私と小林君も手分けして巡査達に協力しましたが、怪しい侵入者も書生の死体もとうとう発見されませんでした。死体が実はまだ室内に隠されているのではないかと、書斎はそれこそ床板や天上板までも剥がす勢いで徹底的に調べられました。しかし元より隠れられるような場所も無く、結局巡査達の無駄骨に終わったのです。

 夜明けが近い頃、私と小林君はすっかり疲れ果て、居間の長椅子に身体を投げ出しました。

「一体、どうなっているんだ。訳が分からない」

 狐につままれた、とは正にこの様な事を言うのでしょう。それとも私達は夢でも見たのでしょうか。小林君も、その怜悧な頭脳を懸命に働かせている様子でした。

「うん。僕も邸内を探している間中考えていたんだが、どうにも腑に落ちない。僕達が部屋を飛び出した後に誰かが死体を運び出したのだろうが、僕達が戻ってくるまで、時間にしておそらく十分かそこらだったろう。人間の死体なんてそう簡単に運べるものじゃない。これだけの短時間で、死体をどこへ、どうやって運んだのか……」

「うん」

「それに後で聞いて分かった事だが、僕は書斎の窓から出て正門の方向に走った。逆側の裏門の方向には、家の角を曲がった所で巡査が見張りに立っていたのだ。逃げた人物がどちらとも鉢合わせしなかったのは妙だ」

「君が窓の外に見た人影と、死体を隠した人物とは別人だろうか。そうだとすると、そいつらは仲間なのだろうか」

「もし別人なら、そうだろう。だが、逃げた人物はどこかに素早く隠れて僕の追跡をやり過ごし、君が外に出たのを見計らって書斎に戻り、死体を隠したという可能性もある」

「しかし、何故書生を」

「うん……」

 小林君はいつもの癖で、細い顎に手を当てて考えこみました。

「誰が書生を殺して、どこに死体を運んだか。何の為に。それも重大な問題だが、今、もう一つ重要な事がある」

「えっ」

「これで、書生は誘拐犯ではないという可能性が高くなったのだ。誘拐の犯人が殺されて死体が隠されているなんて、どうにもおかしな話だからね。仮に誘拐犯は書生だったとしても、それ以外の何者か、殺人犯――この『椅子人間』なる謎の人物が存在するのだ。そして……」

「僕が最も疑わしいという事だね」

 私は愕然として言葉を繋ぎました。

 元々、書生以外では私が最有力容疑者だったものが、その書生が殺されたのです。しかも今度も私は、一番最後に書生の死体を見た人間なのです。短い時間に死体を隠す機会があったのは、私だけでしょう。誰が考えても、今やこの私こそが一番疑わしい人物です。今度こそ私は警察に拘束されるかもしれません。あらぬ疑いをかけられぬよう椅子を始末しようとしたのに、何故か、もがけばもがくほど深みに嵌ってゆくようです。

 しかし私自身は、自分のした事では無いと知っているのです。では、誰が。死体を家の外に運び出すのは難しい状況でした。死体はまだ家の中に隠されているのではという考えを、私は否定出来ませんでした。そして、もしそうなら……。小林君はあえて言いませんが、犯人は、やはり……。

「小林君」

 私は黙ったまま考え込んでいる小林君に、力無く声をかけました。

「何だい」

「……改めて、君にお願いしたいのだ。もうしばらく我が家に滞在して、僕についていてくれないだろうか。僕はもう、誰を、何を信じれば良いのか分からないんだ……」

 私は頭を抱えこみ、顔を伏せました。だから、その時の小林君の表情を見なかったのです。嗚呼、もし見ていたとしたら、私は……。

 小林君の手が、私の肩を柔らかく叩きました。

「当たり前じゃないか。つまらない遠慮などするものじゃないよ。僕達は親友同士だろう」

 その手には、言葉には、力強さがこもっていました。


 ほんの二、三数時間ばかり横になったものの、殆ど眠れないままに私は目を覚ましました。そのまま寝床に潜り込んでいるのも落ち着かず、結局、身支度を整えて階下の居間に降りてゆきました。

 居間に入るなり、どきりとして私は思わず足を止めました。兄と和明君が既に起きていて、お茶を飲みながら深刻な様子で話し込んでいます。兄はともかく和明君がこんな早起きをしているなど、前代未聞の事です。

 私は努めて平静に、二人に話し掛けました。

「お早うございます、兄さん。お聞きになりましたか、昨夜の事」

「ああ、ついさっき波越警部から聞いた。今、和明君とその話をしていたところだ」

 兄の目の下には、真っ青な隈が出来ています。兄も父と同じで、あまり感情を表に出すたちではありませんが、内心ではそれ程までに和華子さんを想っていたのでしょうか。そして、このような兄の様子が芝居だなどと、私には到底思えないのです。

 その時でした。扉がけたたましい音を立てて開き、小早川男爵夫妻が飛び込んで来たのです。

「ああ、お早うございます、」

「ああ、和真さん! 私達、どうしたら良いのでしょう」

 取り乱した様子の男爵夫人が、部屋に入るか入らないかのうちにそう叫びました。そして、私の胸に飛び込まんばかりの勢いで駆け寄って来たのです。私がすっかり仰天していると、男爵夫妻の後から私の両親も居間に入って来ましたが、四人共揃いも揃って青ざめた顔をしているのです。どうやらひどく動揺している様子です。小早川男爵が夫人をどうにかなだめて落ち着かせ、長椅子に掛けさせました。そして、厳しい表情を私に向けました。

「和真君、君はあの書生の件を知っていたと、言っていたそうだが……」

「ええ、まあ」

 急に和華子さんの醜聞が持ち出され、私は気まずく顔を伏せました。

「では、今起こっている事態がどういう事かも、知っているのかね。先程波越警部から昨夜の件を聞いたのだ。書生の死体が見つかったと」

「ええ、そうです」

「それで慌てて人をやって、先方に連絡させた。そうしたら、和華子が今朝になっても現れないという返事なのだ」

「は、それはどういう? 先方とは?」

 私は面食らいました。

「だから、和華子がいなくなってしまったのだ」

 小早川男爵はじれったそうに言いました。しかし私には、男爵の言わんとする事がさっぱり飲み込めません。そう、和華子さんがいなくなった。

「ですからこうして警察の方や明智先生が、誘拐犯を捕まえるために尽力して下さっているじゃありませんか」

 私がそう答えると、四人は互いに顔を見合わせました。男爵が、恐る恐るといった口調で、もう一度私に尋ねます。

「君は、あの書生の件を知っていたんじゃないのか」

「ええ。ですから、和華子さんと書生が親密な仲になっていた事でしょう。知っていました」

 小早川男爵の顔に、驚愕の色が浮かびました。そして彼は、まるで全身の力が抜けてしまったようによろめいて、手近の椅子に身体を投げ出したのです。

「ああ、そういう事だったのか。私達は大変な勘違いをしていたのだ」

 男爵は頭を抱えこみました。父は言葉を失ったかのように立ち尽くしています。そして母と男爵夫人は、目に涙すら浮かべ、私の顔を凝視しているのです。

「一体、どうしたと言うのです」

 私は四人に詰め寄りました。

「和真さん。あれは……、誘拐は……! いえ、誘拐なんて本当は無かったのです。狂言だったのです! 私達と和華子で仕組んだ、狂言誘拐だったのです!」

 男爵夫人が叫びました。


「では、お話を整理させて頂きましょう」

 厳しい顔で咳払いをすると、波越警部は調書をとった用紙を睨みつけました。傍には明智探偵が、感情を表さない涼やかな表情で腕組みをしています。私の隣には小林君が座り、その他、部屋には二家族の全員が揃っていました。

 警部は淡々と、小早川男爵夫人の供述の要点を繰り返しました。

「小早川男爵夫人には、その……、ある内密の個人的ご事情があり、書生はどのようにしてかは不明だが、それを嗅ぎつけて夫人を恐喝した。夫人はご夫君と伯爵夫妻に相談し、書生に言われるままに金を支払った。しかしその後も書生は家に居座り続け、さらに金をせびった。和華子さんは以前からその『内密の事情』をご存知だったので、夫人は和華子さんにも強請の件を話した所、和華子さんが狂言誘拐を考え出した」

「はい。そうです」

 波越警部の責めるような口ぶりに、男爵夫人はうなだれて答えました。確かに波越警部にしてみれば、大変腹立たしい事態でしょうが。

「和華子は家を抜け出して知り合いの別荘に一時身を隠し、私が、和華子が誘拐されたと騒いで警察を呼ぶという計画でした。あの書生は元々身元の怪しい男ですし、強請をする位ですから、警察が探れば他にも一つや二つ後ろ暗い所が出てくるに違いない。だから我が家でこんな事件が起こって警官が出入りするようになれば、強請どころではなくなってさっさと逃げ出してしまうだろう。そうでなくとも私が、彼と和華子が親密な仲だったと証言して彼に容疑が向くようにすれば、遅かれ早かれ逃げ出すだろう。和華子はそう考えたんです」

「なんとまあ。和華子さんというお嬢さんは、大した知恵者ですな。それにしても、どうして強請の事を警察に相談して下さらなかったのです」

「申し訳ありません。どうしても、表沙汰にしたくない事情があったのです」

「それはお察ししますが……。そのご事情とやらを、今お話頂く訳には参りませんか」

「いいえ、それは出来ません」

 夫人はきっぱりと、波越警部を撥ね付けました。波越警部は溜息混じりに呟きます。

「まあ、そうでしょうな」

「本当に申し訳ありません。まさかこんな大事になるとは考えていなかったのです。警察に連絡しても、せいぜい巡査の方が一人か二人やって来る程度だと」

 男爵は、警部と明智探偵に向かって深々と頭を下げました。

「あ、いや、男爵。そのような……」

 波越警部ほどの人でも、やはり華族の肩書には弱いとみえます。警部は男爵の態度に恐縮し、幾らか口調を柔らげてくれました。

「まあ、そのご事情とやらはひとまず置いておくとして。ええと、それで……。計画では、和華子さんは事前に書生と何度か手紙のやり取りをしておき、誘拐計画の当日は外で逢引しようと持ちかける。書生が待ち合わせに出掛けたのを確認し、自らも姿を消す。それで狂言誘拐は完璧のはずだった、と」

「はい。計画の日、遅くに帰宅した和真さんが誘拐の様子を証言したので、私達はてっきり、和華子が彼に協力を頼んだのだと勘違いしたのです」

 明智探偵が重々しく口を開きました。

「その日和華子さんはおそらく、計画を中止したのでしょうね。和真さんの証言では、書生は用事があって出掛けねばならないと和華子さんに言っていた。和華子さんはそう言われて、書生を逢引に誘い出せなくなった。それでその日は計画を実行するのを諦め、書斎での逢引を終えたのでしょう……」

「これで、男爵夫妻が妙に落ち着いていた理由が分かったね」

 小林君が小声で囁きました。確かに、狂言誘拐だと思い込んでいたからこそ、どこか危機感が薄かったのでしょう。

「しかし……。それならどうして彼は……」

 小林君がしかめ面しい表情でそう独り言を呟いた時、

「あまり酷いではないですか」

 兄の、怒りを押し殺した低い声が室内に響きました。

「和華子さんは和明君や和寿君にとっては大事な妹だし、僕にしたって、家族同然に思っています。その僕達がどれだけ心配したか」

 ふと見れば、兄の握りしめた拳が震えています。

「本当に、申し訳なかったわ」

 男爵夫人は項垂れました。しかし、

「もしその心配が無駄だったと怒れるのであれば……、めでたしめでたし、でしたがね」 

 という和寿君の皮肉で、一同はしんと鎮まり返りました。

「それで、和真さん、」

 波越警部が神妙な面持ちで私に尋ねました。

「あなたは狂言誘拐の事は何も知らず、本当に誘拐現場を目撃したのですね」

「はい」

「つまり狂言誘拐のはずが、何者かが本当に和華子さんを誘拐した」

 家族は互いに顔を見合わせました。

 実に奇妙な話です。嘘から出た誠、とはまさにこの事でしょう。

「お話は良く分かりました。警察としてはこのまま引き続き、誘拐事件として捜査を進めますが……。本来であれば、こういった偽証は罪に問われる事もあるのですよ。どうか二度とこのような事の無いように」 

 波越警部はそう言って立ち上がり、明智探偵と共に部屋を出て行きました。

「ああ、和華子……、一体どうしてこんな事に……」

 男爵夫人が、ハンカチで目頭を抑えました。

「桃代、少し神経が参っているようだ。部屋に戻って休んだらどうかね」

 男爵は労るように、そっと夫人の肩に手を掛けました。

「ええ……。少し、失礼させていただきますわ」

 夫人はそう言って、席を立ちました。その時、小林君が私にそっと耳打ちしました。

「あの、おばさま」

 私は廊下に出た夫人にさりげ無く追いつくと、並んで歩きながら尋ねました。

「あの、和華子さんはどうして、おばさまのその『事情』を知っていたのでしょう。おばさまから打ち明けなすったのですか」

「いえ、違いますわ。その……、私がその『事情』で出掛けていた時に、偶然和華子に見つかってしまったんですの。それで、後で問いつめられて。そういう事でも無ければ、私からは決して話しませんでしたわ」

 夫人はそう仰って、歩き去りました。

「どうだったい」

 小林君が背後から私に追いついて、小声で囁きました。

「うん、君に言われた通りに聞いてみたよ」

 私が夫人の答をそのまま伝えると、

「ふうん」

 と、小林君は考え深げに首を傾げました。

「ねえ、小林君。君には、書生が婦人を恐喝したその『事情』が何なのか解っているだろうね」

「え?」

 彼の驚いた顔に、私の方がかえって驚きました。

「なんだ、君にも分からない事があるのだね。少し安心したな」

 思わず笑みがこぼれた私の顔を、彼はぽかんとした表情で眺めました。

「君の事だよ。それしか無いじゃないか」

「……なんだ。そんな事分かるものか。男爵夫人には、他にも後ろめたい秘密があるのかもしれない」

 小林君は、何だか不貞腐れたようにそっぽを向きました。

「夫人はそんな女性じゃないよ。はら、君は覚えているかい。例のあれを運んだ日、僕らは男爵夫人らしき人を見かけた」

「ああ、そう言えば……」

「今にして思えばあれは、『貰い子殺し集落』の近くだった。夫人は里子に出した君が、何かの手違いであんな所に貰われて行って、不幸な運命を辿ったのではと想像を逞しくしたのじゃないか。それで、宛ても無くあの集落付近を彷徨いていたのだろう」

「まさか。考え過ぎだよ」

「考え過ぎなものか。あの事件を新聞で読んだ母親達、何かの事情で我が子を手放した親は、皆同じ事を考えたに違いないよ。親というのは、そういうものじゃないかね。現にあの事件が新聞沙汰になった後、子供を里子に出した親達からの問い合わせが殺到したと言うよ」

「さあ、僕には分からないね」

 小林君は素っ気なく答えました。

「きっと夫人は何度も出掛けて行ったに違いないよ。そしてそれを、たまたま通りかかった和華子さんに見つかってしまったんだ」

 私の心は少しだけ軽くなっていました。何しろ、和華子さんの不貞の疑惑が今やすっかり晴れたのですから。しかし、

「ねえ君、安心するのはまだ早いよ」

 と、小林君は、私の心を見透かしたように言いました。

「謎がまた一つ増えたのだよ。和華子さんは何故そんな夜間に、あんな柄の良くない場所をうろついていたのかね」

「そ、それは……」

「実は、警察の聞き込みで出てきた事実なのだが」

 小林君は声を潜めました。

「和華子さんのご友人達から証言が出たのだが、和華子さんは夜半にちょくちょく家を抜けだしては、どこかに通っていたらしい」

「何だって。どこか、とは」

「それはご友人達も知らなかった。ただ和華子さん本人が何かの折に、そういった事を仄めかしたらしいのだ」

「そんな……」

 私は愕然としました。せっかく晴れた疑惑が、再び、雨雲のように私の心に広がりました。和華子さんにも、後ろめたい秘密があるのでしょうか。

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