迷宮突破 ♯.36
俺が進歩の雫を使って強化したスキルは≪基礎能力強化≫スキルだった。
それはこれまでの経験で最も自分の戦いに影響を与えていたスキルがこれだと感じたからの判断で、このスキルが新たに≪強化術≫に変わった今、この戦闘を通して確かな手応えを感じていることから間違いでは無かったのはずだ。
≪強化術≫になって新しく加わった特性が三つある。多重掛けと多種掛け、そして上書き。先の二つはそのまま一度に複数種の強化ができることを示し、上書きはこれまで有効時間が切れるまで新しく強化できなかったものがこれからは先に発動したものから上書きされてその都度適した強化が可能になるというものだった。
剣の世界へと景色を変えたこの場所で俺がアラドと互角以上に戦えているのはひとえにこのスキルがあるからだろう。
「どうしたァ。さっきまでの勢いはどこいった」
両の手で別々の剣を振るうアラドがいう。
「……くっ」
俺はというと繰り出される二刀の勢いに押され防戦一方になってしまっていた。
それでもアラドが振るうグリモアが喚び出した刀剣は俺の剣銃に当たる度に刃こぼれをおこし、その都度切れ味を損なわせている。これは専用武器とそうではない武器の差なのだろうか。
「オラァ!」
刀身までヒビの入った剣を思いっきり振り下ろす。
身を守るために水平に構えた剣銃に激突したその瞬間、アラドの持つ剣が大きな音を立てて真っ二つに折れた。
俺とアラドのキャラクターレベルにはまだ少し開きがある。
俺の方が低く、アラドの方が高い。
それはすなわち、アラドの方がパラメータが高いことを表し、対人戦になればレベルの低い方が苦戦を強いられることは必至だった。
レベルも高く、自分の持つ専用武器以外の武器も使用する。人の手も借り、自分だけのルールで戦うアラドの方が自分勝手であることは誰の目からも明らかだろう。それを俺がわりと平然と受け入れられているのは単純に他の事を考える余裕が俺にはないからか、それともアラドのこの戦い方がとても自然に、堂にいって見えたからだろうか。
出現した無数の剣はこの部屋に即席の闘技場を作り出していた。
長さも太さも大きさもバラバラな刀剣が天高く積み上げられて俺とアラドの姿を隠すその様は、まるでこの場所には俺とアラドの二人しかいないのではないかと錯覚させるほど。
「くっ、このままじゃ……」
そろそろ剣銃一本ではアラドの繰り出す二刀の攻撃を受け切れられなくなってきた。
アラドはどちらか片方の剣が壊れたとしても代わりになるものがに近くに無数にある。このままでは俺が追い詰められるのは時間の問題だった。
手数が足りないのなら別の何かで補うしか方法はない。そして、この場所で俺に残された方法とは、
「驚いたな。俺にも使うことができるのか」
咄嗟に引き抜いた剣はなんの問題もなくアラドの攻撃を受け止めていた。
グリモアが喚び出した刀剣はアラドのためだけのもの。だからこそ使えるのはアラドだけ。そう思っていたのがまさかただの思い込みだったとは。
「なんでも試してみるもんだな」
専用武器は持ち主以外はまともに性能を発揮させることができない。別の場所で手に入れた武器も所有者以外が扱ったとすれば専用武器と同じだなのだと思っていた。
グリモアは喚び出したと言っていたが、実質はストレージの中身を所有権を放棄してばら撒いたのと同じなのかもしれない。だからこそ俺にも剣を使うことができるのだろう。
「どうだ? これなら……対等だ!」
互いに両の手に二つの剣。
レベル差を埋めるための強化術。
後は、それぞれの地力が勝負を決める。
「上等ォ!」
右の剣と左の剣、左の剣と右の剣。互いに交差するように打ち合う姿はまるで踊っているかのよう。
俺がもしこの戦いを外から観戦していたとしてもこの光景に見惚れてしまっていたかもしれない。
≪強化術≫を施している限り、俺の攻撃力とスピードは一定の上昇を見込める。しかしそれは効果が消えるまでの僅かな時間に限られる。これまでの経験からするととっくに効果が切れてしまっていてもいいはずなのだが、いまだ効果が切れる予兆すら感じない。
スキルが≪強化術≫に変わったことで効果持続時間まで伸びたということか。
効果持続時間を検証する余裕など無い。それに何度も何度も≪強化術≫を掛け直すMPの余裕も無い。自分のスキルを信じ、戦いの最後まで効果が続くことを願うだけだ。
それにしても、とふと考える。こうして長い時間打ち合っていてもアラドが技を発動させる素振りすら見せないというのはどういうことだ。
二つの剣を自在に振るうその様子から剣での戦いにかなり手慣れているように感じる。だからといって初めに剣の類を専用武器に選んだということはないはず、選んでいたのならば右手と左手のどちらかの剣が専用武器であってもおかしくはないはずだ。そう、いまの俺のように。
専用武器ではないから技を使えない? ならば何故、専用武器以外で戦う?
「もしかして――」
仮にアラドが装備できる武器が両手に持つ二本の剣だけではないとすれば。
二つではなく、三つ、いや、四つだとすれば。
「……おい」
「あン」
「一つ答えろ。オマエの専用武器はその手甲なのか?」
グリモアが刀剣を喚び出す前と喚び出した後、そこに何らかの違いがあるとすれば。呼び出したグリモア本人の存在以外に切っ掛けがあるとすれば。それはあの時、左手にも装備した手甲の存在。
手甲が防具ではなく、武器なのだとしたら。
そう思い付いたまさにその時、俺はキャラクターエディットの武器選択画面の下の方に手甲が載っていたことを思い出した。
手甲が打撃系の武器だと思っていたから、まるで防具のようにして装備しているから、完全に見逃しまっていた。
「ほォ。よく気付いたな」
二本の剣を交差させるように鍔迫り合いをすると自然と近づくアラドの顔はどこか感心したように笑っている。
「正解だ。正解ついでにもういっこ教えてやるよ。俺の手甲の固有特性は名付けるなら≪侵蝕≫手甲をつけて持った武器のパラメータを手甲と同じにするってもンだ」
アラドのいう通りなのだとすれば、手甲が超至近距離武器であるにもかかわらず剣を持つことでそのリーチを延ばすことができるということ。
最初から剣を選んでおけば、と思わなくも無かったが、それは専用武器を手に入れてから判明した特性なのだろう。
俺の持つ剣銃のように。
さすがにこの数ヶ月ずっと剣銃を使って戦っていればいやでもその特性が解る。俺の持つ剣銃の特性、名付けるならばさしずめ≪魔力銃≫というところか。
実在の銃弾を撃ち出すのではなくMPを消費して銃弾とする。そのための技が≪リロード≫なのだ。
最初は何も解らずに使い難い武器だと思ったものだが、こうして使い続けていれば解る。実際に銃弾を込める手順が省略されているだけで随分と楽になったような気がする。
「いいのか? 俺にそんなこと教えて」
「別に構いやしねェよ。そンなことじゃなにも変わりやしねェ。そうだろ!」
どちらからというわけでもなく、相手を押し込むことで鍔迫り合いは終わった。
「そうだな。アンタも全部を言ってるわけじゃなさそうだし」
俺の言葉にアラドは口元だけを歪ませる。
仮にアラドの言うように手甲のパラメータがそのまま剣に反映されているのならばその脆弱さが説明できない。
俺の剣銃にもいえるように、専用武器というのは他の武器よりも幾分か丈夫に出来ているものだ。グリモアが喚び出したこの刀剣のようにポキポキと容易く折れるものではない。
「次っ!」
距離を取って俺は左手の、アラドは両手の剣を投げ棄て、近くにある別の剣を引き抜く。
同じように二本の剣を扱うようになって均衡していたこの戦闘も徐々に終わりに向かっていた。
相手の攻撃を防御して回避して、その間の僅かな隙を見つけては攻撃を命中させる。これを繰り返すことで大きなダメージを与えられなくても小さなダメージは蓄積される。そしてそれを証明するように、俺とアラドのHPは互いに半分近くまで減らされていた。
HPの回復などしている暇はない。コンソールを操作してポーションを取り出し使用するのに必要な時間は数十秒。ここまでHPが減らされていれば、この僅かな時間でもこの戦いを決定づかせる一撃を繰り出すことは俺にもアラドにも可能だ。
二人ともそれを分かっているからこそ攻撃の手を緩めることはない。
「ははっ」
自然と笑みがこぼれてきた。
これまで俺は何体ものモンスターと戦ってきた。その中には一撃で倒すことのできた雑魚モンスターも数人がかりでようやく倒すことのできたボスモンスターもいる。どの戦闘も楽しかった。現実では決して味わうことのできない緊張感と高揚感を感じることができたから。
けれどこの戦いはそれまでのどの戦闘とも違っていた。
モンスターは全て決められたプログラムに沿って攻撃をしていた。いくつものパターンが存在するためにに何度同じ敵と戦っても新鮮な戦いを経験することができると謳われていたのだが、実際は時折同じパターンの攻撃をしてくる。モンスターがプログラムで動く以上、これは避けられない。
この特性を逆手に取り、効率を求めるのならば出来るだけ同じ状況を作りだし、同じ行動を誘発させるものだと聞いた。
あえてそうしないのはバトルマニアだけで、そうできないのが初心者なのだとも。
モンスターの行動を学び、対処し、攻略する。
それがモンスターとの戦闘であり、このゲームの攻略法の一つだ。
けれど、対人戦は違う。
見慣れない攻撃。不規則な動き。完全には読み切れない思考。
不安定な要素すら考慮して自分の力を最大限発揮させる。それが勝利を手にするたった一つの道筋。
「……そろそろか」
一瞬、視線をグリモアが喚び出した刀剣で出来た闘技場に移しアラドが呟いた。
睨み合いの末、俺たちは三度剣を重ね合わせる。
永遠に感じる刹那の時の中で、俺の思考は加速する。
まるでスローモーションのように見えるアラドの剣撃を避け、左手の剣で防御し、一歩前へ踏み出す。
「――ぐっ――がぁッ!」
渾身の一撃を加える。そう思った瞬間、俺は地面に叩き伏せられていた。
何が起こった?
どうして俺は倒れている?
記憶に残っているのが一筋の閃光。白い光だけだ。
わけも分からず視線だけを動かして目の前に立つアラドを見ると、その手にはなにも持たれていないことに気が付いた。
そうなのだ。忘れてはならなかったのだ。アラドの使う本来の武器が両手で構えている替えのきく二振りの剣などではなく、両手に嵌められた手甲であることを。
「まだ、だ……」
追撃を加えられる前に、俺は剣銃を銃形態へと変形させてアラドが立っている場所に目掛けて発砲した。
たった二発の弾丸が与えられるダメージは危惧するほどではない。
けれど銃で撃たれるというのはどうしても恐怖を感じてしまうもので本能的に防御や回避してしまうものだ。
咄嗟にアラドは俺から離れ、新たに適当な剣を選び抜き構える。
痛みは直ぐに消える。それがこのゲームの良いところだ。どんなに痛みを負っても数秒後には元の状態へと戻る。それにゲーム内で感じる痛みは現実のそれの数十分の一。
立ち上がりゆっくりと呼吸を整える。
「……ふぅ」
俺のHPは大きく削られてしまった。
アラドは俺に手甲で攻撃する際に技を使っていたのだろう。あの白い光が技が発動した証のライトエフェクトだとするのならの話だが。
それでも、俺の勝ち筋はまだ残されているはずだ。
これからさき俺のHPが尽きる前に、アラドを倒すことが出来るのならば。
難しいことだ。出来ない可能性の方が高いだろう。けれど、それが諦めるという選択肢を選ぶ理由にはならない。
「勝つ……絶対にだ」
そう、負けられない。
「HPはギリギリ。だからこれが最後。そうだろ」
自分に言い聞かすように呟いた。
「……勝てると思ってンのか?」
「当然だろ。負けると思って戦う奴なんていない」
現時点の俺のHPを考慮するならば、この打ち合いが最後になるだろう。
アラドが俺のHPを削り切るか、その前に俺がアラドを倒すことができるか。結果はそのどちらかしかあり得ない。
「ATK,SPEED、ブースト!」
小さく呟き強化術を発動させる。
これで残されたMPもたった一度技を放つ分だけしか残らない。けれど、それでいい。それで十分だ。
忘れるな。注意すべきはアラドの振るう二刀だけではない。その奥に控える両の拳も同様だ。
もう一度集中力を高めていく。
周囲の刀剣に跳ね返る光も、自分の呼吸の音すら意識の外へとおいやる。
これでここにいるのは俺とアラドの二人だけ。
全く同でタイミングで俺とアラドが駆け出した。
狙いはただ一つ。渾身の一撃を相手に叩き込むこと。
再び交差する俺とアラドの振るう二対の剣。
砕け舞い散る剣の欠片と火花。
俺の持つ剣とアラドの振るう二刀が完全に砕けたのは全くの同時だった。
「オォおおおおおお!」
俺に残された武器は剣銃だけ。けれどこの武器こそ最も信頼できる武器だ。
「アァああああああ!」
固く拳を握りアラドは振り降ろされる剣銃に合わせるように振り上げた。
激突する拳と剣銃が凄まじい衝撃を生み出した。
跳ね返される剣銃の勢いをそのままに俺は横薙ぎの一撃を。
残された左手でアラドは最後の一撃を。
互いの身体目掛けて撃ち放った。
「――ッ!」
「ぐアッ!」
みるみる内に減少していくHPを俺は倒れながら呆然と眺めている。
渾身の攻撃の果て、俺たちに待っているのは勝つか負けるかの分岐点。最後に立っているのは一人だけ。そんな俺の予想を証明するかのように突然、周囲に無数にあった刀剣が音を立てて崩れ去った。
所有権を放棄し外に放置し続ければアイテムはいずれ劣化し消滅する。それはプレイヤーが作った武器も例外ではない。しかしここまで急激に劣化するとは思いもしなかった。もしかするとこの急激な劣化がグリモアのスキルの欠点なのかもしれない。俺が幾度となくアラドの振るう剣を破壊出来たのもこれが関係しているのだろう。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
極限まで高められた集中が途切れ、肩で息をする。
崩れ落ちていく剣の欠片がまるでダイヤモンドダストのように光を反射している。
俺のHPは僅か数ドット、アラドは一センチ程度で減少は踏み止まった。
このまま戦闘を続けるのならば、もはや俺たちに技など必要無いだろう。たった一度、そうたった一度攻撃を当てさえすれば決着がつく。
けれど、功を焦ればそのまま敗北に繋がる。それを理解しているからこそアラドも慎重に俺の動向を窺っているのだ。
「遅せーんだよ、お前ら!!! いつまでバトってやがるんだ!」
慎重に最後の瞬間を見極めようとしていた俺の耳に突如聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「って、なんだぁ、これはぁ」
舞い散る剣の欠片をみて驚いたように叫ぶ。
この男のプレイヤーはアラドと最初に出会った時に見かけたプレイヤーであり、イベント途中集まっていたPK被害者の中の一人だった。
「おい、見てみろよ。けっこうスゲーぞ」
男の呼び声に集まってくる他のプレイヤーの顔の中にも見覚えのあるものがちらほら窺えた。さらに言えば集まって来ているはプレイヤーは男と同じPK被害者だけではない。信じられないことにPKを行っていた本人達もここに集まっている。
「なンの用だ?」
警戒心を丸出しにしたアラドが問い掛ける。
剣の闘技場が砕け新たに大勢のプレイヤーが現れた頃、グリモアはライラに呼ばれ皆と合流しているようだ。
新たな乱入者と俺たちが敵対することになるのは予想など立てるまでもなく確かな現実になろうとしていることは明白だ。
「憶えているか? おれの顔を!」
「さアな」
「忘れたっていうのか! このおれを。オマエが攻撃したおれの顔を!」
アラドは調子を変えずにとぼけてみせている。
「僕は憶えてる。あの人は僕たちを襲ってアラドに返り討ちにあった人だ!」
グリモアが叫ぶ。
その言葉に驚きを見せたのは、あの時一緒にアラドと出会ったハルとリタとマオ、そして俺の四人だった。
返り討ち、その言葉が正しいとすれば、アラドは自分から攻撃を仕掛けたというわけではないのか。
「そうだ、オマエのせいでおれの仲間を殺されたッ」
「でもっ、先に仕掛けてきたのはあなた達のほうだ!」
黙りこんで何も言わないアラドの代わりにグリモアが反論した。
「違うんだよなぁ、PKはPK。事実オマエの手で仲間は殺されたぁ」
自分たちが行おうとしていたことを反対にされて憤慨している。傍から見ていても暴論だ。
自分たちが出来なかったから、反対にされたから、復讐する。それがこの男の論理。
「めちゃくちゃだよ」
顔を顰めさせてフーカが呟いた。
PK行為自体が気持ちの良いものではない。けれど自分に襲い掛かってきたPKを退ける手段もまた戦うこと以外にはありえないのだと俺はもう知ってしまっている。
「さぁ、覚悟はいいな。制裁だ。おれたち全員でオマエたちを殺してやんよぉお」
男の一言を号令に集まって来ていたプレイヤーはそれぞれ自分の武器を抜いた。
剣に槍、斧に鎌。見慣れたものから見慣れないものまでありとあらゆる武器を持ったプレイヤーがここに集結している。
「アラド」
「なンだ」
「いるか?」
ストレージから取り出した三本のポーションを差し出した。
HPポーション二本にMPポーションが一本。レイドボスであるレッサーデーモンとの戦いを経て手元に残ったポーションを二つに分けた数だ。
「なんの真似だ?」
「あの数を俺たちだけで相手するのはきつい。だからアラドも手伝え」
一触即発の雰囲気の中、俺はどこか自分の感情が冷めていくのを感じていた。
アラドとの戦いは神経を限界まで研ぎ澄まして行っていた。それは何物にも代えがたい経験であり未知の感覚でもあった。
それに対して、集まって来ているプレイヤー達からはプレッシャーというものをなに一つ感じられない。まるでパラメータだけが高い雑魚モンスターと対峙ている時のよう。
ただ、面倒だとしか感じられない。
「いらないのか?」
先に自分用に取りだしたポーションを飲んで俺はHPを八割方、MPを半分近くまで回復させていた。
「ケッ」
バツが悪そうに天を拝むとアラドは俺の手からポーションの瓶をひったくり中身を煽った。
正真正銘これが迷宮で俺がする最後の戦いになるだろう。そう確信が持てているのに、どうも気分が盛り上がってこない。
彼らに対する感情は敵意に似ているがそうではないように感じる。
俺たちに立ち塞がりイベントクリアを邪魔されたことよりも、俺たちに武器を向けていることよりも、アラドとの決着を邪魔された方が問題だと感じてしまっているのだから。
「行くぞ」
アラドに向けて先程の戦いの火蓋を切ったときと同じセリフをいう。
今度は共に同じ相手と戦うために。
そして、プレイヤー対プレイヤーの大規模な戦闘が始まった。




