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闘争の世界 ep.14 『予選~第二回戦④~』

(注)急ですが5月5日の更新はお休みさせて頂きます。

次回更新は5月12日になります。




 鬼とプレイヤー。総数三十名をも超える人が入り乱れて戦う様はまさに乱戦という言葉が相応しいだろう。



「ハル! ムラマサ!」



 四方八方からの攻撃に晒されながらも、俺は仲間の名前を呼んだ。



「くそっ。聞こえるわけがないか」



 今、この空間に満ちているのは大勢のプレイヤーと鬼の声。

 鳴り止まぬ歓声の中にいるように、大勢の叫び声が飛び交う最中に居ては当然のように自分が発した声など正しく相手に伝わるわけがない。

 視線を巡らせて二人を探そうとしてもここにいる他のプレイヤーの影に隠れてしまい見つけ出すことは出来ない。

 それならば二人と合流を果たすまで生き残ることに集中するべきかなどと考えるよりも早く事態は俺を戦闘の渦に飲み込んでいく。



「このっ、邪魔をするな!」



 眼前に迫るプレイヤーが突き出した槍を払い退けて、出来た隙に斬り掛かる。

 一回の攻撃で相手を倒すことはできない。それでも、攻撃を当てれば相手は怯むし、倒されてしまう危険が迫れば一度退くこともあり得るだろう。そうして出来た空白を縫うように移動することができる、はずだった。

 乱戦の勢いが弱まること無く続いている現状では、突然出来た空白もすぐに他の誰かによって埋められてしまう。

 鬼が棍棒を振り回しながら攻撃を仕掛けてくる。

 雑な攻撃を捌きつつ、反撃を加える。プレイヤーが相手でも鬼が相手でも自分がやるべきことは同じ。けれど絶えず自分を誰かが狙っているようなこの状況では息を吐く余裕などなかった。目の前の攻撃をいなしてもすぐに別の攻撃が襲い掛かってくる。それを防御しても、回避しても、結局は同じ事の繰り返しになるだけだった。



「どうすればいい?」



 苛烈な状況に追い込まれているのは自分一人ではない。ここに居る全てのプレイヤーが同じ状況に追い込まれてしまっているのだ。

 そうなのだとしても何の気休めにもならない。

 自分と同じ状況にいるプレイヤーは正しく自分の敵であることには変わらないのだから。



「ったく、いつまで続くんだ!!」



 まだ数分くらいしか経っていないはず。だというのに思っていたよりも遙かに精神は疲弊してしまっている。終わりの見えない戦闘で、何故か総数が変化しているとは思えない戦場。時間が経てば経つほどプレイヤーも鬼もその数を減らしていくのが当然のはずなのに。

 自分の心の中に微かな苛立ちが募っているのが分かる。

 ゴールのない持久走を遣らされているかのような感覚に苛まれてしまっているのだ。

 せめて終わりが見えれば。

 せめて、この予選二回戦を突破する条件が“生き残ること”でなければ。これまで考えないようにしていた思いが次第に膨れ上がっていく。



「こんな変な戦闘、見ていても何も面白くはないだろうに!」



 自分達の外側にはこの戦いを見ている観客がいる。それを知っているからこそ、ただ突発的に起こる戦闘を繰り返し見せられているだけではつまらない。そう思わずにはいられなかった。

 この乱戦がどれくらい続いただろう。

 時計を見れていればたった十分の出来事であることを知れただろう。しかしこの当事者として戦場のなかにいてはとてつもなく長い時間を経験しているかような感覚になっていた。

 実際、俺は知る由もなかったのだが、この十分という時間は生き残ったプレイヤーがこの場所に集合してくるのに掛かった時間だったらしい。最後の一人が集まってくるまでの間にも中断することのない乱戦は最初から参加している人のほうが不利になる。そう思われなかったのは集まってくるプレイヤーは戦っているプレイヤーよりもはっきりとした失格の危険に晒されていたからだ。自分達の背後から街が崩壊していく。崩壊に巻き込まれてしまうと問答無用で敗北になる。生き残るには中心部である乱戦の舞台に辿り着かなければならない。その道中も鬼は襲ってくる。それにやられてもまた敗北になる。

 最後の一人が乱戦の舞台に辿り着いた瞬間、ようやく事態は動いた。

 乱戦の舞台となっている街の中心部の空に巨大なデジタル時計が表示されたのだ。

 静止しているデジタル時計の表示は【30:00】つまりそれがこの予選二回戦に与えられた制限時間だ。

 ゴォンッと大鐘楼の鐘の音が鳴り響く。

 それと同時に浮かぶデジタル時計はカウントダウンを始めた。



「あと三十分生き残ればいいってことか」



 ようやく見えてきた終わりにほっとするのも束の間、それまでになった勢いで鬼達が激しい攻勢に出た。

 突然の変化に鬼の近くにいたプレイヤーはまともに攻撃を受けてしまっている。これまでだったらそこで鬼の攻撃は止まる。何故ならば攻撃を受けた後というのはカウンターの絶好のチャンスにも成りかねないからだ。しかし、今は違う。確かに攻撃を当てた鬼の手は止まっている。しかし、それとは異なる別の鬼が攻撃を受けてよろめいたプレイヤーに襲い掛かったのだ。不意に後ろから攻撃を受けたプレイヤーは咄嗟に振り返り自分を攻撃してきた鬼を探す。しかし、その行動すら見透かしていたかのように、また別の鬼がそのプレイヤーに襲い掛かったのだ。

 瞬く間にHPを減らしていくプレイヤー。

 文字通り鬼気迫る勢いの鬼達によって一人のプレイヤーは敗北に追い込まれていた。



「マジか……」



 別の方角に目を向けると、それが珍しいことではないことを知った。

 複数の鬼によって一人のプレイヤーがやられていく様が幾度となく繰り返されているのだ。

 しかしプレイヤーも黙ってやられているわけではない。鬼もプレイヤーと同じように倒すことができることを知っている人が中心となって鬼を倒していっている光景も見た。

 鬼対プレイヤーという構図がより色濃く出始めた、そう思った矢先、一部のプレイヤーは鬼達を隠れ蓑にして他のプレイヤーを倒すという行為に出た。

 結局変わらない自分対他のプレイヤー対鬼という図式は与えられた僅か三十分という限られた時間においてより苛烈な戦闘を引き起こす切っ掛けとなっていた。



「来るか」



 静かに息を殺しながら行動してい俺の前に立ち塞がる鬼達。これまでよりも明らかに殺気だった雰囲気を纏う鬼は間髪入れず棍棒を振り上げて襲いかかって来た。

 鬼は前から三人、左右から一人ずつ。そして後ろからはプレイヤーが数名。

 俺一人を囲むように向かってくる相手を冷静に観察する。

 このまま一斉に攻撃されたら自分がやられてしまうのは確実。少なくとも自分が立つ位置を変えなければならない。

 その為にはこの包囲網を抜け出さなければならない。どこか突破できそうな場所を短い時間で探し出して俺は、



「<シーン・ボルト>!」



 稲妻を伴う鏃を撃ち出した。

 瞬く閃光が一瞬の目眩ましになる。それだけではない。鏃を受けた鬼の一体が生じた衝撃に怯んだのを確認して即座にその横を通り過ぎることにした。

 鬼の隣を抜けた先には自分達の戦闘を横目に見ていた別のプレイヤーと別の鬼がいる。

 立ち止まるわけにはいかない。立ち止まってしまえばこの人達に攻撃するだけの時間を与えてしまう。そう考えた俺は精錬された片手剣の切っ先を正面に向けたまま一気に駆け抜けた。



「追いかけては来ないか」



 振り返りそう呟きながら安心した。けれど安心したのも束の間、すぐに別の鬼とプレイヤーが自分を見た。



「――っ!?」



 まるで俺一人が追われているかのように錯覚しそうになる。しかし、それは間違いだ。自分以外にも至る所で戦闘が繰り広げられているのだから。

 ただひたすら逃げる。

 鬼の攻撃を避ける。

 プレイヤーの攻撃をいなす。

 極々短い時間だけ物陰に隠れる。

 それらを繰り返しながら行き着いたのは道も建物も崩壊してしまい何もない空虚な空間と無事な街の境界の傍。

 見通した先に何もない空間があることは分かっていた。しかし追いかけてくる鬼達が自分が通り抜けることができるような間隔もなく追い詰めてきているために仕方なく進むしかなかったのだ。

 ギリギリの崖に立つように何もない空虚な空間の境界に立つわけにはいかない。境目まで十分な距離を保ったまま立ち止まって俺は追ってくる鬼達に向かい合った。



「覚悟を決めるしかない……か」



 ちらりと空に浮かぶデジタル時計を見る。表示されている時間は23:49。秒数の表示は刻一刻と減っているが分の表示はゆっくりとしか減っていかない。

 乱戦が始まって、デジタル時計が浮かび制限時間を知らしめてからまだ七分ほどしか経っていない事に愕然としながら、それでもと目の前の鬼達に集中することにした。

 鬼達の装備は全てが同じ。違うのは鬼の体格だけ。

 冷静に攻撃を仕掛けるのならば何処を狙うべきか考えていると偶然にも迫る鬼の両端で同規模の爆発が起きた。

 爆発といっても炎が巻き上がるようなものではない。例えるのなら硬い地面が砕かれて起こる炸裂音が響いたとでもいうのだろうか。俺を追い詰めたと多少余裕が出ているように見えた鬼達は驚き、戸惑い足を止めた。



「今!」



 強引に突き抜けるにはこの瞬間しかない。

 精錬された片手剣を強く握り絞めて覚悟を決め、比較的鬼の数が少ないように見える場所に向かって駆け出した。いや、正確には駆け出そうとした、だ。

 身を屈め、足に力を込めたその瞬間、まるで自分とは入れ違いになるように、並ぶ鬼の両端から二人のプレイヤーが鬼達を突き破って現われたのだ。

 しかもその二人の姿には見覚えがある。

 一人は全身鎧を纏い、一人は和服のような防具を纏っている。武器はそれぞれハルバートと大太刀。



「ハル!? ムラマサ!?」



 驚愕して飛び出すことを止めて二人が現われたのと同じラインになるように立つ。



「ようやく見つけたぞ、二人とも!」

「んー、二人のHPゲージは消えてなかったから無事なことは分かっていたけど、結構な状況で合流したみたいだね」



 ヘルム越しでも満面の笑顔が伝わってくるハルに、苦笑しながらも安心したと言外に告げるムラマサ。二人は鬼達にそれぞれの武器を向けたままゆっくりと歩いて俺の隣に並んだ。



「さて、まずはここから生き残ることに集中しようか」



 穏やかに、それでいて戦意を漲らせてムラマサが告げる。

 その言葉を聞いたのか、あるいは俺達が合流したことに危機感を抱き焦ったのか、並ぶ鬼の中から一人の鬼が飛び出してきた。

 途端、堰を切ったように雪崩れ込んでくる鬼。

 俺達は互いをフォローするように並んで迫る鬼と戦い始めた。



「生き残れ!」



 短くも唯一のムラマサの指示が飛ぶ。

 体格は異なれど武器が同じ棍棒であるからこそ、鬼との戦い方は全て似たような感覚で行うことができる。

 俺の場合、棍棒の攻撃は避ける方がベターであり、防御することは無理に狙うことではなくなっていた。それは狼牙刀を使うムラマサの方がより顕著な傾向であり、彼女の場合はそこに狼牙刀を使って鬼の攻撃をいなすという手段も頻繁に用いられるようになっていた。

 三人の中で最も俺と異なる手段を用いているのがハルバートを使っているハルだ。俺やムラマサよりも遙かに長いリーチを持つハルバートという武器だからこそ、接近してくる鬼を棍棒が届く距離に入る前に押し退けることができるのだ。それが攻撃となりダメージが入れば上々、そうでなくとも距離を作り出すことが出来れば十分と割り切ってハルバートを突き出し、時には薙ぎ払うようにしながら鬼達と対峙しているのだ。



「ハル! 横から来てるぞ」

「問題無い。見えている」



 長いリーチを持つハルバートだからこそ懐に入られることは苦手としている。そのことは俺もムラマサも重々承知しているために、自分達を囲んでいる鬼の位置の把握には細心の注意を払っている。

 ムラマサはハルに注意を向けるように告げるだけで助けるように動こうとはしない。それで十分だと知っているからだ。

 ハルはハルバートの持ち方を変える。

 これまでは槍のように柄の端に近いところを持ち突きを主体に戦っていたのだが、今はより刀身に近い部分を持ちハルバートを斧として振るっていた。

 近くにいる鬼を斧の部分で斬り、石突きを棒術の要領で薙ぎ払っていく。

 そうこうしていると鬼に変化が現われた。

 棍棒というのは巨大な木の塊だ。持ち手に布が巻かれていて武器として使うことができるが、それはあまりにも原始的なものでしかない。しかし、この瞬間、鬼達が持つ棍棒は違っていた。鈍い金属の輝きを放つ鉄の塊。先には無数の棘があり、持ち手の先には鬼の面と同じ色をしたボロボロの布が結び付けられている輪のようなものがある。今の鬼が使っているそれは棍棒というよりも、地獄の鬼が持つ金棒のようだ。



「ぐっ」



 ガギンッと思い音がした。

 水平に切り払おうとした精錬された片手剣を鬼の金棒が受け止めたのだ。

 思いがけずに動きを止めてしまった俺に別の鬼が襲い掛かってくる。



「気を付けるんだ。ただ武器が変わったというわけでは無さそうだ」

「ああ、助かった」

「にしても、武器が金属になったってだけでこうも変わるかよ」

「これは、他のプレイヤーも困惑しているかもしれないね」



 鬼の変化が目の前の鬼だけに起きたとは思えない。であればこの乱戦の舞台にいる全ての鬼に起きたと思うのが自然だろう。

 反対に鬼も若干の戸惑いを見せていた。

 突如重くなった金棒。なかには明らかにその重さに振り回されている鬼もいる。しかし、鬼の体はそれを扱うことも可能にしている。次第に自らの武器に慣れた鬼達はそれまでと変わらぬ調子でプレイヤーを襲っていった。



「お、けっこう……重いな。ユウとムラマサは受けるんじゃないぞ。鬼の攻撃は避けるんだ」

「わかっているとも」

「ユウも気を付けるんだ。棘のせいで受け流し辛くなっているみたいだ」

「そんなことムラマサ以外は狙ってやらないって」

「そうかい?」

「そうだよっ!!」



 器用に狼牙刀を回して金棒を受け流しているムラマサだったが、先程より難度の上がったその行為を繰り返すことはしなくなっていった。

 重い金棒だからか振り下ろされた後に続いていた次の一撃はそれが繰り出されるまでに僅かなタイムラグが見受けられるようになっていた。棘に当たらないように余裕を保って避けて素早くその斬り返す。回避からのカウンター攻撃が金棒を使う鬼に対する有効な攻撃手段のようだ。



「あ……」



 ふとハルが気の抜けた声を出した。

 金棒をハルバートの刀身の腹で受けて引き、その勢いを利用して石突きで打つ。向かってくる鬼にその一連の攻防を繰り返してたある時、突き出した石突きの先が鬼の面を強く打ち付けたのだ。

 鈍い衝突音がして鬼の面に亀裂が入る。

 余程強い衝撃だったのだろう。よろめくようにハルと対峙していた鬼が一歩、また一歩と後ろに下がった。

 金棒を持たない方の手で亀裂の入った面を覆う。しかし、指の間からパラパラと鬼の面の欠片が溢れ落ちた。



「あれは……」



 思わず俺とムラマサはその光景に目を奪われていた。

 何故か鬼達の間に緊張感が走る。

 自分達の近くにいない鬼には何が起こったのか伝わってはいないようだ。しかし、この光景を目の当たりにしている鬼達と自分達はそれぞれ攻撃を止めてしまっていた。



「そういうことか……」



 小さくムラマサが呟く。

 遂に亀裂の入った鬼の面が割れて、その一部が崩れ落ちた。

 地面に当たって転がる面の欠片。

 しまったと表情を歪める一体の鬼。

 そう。この時俺は鬼の表情が分かったのだ。面を割られ、手で必死に顔を描くそうとしている鬼の表情が。



「やはり鬼の正体は運営が用意したスタッフではなかったみたいだね」



 何となくムラマサには予想がついていたのだろう。

 思えば何故俺は疑問を抱かなかったのか。このゲーム、キャラクターを動かすにはある程度の慣れが必要だ。まして予選に参加しているプレイヤーの殆どは別の同系統のゲームの熟練者である場合が多い。だというのにそれと渡り合える技量を持つ鬼という存在。それは即ち鬼もまたその向こうにある程度の技量を持ったプレイヤーがいるということに他ならない。それが簡単に用意されるわけがない。けれど、この場にはそれを担うことが可能な人材がいる。



「だとすると、どっちだと思う?」

「ん?」

「鬼の正体さ」



 答え合わせをするかのようにムラマサが徐に問い掛けた。



「予選一回戦で敗れたプレイヤーの救済措置としての鬼役。あるいは、予選一回戦を勝ち進んだプレイヤーを鬼役と逃げる役の二つに分けたということ」



 この場にて正解を知るのはおそらく鬼だけ。しかし鬼がその問いに答えることはない。

 答えの返ってこない問答をムラマサは笑みを浮かべながら投げかける。



「さて、正解(しんじつ)はどっちかな?」



 残り時間【16:37】




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ユウ レベル【12】


武器


精錬された片手剣――一人前の鍛冶職人が作り出した片手用直剣。かなり頑丈に作られている。


外装防具


【竜玉の鎧】――ドラグライトアーマー。剛性と柔軟性を兼ね揃えた鎧。


内部防具


幼竜の鎧――幼き竜が身を守るための鱗の如き鎧。


習得スキル


≪片手剣・3≫――<ラサレイト>発動の速い中威力の斬撃を放つ。

≪砲撃・7≫――<シーン・ボルト>弾丸と銃を使わずに放つことができる無属性射撃技。

≪格闘・1≫――<マグナ>発動後一度だけ武器を用いらない攻撃の威力を上げる。


残スキルポイント【1】


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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