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ep.etc・2 『消えた呪い歌』


そこに至る道は閉ざされた。



否。



正しくは消失したのである。



空は地に落ち、地は天高く舞い上がった。



光が闇に呑み込まれ、闇が光に覆い尽くされる。



朝もなく、夜もないかの場所で、



塔は螺旋を描き、



迷宮は出口を閉ざす。



門番たる命は歪み、



試練は答えを見失う。



されど只人はかの地を目指す。



そこに欲するものがあると信じているがために。



しかし、待ち受けるのは過去の成れの果て。



只人であったものは怪生となり、



友であったものは声を失い、命を硬めた。



乗り越えるには捨てねばならぬ。



辿り着くには捨ててはならぬ。



意思を失くし、遺志を拾え。



最後にその手に残るものこそ、



絶望なれど。












◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆





誰も気付かない。


時の経過がその詩を消してしまっていたからだ。


だから、俺はその扉を開く。


まだ先があるのだから。



取り敢えず『白の守護者』戦が終わったので幕間を。

今回のこれはRPGで『辺りを調べる』を行った時に見られる文言のようなものです。

本作、本文にとって意味があるのかないのかと聞かれれば、主人公たちが目にするものではないと位置付けていますので内容の進展には関わらないです。

あくまでもフレーバーテキストと捉えていただけたら。


また、今後も本編が進行し、ここだっていうタイミングがあればこういう回を更新しようと思います。


いやぁ会話がなく設定だけを綴るのもまた気分転換になっていいですね。


では、今後とも本作を、よろしくお願いします。

評価、ブックマークして頂けると作者がとっても喜ぶようです。


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