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ep.40 『地の竜』


「セッカ!」


 石の礫が雨となって降り注ぐその刹那、ムラマサの声が響き渡る。


「……ん、まかせて。<プロテクション・ウォール>」


 セッカが告げたアーツが発動する。まずセッカの頭上に八角形の光の結晶が発生し、そして一瞬にしてその結晶が俺たち全員を覆い尽くすように広がった。半透明な薄紫色の結晶が全ての礫を弾き飛ばしている。


「セッカ、助かったよ」

「ありがとう」

「……ん。これくらい、問題ない」

「ユウ! 行くぞ」

「ああ!」


 石の雨が止み、俺とムラマサは結晶の中から飛び出した。

 地竜は自らが放った攻撃が全く効果が無かったことが気に喰わないのか低くグルルっと唸ると今度は大きめの尖った石を複数出現させて宙に浮かせている。一際大きな咆吼をあげると今度はその石が槍のように俺たちに向かって飛んできた。

 モンスターの攻撃だとしても俺たちにしっかりと狙いを定めているらしく、いかに直線的な移動をしていたとはいえど、確実に自分たちに向かって来た。しかし正確というのは案外対処が簡単なもの。俺は素早くガン・ブレイズを使い撃ち落とし、ムラマサは腰の刀を抜き、自身に命中する寸前を見切り切り落としていた。俺たちに比べれば数は少ないがセッカの下にも石の槍は迫っている。だがそれもセッカが先程使用したアーツの下位版である<プロテクション>を発動させて的確に防いでいた。


「どうやらその攻撃は隙が大きいみたいだね」


 石の槍をやり過ごして、ムラマサは地竜の側面へと近付いていた。そして抜き身の刀で横薙ぎの一閃を放つ。アーツも伴わないありきたりの一撃だったが、動きの鈍重な地竜は避けることもなくその身で受け止めた。ガキンっとおよそ刀で斬り付けたとは思えないような音が響く。返ってきた感触に一瞬怪訝そうな顔をしたムラマサは追撃を行うことなく地竜と距離を取った。

 そんなムラマサとは反対側で俺は地竜と一定の距離を保ち引き金を引き続けた。銃口から放たれる弾丸は地竜の表皮を少しだけ削っただけで霧散してしまう。


「あまり効果なしか。ま、いつものことだな」


 いつもの感じで地竜の頭上に浮かぶHPゲージを見るも俺たちの攻撃では微動だにしていない。しかしそれは地竜のように外見から予想できていたことだ。大して慌てることなくより効果がありそうな場所を探し微妙に着弾点を変えながらの銃撃を繰り出す。俺の意図を汲み取ったのか、ムラマサも俺と同じように横薙ぎや垂直の切り落しではなく、防御の薄そうな場所への突きを放っていた。

 現実の刀ではなく、専用武器として不壊特性を持つゲームの刀だからこそできる芸当だ。どんなに硬い場所を狙おうとも、どんなに強固なものを斬ろうとも決して歪まず、刃毀れしないからこそ、ムラマサの刀は何度跳ね返されようとも地竜の体を穿ち続けた。


「けど表面が削れるってことは、このまま攻撃を続ければあの硬い表皮も無くなるはずさ」


 位置を変え、距離を変え、攻撃を続ける俺とムラマサは互いの位置が交差する僅かな瞬間にそれぞれが地竜に対して感じたことを伝えた。そうして得た結論が、僅かでも効果があると判断して攻撃を繰り返すということ。それは硬い鉱石で体を構築されているゴーレムや、元々防御力の高いモンスターを相手取るときの常套手段でもある。

 ある意味セオリー通りの攻撃をすると決めたことで多少効き難く感じるそれも割と平気だった。

 攻撃を加える位置をばらけさせるか、それとも一点集中すべきか。その判断だけを素早く下し、俺は地竜の側面を満遍なく攻撃することにした。俺の攻撃がばらけていることを察したムラマサは敢えて一番硬そうな前足の肩部分に狙いを定め攻撃している。

 どのくらいの攻撃で表皮を突破できるようになるか、という検証も一定の攻撃力で攻撃できる射撃だからこその芸当のはずなのに、ムラマサはそれを自分の力加減と自らの正確さによって再現しているというわけだ。


 そうこうしていると不意にピキッと何かに亀裂が入ったような音がした。それは自分が想定していたよりも遙かに大きな音で、俺とムラマサのどちらのほうからしたのかその箇所を見るまでは判断できなかったことが不思議でしかない。実際目を凝らし地竜の表皮に変化はないかと探すも、残念なことに俺の側にはそれらしき傷は見つけられなかった。

 だとすれば答えは一つしかない。

 ムラマサが繰り返していた一点集中の攻撃が功を奏したということのようだ。

 次に聞こえてきたのはより大きな破砕音。鋼鉄のハンマーで大きな岩を打ち砕く時のような音が響くと、その直ぐ後に地竜の悲鳴にも似た叫びが木霊した。


 咄嗟に地竜の頭の上のHPゲージを確認する。するとそのゲージはいきなり五分の一近く減少しており、自分たちの選んだ作戦が正しかったのだと確信を得た。

 それならばと俺も攻撃を集中すべきか悩んだが、今からムラマサのように一点を狙い続けるよりもこのまま満遍なく攻撃するほうが効果があるはずと判断して攻撃を続けた。それでもムラマサの方が先に効果を発揮したという事実に引っ張られているようでついつい攻撃する場所を絞ってしまっていた。


 自然と狙いやすい場所に集中してしまうことはあり得る。これもその傾向に近しいものだと割り切れないわけでもない。けれどこれだけの攻撃を繰り出した結果、俺が狙うのは地竜の横っ腹、前足と後ろ足。それから尾の付け根だけになっていた。

 一番広い横っ腹の表皮に亀裂が走る。

 しかし完全には砕けていない。これでは先程のムラマサのように大きなダメージを与えることは叶わないだろう。つまりここから更に同じ場所を狙い攻撃を続ける必要があるのだ。あからさまに狙うべき場所が出来たことで俺は攻撃をばらけさせるのではなく、亀裂の入った場所を狙うようになっていた。


 引き金を引き続けること七回。ついに亀裂の入っていた場所の表皮が砕け散った。

 剥き出しになる地竜の肉体は灰色をしていて、一見するとそれまでと変わらないようにすら見える。けれど、その一点だけが岩肌のような硬質さを感じさせず、あるいは生物的な脈動すらあるように思えたのだった。

 ダメージが通るとなれば次にするべきことはより威力の高い攻撃。

 砕けた表皮が再生するのかどうかわからない。するのだとしても何時するのかも分らない今、ガン・ブレイズを剣形態に変えて近付き攻撃を加えるよりもこのまま銃形態で強威力の攻撃をするほうが手早くすむ。


「<インパクト・ブラスト>」


 威力特化の射撃アーツを発動させると、銃口から一筋の光が砕けた地竜の横っ腹を撃ち抜く。光が貫通することはなかったが確実にその一点に命中し、小規模の爆発が地竜の体を起きた。


 ゴガァアアアアアアアアアアアアアッッッ


 タイミング良くムラマサも地竜の反対側の別の場所の表皮を砕き、そこに刀を突き立てていたらしい。

 左右から受けた痛みに地竜が叫び、もんどりをうって体を回転させた。

 離れた場所で狙い撃っていた俺に比べて直接刀を突き立てていたムラマサはその回転に巻き込まれてしまう。慌ててどうにか地竜の注意を引こうと弾丸を撃ち出すも、痛みに錯乱している地竜には効果を成さない。

 ドンットンッと大地を揺らすほどの足音が鳴り響く。

 振り回される尾に巻き込まれそうになるムラマサが即座に刀を地竜の体から抜き去り大きくバックステップし回避しようとしていた。


「くっ」


 地面の揺れによるものか、それとも最初から距離が近すぎたのか、ムラマサは衝撃に備え刀を前に構え身を固める。

 一度は目の前を通り過ぎた地竜の尾が再びムラマサの眼前に迫る。地団駄を踏んだために僅かに位置をずらしているようで、今度はムラマサの顔を打ち抜く距離にあった。


「……<プロテクション>」


 小さくも確かな声がした。

 地竜の尾が狙う先、ムラマサの顔からわずか数十センチという距離にこの日三度目となる結晶の壁が出現した。


「おおー」


 ガギンッと重く鈍い音を立てて地竜の尾がムラマサの顔ギリギリで止まる。


「……ん、大丈夫?」

「ああ。セッカにはまた助けられたね」

「……これが私の役目、だから」

「感謝するよッ」


 結晶に当たり止まった尾を潜り、ムラマサはその尾の付け根を狙い下から上へと垂直に切り上げる。その際、刀の峰の方を掌で押し上げてより強い斬撃を繰り出したのだ。

 地竜の尾の表皮に一筋の亀裂が入る。それはこれまでよりも大きく深いもので、今にもその内部に到達しているようにも見えた。


「くっ、足りないか」

「任せろっ!」


 セッカの防御が成功してそこからムラマサの反撃という一連の動きの中、俺は気配を殺し地竜に近付いていた。

 攻撃する手を止めた理由は下手にダメージを与えて地竜を暴れさせないため。それは裏を返せば地竜の討伐よりもムラマサの安全を優先したということに他ならならない。だからムラマサが地竜の尾を切り上げたことこそがムラマサの無事の証であると判断し、俺も攻勢に転じようとしたというわけだ。

 その際、選んだのは剣形態による攻撃。

 距離を詰めていたということもあるが、直前に見たムラマサの一撃を後押しするにはこの方が適していると思ったからだ。

 剣形態のガン・ブレイズを思いっきり振り下ろす。

 狙いはムラマサが斬り付けた尾の付け根のちょうど反対側。こちら側の表皮は傷一つないが、それでも俺が狙うのはこっちだと直感が告げていた。


「んぐっ。確かに硬い……けど!」


 表皮が刃に抵抗し、押し返そうとしてくる。それをガン・ブレイズを持っていない左手で強引に押さえ付け、全体重を掛けた。

 メキッとかペキッとか、一瞬自分の武器の刃が欠けたかと思わしき音が聞こえてきた。しかし自分の武器にも不壊特性があることに思い至り、俺は刃の下にある地竜の表皮に注目した。そこには大きな亀裂が入っており、その下には灰色の比較的柔らかい皮膚が見える。


「せあっ」


 このまま刃を落すことを諦め、表皮を滑るようにガン・ブレイズを振り抜いた。


「ユウ!」

「解ってる」


 ムラマサの目を見て瞬時にその意図を読み取る。

 刀を引き、尻尾の先へと駆け抜けたムラマサに代わり、今度は俺が地竜の尾の下に潜り混む。そしてムラマサは強く大地を踏み締め大きく跳躍してみせた。


「<インパクト・スラスト>」

「<鬼術(きじゅつ)氷斬(ひょうざん)>」


 冷気を通り越し、凍気(とうき)を纏った刀が俺が傷つけた地竜の尾を上からギロチンの刃のように切り下ろし、威力特化の斬撃アーツがムラマサが傷つけた地竜の尾を下から切り上げる。

 同じタイミングで繰り出されるアーツによって地竜の尾の付け根の表皮は木っ端微塵に砕け激しく周囲に舞った。そして表皮の下にある地竜の尾に大きな切り傷が刻まれたのだ。


ガギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア


 それはまるで撃ち出される銃弾の如く飛び出した地竜が地面を削りながら暴れ回る。

 俺とムラマサが立つ場所には切り落とされた竜にしては短い灰色の尻尾が落ちている。切断面から血が流れていないのはトカゲのように自ら切り離すことができるからなのか、あるいはその名残が残っているからか。

 動かず、少し大きな石の塊として残る尻尾から視線を外し、俺とムラマサは未だ暴れ回っている地竜へと向ける。


 暫くの間暴れ回っていた地竜は吐く息を荒くしながらも立ち上がる。それまで自重によって体勢を低くしていた地竜だったが、今は足を伸ばしどちらかといえば起きているという体勢を取っていた。元々それなりに巨大な地竜が起き上がったとなれば、その高さは自分たちの頭を優に超える。剣形態では横っ腹は勿論、その足の上部にも攻撃が届きそうもない。

 それはムラマサも同じのはずが、この時のムラマサはどういうわけか先程よりも勝算があると言わんばかりに口元で笑っていた。


「ユウ! 足を狙うぞ。おそらく裏側はそこまで硬くないはずだ」

「そうかっ」


 常に体勢を低く寝そべって移動する地竜だからこそ表側には岩のような表皮がある。それがあの防御力の源なのだとすれば、硬い皮のない裏側は防御力が低くなっているのは自明の理であった。

 こちらを向いて威嚇してくる地竜に向かい走り出す。

 しかし、地竜は起き上がったことでその攻撃手段にも変化が生じていた。俺たちが与えた攻撃によるごく僅かな亀裂が赤く光り、口元からは黒い煙がもくもくと立ち上がっていた。

 次の瞬間、地竜が火の玉を吐き出した。

 大砲のような音と自分たちを逸れて地面に命中する火の玉が乾いた土を焦がしている。

 プレイヤーが使う弓や銃に比べても襲い弾速の地竜の火球は簡単に避けられる。まして地竜が暴れ回ったせいで自分たちとそれなりに距離が出来ている。

 着弾の余波を受けない安全な距離を保ちつつ、俺とムラマサは地竜へと近付いていった。

 離れた場所にいるセッカの下にも火球は飛んでいったが、地竜の尾の一撃すら耐えられる結晶がそれよりも威力の低いと思われる火球を防げないはずもなく、的確な防御を繰り返したことでセッカには傷一つ付いていない。


「よしっ、抜けた!」


 火球を回避しながら進み、起き上がった地竜の後方へと滑り込む。すかさず起き上がり、無防備な地竜の足の後ろを<サークル・スラスト>を発動させて斬り付けた。

 アーツを発動させているとはしても僅か一度の攻撃でガクンっと体勢を崩す地竜はその首を伸ばし俺の方を見た。だが、その動きが仇となり同じように背後に潜り混んでいたムラマサの姿を見失ってしまっている。

 自分に注意を引きつけられたことに内心ガッツポーズを作りながらも平静を装う。地竜にプレイヤーのような知性があれば焦りも恐怖も感じていない俺に違和感を感じていたはずだ。しかし、目の前の地竜がそれを感じたのは俺が斬り付けたのとは反対側の足をムラマサが斬り裂いた時。

 反対側の足も傷つけられ前のめりに倒れ込んだ地竜は苦痛に呻き、口から火花と共に黒い煙を吐き出した。

 これまでに与えたダメージは六割超。

 残りを一気に削り切るには決して少なくはないHPが残されている。それでもここがこの戦闘における一番の好機であることはあきらかだ。


「行くぞ、ユウ。セッカも攻撃に参加してくれ!」

「……ん」

「ああ!」


 起き上がろうとする地竜の腹部に俺は何度も何度も斬り付けた。

 石のような表皮が舞い、僅かながらもそのHPが減少する。

 ムラマサも俺と同じように何度も刀で斬り付けていた。そして駆け寄って来たセッカがその手にあるメイスで地竜の頭を思いっきり殴り飛ばした。


グッ、ガアアァァァ


 苦悶の声を漏らす地竜は再び頭を地に着けた。そうして動きを止めた地竜に俺は威力特化の斬撃アーツを放った。

 事前に数回攻撃を加えていた上にアーツによる攻撃を受けたことで地竜の表皮は砕け散り、その下の素の腹部が露わになる。

 他の部位とは違い腹部の色は赤。だが、血の色というよりは全身を巡っている炎の色とよく似ている色だった。


「ここだっ。<鬼術(きじゅつ)氷針(こおりばり)>」


 ムラマサが刀を大地に突き立てる。

 瞬間、それまでに感じなかった冷気が周囲を包み、地面から空へと巨大な氷柱が出現した。退化しているとはいえ確かに存在する地竜の羽を貫き、投げ出された頭部を掠め、がむしゃらに足掻くその両足を打ち付けていた。


「……いく。<グラビティ・スイング>」


 氷の中を駆け抜けてセッカが地竜の頭を横から思いっきり叩きつけた。メイスの重量を何倍にも膨れ上がらせるアーツによる一撃だ。

 地竜の地団駄にも引けを取らない大地を揺るがす一撃を受け地竜は頭を横に振った。大きく逸れた地竜の頭は地面に付いたその瞬間に大きくバウンドしその首が後ろに仰け反っている。


「<インパクト・ブラスト>」


 至近距離にもかかわらず、俺はガン・ブレイズを銃形態に変形させた。そしてその銃口を剥き出しの地竜の腹に押しつけるとそのまま威力特化の射撃アーツを発動させて引き金を引いた。

 押し返される銃身を無理矢理抑えつつ、俺は自らが繰り出した攻撃の反動に耐え続ける。

 自身の撃ち出した光弾が生み出す熱がガン・ブレイズの砲身を通り構える手に伝わってきた。魔道手甲(ガントレット)を着けていない右手に鋭い痛みが走った。


「あっ、ぐっ」


 痛みも反動も我慢して再び<インパクト・ブラスト>を発動させる。

 銃口の周囲に円形の光が迸る。それはアーツによる攻撃の際、時折現われるライトエフェクトで、その威力が少しだけ増加したことの証だった。


「そのまま! 一気にたたみ掛けるぞ! <鬼術(きじゅつ)氷旋華(ひょうせんか)>」


 ムラマサが飛翔する無数の氷の斬撃を放った。

 その全てが地竜を斬り付け、傷を残したそこから全体に氷が広がっていく。


「……ん、<グラビティ・スタンプ>」


 今度は地竜の頭を思いっきり叩きつける。その攻撃もまたメイスの重量を何倍にも膨れ上がらせるアーツによってだ。


グ、ガガ、ガグァアアアアアアアアアアア


 竜の咆吼らしくない咆吼が迸る。

 地竜の腹を貫き、光が天に昇る。

 光が細く途切れ途切れになり、掻き消えたあと地竜の全身を覆っていた氷が砕け、目の前にいる地竜の頭が大地に沈む。

 そして暫しの静寂の後、地竜は落したガラス瓶のように粉々に砕け散った。




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