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ep.12 『廃墟エリア』


 武器と防具の強化を完了させた俺はギルドホームを離れ新しいエリアに来ていた。

 ここを一言で表わすのなら廃墟という言葉が相応しいだろう。

 現実世界の都会を崩壊させたようなこの場所は本来高層ビルだったであろう建物が崩れ、地面を覆っているコンクリートもひびが入り砕けてしまっている。道の両端に植えられている街路樹だったはずのも、不自然で歪な形をした柱だけが残されており、それらがまるで墓標のようだと思ってしまっていた。


「意外と埃っぽいってことも無いんだな」


 兜を外し、金色の髪を風に靡かせているハルが不意に呟く。

 彼が纏う全身鎧は俺が知っているよりもがっちりとしていて、ハルの体格を一回り以上大きく見せていた。


「というか、こんなエリアがこのゲームにあったことが驚きなんだけど」

「まあ、普段活動しているグラゴニス大陸は思いっきり中世の西洋文化だからな。ヴォルフ大陸はもっと南国っていうかジャングルの集落っぽい国や街が多いし、オルクス大陸だってな」

「確か現代のヨーロッパって感じだったっけ」

「おう。全ての大陸の中でも気候が安定していて意外と一番過ごしやすいって評判だったな。少しオカルト色が強いのは、まあ、魔人族がメインの大陸だから仕方ないんだろうけどさ」

「それじゃここみたいなのはジェイル大陸か?」

「あー、どうだろ? 確かにジェイル大陸が一番近い雰囲気があったかも知れないけどさ、今はもう大分テコ入れされてさ、東洋? 戦国? そんな感じの建物ばかりだったと思うぞ」

「ハルはあまり行かないのか?」

「そうだなー。あまり用が無いし。そもそもギルド付近だけでも十分遊べてるからな――って、どうした? 変な顔して」

「あ、いや、ハルだったら強い相手求めて何処までもって感じだとばかり思ってたから」

「ははは、俺も成長したってことさ」

「ふーん。で、本音は?」

「ジェイル大陸に出てくるモンスターが苦手なんだよ」

「ハルが苦手? どんなのが出てくるんだ?」

「妙に人間っぽいっていうか、和風ホラー感が強いっていうか」

「だから、どういうモンスターなんだ、それ?」

「代表的なのは幽霊とか狂乱したNPCっぽいのとかだな。とにかくアレが好きなやつはPVPが好きなやつくらいじゃ無いか、って感じのモンスターばかりなんだよ」


 ハルに言われぼんやりとそれらのモンスターの姿を想像してみる。

 確かにこの辺りに出てくるファンタジー然としたモンスターのほうが戦っていて楽しい感じがする。尤もそれは俺が普段から対人戦がメインのゲームを好まないからなのかも知れないが。


「何となくハルの言いたいことは分かった、気がする。それで、ここがハルの言うジェイル大陸の雰囲気に近いってことで合ってるか?」

「近いといえば近く感じるし、そうじゃないと言えばそうじゃない、か?」

「何で疑問形なんだよ」

「いや、だって、なあ」

「?」

「正直そこまでジェイル大陸の施設に詳しいわけじゃ無いし。そもそも、ここ、ジェイル大陸じゃないだろ」

「ああ…」


 曖昧な返事をしながら頷いた。

 その通りなのだ。ここはギルドホームがあるグラゴニス大陸の中。確かに今回、この場合に限り転送ポータルを使って移動したから自分たちの意思に反してどこかに飛ばされてしまった、なんて可能性が全く無いとは言えなくもないが、実際その可能性は低いだろう。


「それに、猫に言われたことも気になるし」

「ああ、そうだな」


 そうして俺は思い出していた。

 俺がハルと二人でこのエリアに来ることになったきっかけの会話を。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



 猫の人の来訪と時同じくしてボルテックに呼び出された俺はギルドホームの一室。

 そこに居たのは俺を呼び出した当人とその切っ掛けとなった猫の人。そして鎧を外し室内用の服装になっていたハル。


「これで全員ですか?」


 椅子に座る猫の人が俺たちの顔を見渡して徐に呟いた。


「今日はそうなりますね」

「そう、ですか」


 にこやかに肯定するボルテックと一筋の希望が絶たれ落ち込む猫の人がそれぞれ違う表情を浮かべながら見つめ合っている。

 俺とハルはといえば、この慣れない空気から逃れるために手元のカップに注がれた紅茶を煤っていた。


「わかりました。今回もこの話を受けるかどうかはあなた方に任せようと思います」


 きりっと真剣な面持ちに変わった猫の人がその前足を動かすと、一つの画像が浮かび上がった。

 荒廃した街。

 命という命が失われた大地を映したそれは数秒ごとに描かれた場面を変えている。


「これが今回あなた方に向かって欲しいエリアです」

「ここで何が起こったんだ?」


 カップをテーブルに置き、浮かぶ画像を睨むように見つめていたハルが問う。


「不明です」

「どういうことだ?」

「このエリアにはあなた方よりも前に向かって貰っていたプレイヤーがいました」

「その口ぶりでしたらその人たちに何かがあったと考えていいんですよね」

「はい。向かったプレイヤーとは一時通信が途切れました」

「一時?」


 猫の人の言葉のなかで気になったものを復唱した。


「現在無事を確認できているのですが、その……」

「私達には話せないことなのですか?」

「いえ、なんと言えばいいのか。未だログイン中みたいなんです」

「そのエリアを攻略中だというのなら問題無いのでは?」

「ですが、妙な話なんです」

「だからそれは何故だって聞いてるんだ?」


 若干苛立ちを抱いたハルが少しだけ語尾を強めた。


「彼らは皆、ログアウトして現実での安否が確認されているからです」

「はい?」

「今も継続してログイン中なんですよね?」


 俺とボルテックが意味が分からないというように問い掛けていた。


「こちらで確認できるデータ上、彼らは皆ログイン状態を継続されています。ですが、現実のプレイヤーは全員ログアウトしていることも確認されているのです」

「全然意味が分からない」

「あなたが仰りたいことも尤もです。正直、自分たちもこのような事態は想定外でしたので」


 ハルが眉間にしわを寄せながらテーブルに肘を付き顎を手に乗せ呟いたその一言に猫の人が困惑した様子で応えている。


「俺たちがそこに行っても大丈夫なんですか?」


 猫の人がこの話を自分たちに持ってきたということは、つまりそういうことなのだろう。

 となれば自然と安全なのかどうかが気になってくる。


「未知の状態に変貌しているエリアですので、はっきりとしたことは言えませんが。現実の生命を脅かすという点では問題無いかと」

「だったらこの世界の俺たちはどうなんです?」

「それは――」

「安全の保証は出来ない、ということですね」

「ええ。現実で無事が確認されたプレイヤーの方々ですが、再ログインしようとしても初期化されているという一文が表示されてしまっているらしいのです」

「らしいって、確認していないんですか?」

「現在専門の部署が確認作業を行っているらしいのですが――」

「何か気になることでも?」

「いえ、確証が無いことですので」


 猫の人の態度を些か訝しんだりしたが、結局これ以上聞き出すことは出来なかった。

 そうして俺たちはそれぞれ今回のことに関して考えていた。まず、自分が行くかどうか。次に自身の安全を自分で確保出来るかどうか。そして最後に、何をするか。


「そこで俺は何をすれば良いんです?」

「行っていただけるのですか!?」

「まずは目標を決めなければ答えようもないので」

「そうですよね。目標ですか。となればそのエリアの実地調査でどうでしょう? 現在討伐して貰うべき対象も前回のように踏破してもらうダンジョンも確認されていませんので」

「実地調査か。またあやふやですね」

「申し訳ない」


 顎に手をやり思案するボルテックに、頭を垂れた猫の人がいった。


「分かりました。調査だけでいいのなら俺、いえ、俺たちが向かいます。ハルもそれで良いよな?」

「ああ、久々にユウとのタッグ復活だな」

「ボルテックはここから支援をお願いします」

「む、分かった。増援はどうする?」

「えっと、現状必要ないかな。向こうで何かあればその都度連絡するから」

「了解だ」


 俺とハルが行くことが決まり、ボルテックにも了承を得た。


「では、お二方お願いします」


 ぺこりと猫の人が一礼する。

 そして俺たちは手早く準備を済ませると、ギルドホームに備わっている転送ポータルを使い画像の場所へと向かったのだった。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



「ここで何か起こったってことだよな?」


 辺りを散策しながら並ぶハルに訊ねる。


「らしい、な。実際静かすぎる」

「だな」


 歩を進めながら時折近くの廃墟と化している建物の窓から中を覗き込んだりして確かめていた。

 その先に何か居るのか。あるいは何かあるのか。

 だが、俺たちは何も見つけることは出来ずに、こうして廃墟の中を進むことにしかなかったわけだ。


「んん?」

「どうした?」

「あそこ。何か動かなかったか?」


 と、外していた兜を被りながら指差すハルに促され俺も目を凝らしてみた。

 視線の先にあるのは周囲にあるのと同じように崩壊した建物の残骸。何か動いたと確信するにはあまりにも変わらないその様子に俺はハルの言葉を疑ってしまいそうになる。

 けれど、ハルがこういう時に悪戯に不安を煽ってくるようなことはしないと知っているからこそ、腰のホルダーへと手を伸ばしていた。

 ハルが指差した場所へじりじりと近づいていく。

 そして件の場所との距離が五メートルを切ったその時、辺りに漂う空気が一瞬にして重々しいものへと変わった。


「ユウ!」

「わかってる!」


 咄嗟にハルと背中合わせになり、それぞれがそれぞれの武器を持つ。

 前方のみに集中しなかったのはピリピリと肌を刺す感覚が辺り一面から感じ取れたから。


「来るぞ!」


 その一言を合図にしたように辺りの建物の影という影の中から異形の存在が現れた。


「あれは……ゴブリンか?」

「それにしては随分と嫌な臭いを放っているがな」


 ツンッと鼻をつく臭いを放つそれは頭が際立って大きく腹部が異様に膨らみ全長が平均的なプレイヤーの身長の半分くらいしかないモンスター――ゴブリン。

 こう言っては何だが、ゴブリンというのはありとあらゆる場所に出現しレベルも低く初心者プレイヤーですら油断しなければ倒すことも可能とされている程度のモンスターでしかない。が、その性格というかモンスターとしての特性が狡猾で、どこから手に入れたのか分からないような出来の悪い、所謂粗悪品とされているような武器を持ち、身に纏っているのはボロボロの腰布だけという一見すると人型の下位種とすら思えてしまう外見が戦闘に慣れていないプレイヤーの攻撃の手を阻むというモンスターだった。

 何より狡猾なのが、パーティの中で一番レベルが低いプレイヤーを集中して狙ってくるという点。そして群れを成している場合は一気に討伐難度が上昇するという点だ。

 これにより群れに遭遇してしまったら初心者は敗北することも珍しくはなく、初心者に適しているレベルではあるものの同時に初心者殺しのモンスターとしての評判も広がっていた。


「だとすれば、先手必勝だ」


 囲まれる前に出来る限り数を減らしてしまうことが常套手段となっている相手だ。俺は迷うことなく銃形態のガン・ブレイズの引き金を引いていた。

 撃ち出された弾丸がゴブリンの頭を吹き飛ばし、首が無くなった胴体がどさっと地面に倒れ、次の瞬間には光の粒子となって霧散する。

 気をつけなければならないと言われているエリアでの最初の戦闘がシステム通りの結果を出していることに安堵しながら、続けて二発めの弾丸を撃ち出す。


「やるな。だったら俺も――」


 ハルが戦斧を構え飛び出す。

 すかさず横一線に薙ぎ払うとゴブリンは四肢を撒き散らしながら辺りに転がったのだ。


「うえぇ。なんかグロテスクだな」

「お、おお。俺もこんなこと初めて――」


 霧散するまでの僅かな間に広がった光景に嫌悪感を抱き声に出した俺にハルが戸惑いの言葉を返したその直後、突然言葉を詰まらせていた。


「どうした――って、これは……」

「共食い、いや、死体喰い、だと……」


 同様に俺も言葉を詰まらせた。

 眼前に広がる光景があまりにも気味の悪いものに見えたからだ。


「ユウ。確認してみるんだ。おそらくコイツらはゴブリンなんかじゃ無い」


 一撃で倒せていた為に頭上に浮かぶHPゲージや名称をそれほど気にすることもなく目に付いた個体から撃ち抜いていた。そして倒してしまえば自然と消滅するのだからと、その後を注視こともなかった。

 けれど、ハルに言われ自分としても目の前に広がる光景の異様さに促されるようにしてガン・ブレイズの銃口を向け、未知のモンスターと対峙する際いつもなら直ぐに行っている動作を取った。

 すると浮かんできたのは『ゴブリン』という予想していた名前ではなく『餓鬼』という初めて対峙する名前。


「餓鬼?」


 言葉だけ、単語だけならば聞いたことはある。

 実際、現実(リアル)でも日本史や国語の授業の際に教師の余談として話の中に幾度か出てきたことがある。それを覚えていたというわけじゃないが目の前のゴブリン、いや餓鬼の容姿は絵巻物に描かれていたそれに酷似しているように思えた。

 何より、現時点で餓鬼が行っている行動こそが、俺やハルが気味が悪いと感じている行動そのものだったのだ。


「餓鬼だって!? 成る程、どうりでな」

「何が成程なんだよ?」

「餓鬼の逸話、お前だって聞いたことがあるだろ。目の前のコイツらの行動が異常行動ではなく通常の行動パターンの一つだとすれば、その名称に納得できるってことさ」


 ゲームに出てくるモンスターはオリジナルのものから元ネタが存在するものがある。それはそれぞれのモンスターの行動や身体的特徴、プレイヤーに語られることが稀なバックストーリーにも影響を及ぼしていることが常とされている。

 敢えて元ネタの逸話から外してある場合もあるのだろうが、それはこのゲームの推奨年齢や倫理規定の観点から運営側の配慮といわれているが、今回の場合はどうなるのだろうか。餓鬼が行っている行動がそれに沿っているとは到底思えないが。


「ハルが納得するかどうかは置いておいて、コレにはどんな意味があるんだ?」

「常識通りに考えるなら回復だけど」

「俺たちはコイツらを一撃で倒しているだろ。回復もなにもダメージすら与えていないヤツだっているぞ」

「となれば、これはただの捕食か、それとも――」

「それとも何だ?」

「こういう演出が予め組み込まれているか、だ」

「趣味悪い」

「そうだな。自然界でも有り得なくも無いことなのだろうが、こう目の当たりにすると、全くの同感だよ」


 おそらく兜の奥で表情を歪めているのだろう。ハルが倒した餓鬼の死体に群がっている他の餓鬼を横薙ぎに一閃を浴びせる。

 意識外から切り付けられたことにより防御などすることも無く両断された餓鬼が喰らい付いていた死体と同じタイミングで霧散した。


「ふむ。俺たちが倒せば直ぐに消えるのか」

「そうか? さっきはハルの一撃でも消えなかっただろ」

「そう、だな。となれば何か条件みたいなものがあるのかなっと」


 一体一体撃ち抜いていく俺が倒した餓鬼はその全てが瞬時に霧散していた。そしてハルが戦斧を使い倒した餓鬼もまたその大半がやられるのと同時に霧散している。死体が残り地面に転がっているのはごく僅かとはいえど、その後に広がる光景は何度目にしても慣れるものじゃなかった。

 その都度ハルが眉を顰めながらも喰らい付いている餓鬼を切り払うことでようやく死体共々霧散する。


「とはいえ、検証するのは無理だし、やりたくない!」


 縦一閃、ハルが戦斧を振り下ろす。

 発生する衝撃波がハルの眼前にいる餓鬼を吹きとはした。


「同感だな」


 俺はガン・ブレイズを使い近づいてくる餓鬼を撃ち落としていく。

 自分が行っている攻撃や目に映る全ての光景がどこかのゾンビアクションものに思えてしまい、僅かに頬を引き攣らせた。


「ったく、それにしてもどれだけ出てくるんだ?」

「なあ、餓鬼ってのはこんなにリスポーンが速いモンスターなのか?」

「知らんっ!」

「いや、知らんって――」

「確かに餓鬼っていう名のモンスターの事は知ってる。けどそれは結局実装されなかったモンスターの一種としてモンスターデザインをしている人が自分のSNSに上げていた画像があったからなんだ」

「へ?」

「だから、本来餓鬼っていうモンスターはこのゲームにはいないはずのモンスターなんだよ」


 戦斧を振り回すハルの一言に俺は思わず引き金を引く手を止めてしまった。

 つまり、俺たちは今、この世界にはいないはずのモンスターと戦っているということなのか。

 廃墟というエリア。そして餓鬼という屍鬼(しき)の類いだと思われるモンスター。そして自分たちより先にここを訪れ一時連絡が取れなくなり、返ってきたのは現実のプレイヤーだけ、という情報。

 それらが相まって今回のエリアの探索もまた一筋縄には行かないのだと背筋に冷たいものが走った。


「くそっ」


 止まっていた手を動かす。

 撃ち出された弾丸が餓鬼の体に風穴を開けた。そして一瞬その奥から別の餓鬼の飢えた瞳を見た。


「どうする? どうすればいい!?」


 思わずハルに問い掛けていた。

 ハル自身もどうすれば良いのかなど知るはずもないのに。


「ユウ、コイツらを倒しきることはできそうか?」

「見ての通りだけど」

「だよな。となれば俺たちが取る手段は一つ」


 一歩ずつ下がり俺の隣に並ぶハルが視線を巡らせる。


「一番層が薄い場所を貫きそこを駆け抜ける」

「わかった! <インパクト・ブラスト>」


 戦斧で指し示した方向に俺は威力特化の射撃アーツを放った。

 真っ直ぐ伸びていく弾丸に続きハルが、


「貫け<爆旋斧(ばくせんふ)>!」


 燃えたぎる旋風のような爆風を伴う一撃を繰り出した。


「今だ!」


 俺の射撃アーツとハルの爆発を受け開かれた一筋の道を俺たちは駆け抜ける。

 負けないと思いながら、勝てないと諦めた戦闘から俺たちは一目散に逃げ出したのだ。



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