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三つ巴の争奪戦 ♯.12

お待たせしました。前回の続きです。

 黒い斬撃に飲み込まれたリョウメンスクナは消滅した。

 リョウメンスクナが居たことを示すのはその場所に転がっている無数の秘鍵のみ。

 手元に出現したコンソールにはこの戦闘で獲得した経験値などが記されている。今回の戦闘を経たことで俺のレベルが上がりようやく50に到達したようだ。ランクを上げる前よりはまだ低いが、それでも一応は高レベル帯に位置する値までくることができたというわけだ。

 獲得したスキルポイントの使い道は後で考えるとして、先に≪マルチ・スタイル≫の強化を解いた。そうすることで俺のMPの自然回復の速度が平常時に戻った。

 残念だったのがこの戦闘でドロップアイテムを獲得することができなかったことだろうか。考えようによっては足元に転がっている秘鍵がそれに該当しているのかもしれないが。


「それにしても、必殺技の限界を超えるとこうなるのか」


 自分の手の中にあるガン・ブレイズを見て呟いた。

 戦闘開始前は綺麗な銀色の刀身が日の光を反射していたそれが今では鈍くくすんでしまっている。むしろ原型を保っていることが不思議なくらいとまで言っていいのかも知れない。錆びてはいないが、今のガン・ブレイズでは雑魚モンスターすら倒すことができない、そう思ってしまうほど。

 不懐特性が無ければどうなっていたことか。

 そんな風に思いながらもグリップの上のスイッチを押して銃形態に変形させると残弾数を示す数字がゼロになっていることに気付いた。〈オート・チャージ・リロード〉のアーツを手にしてからというものMPに規定の数値が残っていれば自動的に弾丸が補充されるはずのそれが全くのゼロ。再装填しようとしても俺のMPは減る事が無く、同時に残弾数が増えることも無かった。


「使えなくなっている…のか?」


 愕然といった。

 耐久度の減少というものは自身が≪鍛冶≫スキルを習得しているために縁遠かった。そう言う意味では初めての状態だ。しかし、不懐特性を得た専用武器でそのような状態になってしまうものだろうか。

 まじまじと銃形態のガン・ブレイズを見つめつつ考えを巡らせていると、先程放った〈シフト・ブレイク〉の影響がここまでだと想像に至らなかったことを悔いてしまいそうになった。

 頭を振り、脳裏の過った後悔を振り払い、俺はガン・ブレイズを腰のホルダーへと戻した。


 幸か不幸か戦闘は終わっている。

 これ以上の戦いは望めなくとも、問題が無いと言えば問題がないのだ。


「アラドもこれと似たような状態になったことはあるか?」

「あン? ねェよ。オマエだけじゃねェか、そンなのはよ」

「嘘!?」

「そもそも必殺技の威力を限界突破させるなんてフツウできねェだろうが」


 さも当然だと言うように告げられた一言に俺は言葉を失くした。


「アーツの威力は規定値から逸脱することはねェ。差異が生まれるのは使用者や対象者の防御力、それから周囲の環境の影響があるかどうかくらいだ。必殺技でもそれは同じハズだ」


 アラドが俺の想像以上にゲームのシステム的なことに詳しいことに驚きながらも自分がしたことに対する疑問を感じていた。

 何故俺は〈シフト・ブレイク〉の威力を限界を超えて高めることができたのだろう?

 MPを蓄えていくことで威力を高められるのはこの必殺技の特性。しかし、それは限界を超えられるものなのか?


 システムを超えた何かを自分がしてしまったというふうには思いたくない俺は、別の理由を考え続けた。


 例えばフラッフを捕獲(テイム)した時に得た〈ブースト・ハート〉による何かしらの影響が〈シフト・ブレイク〉という必殺技に出た可能性。変身した状態で放つことの出来るもう一つの必殺技〈バースト・ブレイク〉を使えるようになったことも大きな影響を及ぼしているのかもしれない。


 確証の無い可能性を言い訳にして自分を言い聞かせている俺をアラドが何やら冷めた目で見ている。


「何だ?」

「別に。無駄なコトで悩ンでやがると思ってよ」

「無駄ってな……もしこれが仕様外の状態なら俺はチートをしたとか言われかねないんだぞ!」

「誰にだよ」


 冷静にツッコミを入れるアラドに一瞬ばれなきゃ問題ないかも、なんてことが過ったりもしたが、直ぐに思い直した。

 誰がなんと言おうとチートは良くない。

 まっとうにプレイしているのならば尚更だ。


「安心しろよ。何も手を講じずに普通にして限界を超えることは出来ないとしても、攻撃がアーツの限界を超えること自体、絶対に不可能ってわけじゃねェンだからよ」

「どういうことだ?」

「自分だけの力でシステムを超えることは出来ねェ。けど、他の要因を手にすることで超えることは出来ンだよ」


 それからアラドは自分がこのゲームの情報サイトで目にしたことを話してくれた。

 例を挙げるならば道具の工夫がある。普段使っている専用武器の他に攻撃の威力を高めることの出来るアイテムを用いることで一時的ではあるが攻撃の威力を規定値以上にすることができるらしい。

 その傾向が顕著に出るのが魔法。プレイヤーが使う魔法の威力を増加させる効果を持つ装飾品を身に付けることで放つ魔法の威力を上げたり、回復魔法の回復量を増やしたりすることができるのだと。

 欠点と言えばそれを行った時に高確率で装飾品が壊れるか専用武器に何らかの異常が生じてしまうこと。それ故にレイドボスとの戦闘の切り札として使われることが多いのだと言っていた。


 先ほどの俺の〈シフト・ブレイク〉に当て嵌めるとアイテムによる威力増加ではなく、自身のアーツによる増加と言えるだろう。〈オート・チャージ・リロード〉の特性が上手く〈シフト・ブレイク〉の性能に噛み合った結果だといえるのだと。


 チートではないという可能性の方が大きいことに安心して俺はあからさまにほっと胸を撫で下ろした。


「ハッ、これで安心したかよ。それならサッサと秘鍵を回収してムラマサと合流すンぞ」


 呆れたように肩を竦めて、アラドはリョウメンスクナが消えた場所に落ちている秘鍵を拾い始めた。

 それはここで俺たちが亡者共を倒して見つけたよりも遥かに多い数であり、一日目の秘鍵の獲得数にしては十分過ぎる成果を叩きだしたと言っても過言ではないだろう。


 コンソールを出現させてムラマサに戦闘が終了した旨と合流したいという意思をメッセージで伝えると直ぐ返事が返って来た。

 返信の内容は一度日の里に戻りそこで合流することにしようという提案。それと傷ついていた生存者の回復はムラマサが所持していたポーションを分け与えて使用することで滞りなく終えることができたようだった。


「ムラマサの方は戦闘らしい戦闘も無く終わったみたいだな」


 安心したと秘鍵を拾いながらアラドに伝える。

 目に付く限りの秘鍵を拾い集め終えた時に俺たちは月の里を後にすることにした。

 自分たちの戦闘の影響を受けて倒壊した家屋や抉れたりひび割れたりしている地面。まるで野盗が現れ強奪が行われたかのような惨状を堕翼種の人たちにどう伝えればいいかを考えながら、二つの里を繋ぐ一本道を歩く。


 来た時と同じ道のりを経て戻った日の里ではムラマサが助け出した堕翼種の人たちが帰って来なかった人を偲んで涙を流したり、無事だった人の生存を喜んだりしている光景が広がっていた。

 その中心部にいるムラマサはどことなく複雑そうな表情を浮かべており、自身の目的を果たすことができたと喜んでいるようには見えない。


「二人とも。よかった、無事だったみたいだね」


 俺とアラドをいち早く見つけ、ムラマサが駆け寄ってきた。


「ムラマサの方はモンスターは現れなかったみたいだな」

「まあね。そのお陰であの人たちを連れてここまで戻ってくることが出来たよ」


 苦笑交じりにそう言うもののムラマサは浮かない顔をしたまま。


「けど、助けられなかった人もいたんだ」


 暗い表情で語った月の里に忍び込んだジルバリオとムラマサが見たものはおよそゲームの光景としては、これまでに見てきたものと一線を画していた。

 例えるのならば一風変わった風景とでも言うのか。何でもムラマサたちが辿り着くまでに死んでしまった堕翼種の男たちの成れの果てである落ちた羽根が積み重なっているものがいくつも確認できたようだ。その一つ一つを見つける度にジルバリオが神妙な面持ちになり、決意と共にそれらの横を通る姿を横目に見てきたとも。

 堕翼種が死んだ跡に残るものが抜け落ちた羽根で、それらは彼らが遺した魔力の塊であり、遺物と呼ばれているらしいことをジルバリオから聞いたとムラマサが言っていた。


「今更考えても意味なんてねェことだろうが」

「解っているとも。けどね、目の前で羽根になった人もいたのさ」


 モンスターが消滅する様とは違う光景を目にしたのはムラマサだけ。実際に目にしていない俺やアラドが何か言ってもあまり説得力はない。


「ジルバリオは気にするなと言っていたけどね、どうしても考えてしまうのさ。オレたちがもっと早く月の里に向かっていればもっと助けられたんじゃなかったのかとね」


 ムラマサが感じている無力感は俺には拭えない。

 自分にできる最善を尽くしてもなお、足りないなんてことは現実では当たり前のことなのだ。


 ゲームだからこそ、そういった後悔は無い方がいい。

 助けられる場合は全てを助けることができ、守る時は全て守り切ることができる。俺たちプレイヤーに委ねられるのは成功か失敗かの二択。

 後はその成功や失敗の内容がどのようなものになっているのかということだけ。


 そう言う意味では俺たちは成功したはずだ。

 俺とアラドは亡者共を退け、リョウメンスクナを倒し、月の里の脅威を取り除いた。ムラマサは堕翼種の生存者を残さず日の里にまで避難させることができた。

 その中で零れ落ちてしまったものを数えてもキリがない。残すは自分たちが納得できる理由を得ることができるかどうかだけ。


「…ムラマサ?」


 目を閉じて黙り込んだムラマサを呼ぶ。


「大丈夫。受け止められるさ」


 微かに笑い、ムラマサがそう呟くとアラドはフンっと鼻を鳴らした。


「二人の方は戦闘があったみたいだね」

「ああ。最初にアンデッド系のモンスターが居て、それを討伐したらちょっと面倒なモンスターが出てきたんだ」


 この言葉を皮切りに俺は先程までの戦闘のことをムラマサに話した。

 月の里を占拠していた亡者を倒し、その後に現れたリョウメンスクナを倒したこと。その結果ガン・ブレイズが使用不能状態に陥ってしまったこと。俺とアラドの両方が必殺技を使い切ってしまったこと。


 パーティを組んでいる以上、俺とアラドのHPの増減を目にしていたムラマサは自身が想像していたよりも大規模だった戦闘に驚き、それをたった二人で退けてみせた俺たちに称賛の言葉を送ってきた。

 話の最後に自分が使った必殺技がチートでは無いかと考え込んだ俺の慌てる様をアラドが付け加えると、ムラマサは最初こそ笑いを堪えるようにしていたが、遂に堪えきれなくなったというように肩を震わせたのだった。


「それで、ユウの武器は大丈夫なのかい?」

「多分修理すれば使えると思う。なんて言うかさ、耐久度が減り過ぎた状態…みたいなものだと思うし」

「そっか、ならいいんだ。ああ、そうだ。修理の素材が足りないようなら言ってくれ。オレが持っている素材なら渡せるからさ」

「ありがとう。助かるよ」


 腰のガン・ブレイズに手を置いてムラマサに礼を述べていると堕翼種の人たちの中からジルバリオが現れた。彼女は仄かに赤い目に頬に涙が流れた跡を残しているが、ピンッと背筋を正し積極的に燐とした表情を作っているようだ。

 軽く会釈してジルバリオが声を掛けてくる。


「すまない。ちょっといいか?」

「ああ、大丈夫だ」

「里長が話をしたいとのことだ。ついて来てくれ」


 ジルバリオに案内され俺たちは日の里にある里長であるユサミネの家へと足を踏み入れた。ここは俺たちが最初の通された建物とは違いあまり広く無い。何より内装は生活感で溢れここでユサミネが家族と共に暮らしているのだと肌で感じることができた。


「まずは礼を述べねばならぬな。儂等の仲間を助けて下さりありがとうですじゃ」


 俺たちが通された部屋は昔懐かしき日本風の一室。

 囲炉裏があり、その周りに座っているのが俺たちだ。畳張りの部屋はふすまを開けて中に入った途端に井草の香りが漂ってきた。

 そこで座布団に座っているユサミネが開口一番、礼を言い深く頭を下げたのだった。


「いえ、助けられなかった人たちも大勢いますから」


 そう言って顔を顰めるムラマサに対してユサミネが穏やかな目を向け、微かに首を振った。


「其方等は十分に手を尽くしてくれた。助けられた者共がその証ですじゃ。それよりも、月の里で起きた事を話してくれませんかな?」

「我からも頼む。戦闘に参加したのはユウ、アラドの二人だけだ。我らの里の一つで何が起こったのか我も知りたい」


 真摯な眼差しで訴えかけてくる二人に俺は息を詰まらせた。

 俺たちにとってゲームでしかないものも、そこに居る存在にとっては現実なのだと見せられているように気になる。


「話してあげてくれないかい?」

「俺は別にいいけど…」


 二人に助け舟を出したムラマサに頷いて告げ、ちらりとアラドの方を見る。するとアラドは興味が無いと言うように鼻を鳴らして胡坐をかいている自身の足の上に置いた自分の手に顎を乗せ窓の外を見ていた。


「俺たちが月の里に入った時――」


 それから俺はムラマサに話したのと同じ内容を二人に話した。

 淡々と事実だけを話すつもりが、亡者の出現という話の内容でいうと最初のほうでジルバリオからの待ったがかかった。


「何だ?」

「その亡者というのはどういった格好をしていたか、教えてくれないか?」

「もしかして、月の里で暮らしていた人たちだったかもしれない、と思っているのか?」

「あ、ああ。そうだ」

「それなら多分だけど、違うと思う。あの亡者共の格好は明らかにジルバリオたちとは違う服装だったし、何より堕翼種は一人も見なかったからな。もしかしてだが、月の里には堕翼種以外の人も暮らしていたりするのか?」

「いいや。ここに暮らすのは全て儂等と同じ堕翼種だけですじゃ」

「なら尚更だ。亡者と化した人たちはおそらく月の里を襲った人たちだったんだと思う」


 これはあくまでも俺の想像であり予想だ。

 それでも自分たちの里を襲った人たちの成れの果てが亡者というアンデッド系モンスターかも知れないということを知り、ジルバリオはどことなく溜飲が下がったような顔を、ユサミネは複雑そうな顔をした。


「気に食わないか?」

「そう言うわけではないですがの、アンデッドになってしまったのが哀れで」

「里長! 奴らは我らの里を襲った敵です! それがどのような姿になったところで我らに関係など!」

「解っておる。だがの…」

「何か気になることがあンのかよ?」

「いや、それよりもじゃ、其方らの話にはまだ続きがあるんじゃろう?」


 話を聞いてはなかったと思っていたアラドの問いかけにユサミネがより険しい面持ちで返す。

 促されるように俺は亡者共を退けた後に現れたリョウメンスクナとの戦闘を語り始めた。


「うーむ、リョウメンスクナとな。それはどのようなモンスターじゃったのか聞いてもよいかの?」

「あ、ああ。かなりの巨体に二つの頭。腕は左右二本づつ。四本の手にはそれぞれ剣が握られていたな」

「他には?」

「他って言うと、戦闘が始まったばかりの頃は障壁を纏っていたくらいか? その障壁のせいでダメージは通らないから大変でさ。ああ、それと障壁を破壊した後は部位破壊になる攻撃が有効だったんだ」


 そう告げながら俺はアラドがリョウメンスクナの手を破壊していたことを思い出していた。初めてダメージらしいダメージを与えたことに加えて、相手の戦力を削ぐこともできたそれは俺一人ならば出来なかったことだと思う。


「それがどうかしたのか?」


 NPCにモンスター攻略を訊ねられているような気分になり、俺は思わずそう問いかけていた。


「そうじゃの、ついて来てくれますかな?」


 立ち上がったユサミネは部屋の奥にある厳重そうな南京錠が施された襖を開けてその奥にある隠し階段を下りて行った。

 突然現れた階段に驚いているのは俺たちだけではないらしく、ジルバリオも目を丸くして固まっていた。


「知らなかったのか?」

「え!?」

「この階段のことだ。ジルバリオは先には何があるのかも知らないのか?」


 言い淀む彼女の様子に俺は暗闇へと続いている階段の先を見つめた。


「行くンだろ?」

「まあな。そのつもりだ」

「クエストの報酬もまだ貰っていないしね」

「そうだったな」


 軽快にそう言うムラマサに苦笑で返しつつ、俺は立ち上がりユサミネが下りていった階段を進む。

 明かりが点いている部屋に来た俺たちを待ち受けていたのは剥き出しの岩壁。そこに刻まれていたものはどこかの遺跡にでもあるかのような壁画だった。


「あれは?」


 そう呟いたのはジルバリオだった。

 俺とアラドは訝し気に目を細め、ムラマサは興味深いというように感嘆の息を漏らした。


「どうですじゃ? ここに記されているものに見覚えがありませんか?」


 影の中から姿を現したユサミネの問いに俺とアラドは同時に頷いた。

 壁画に記されているモノ。それは紛れもなく俺たちが戦ったリョウメンスクナそのものだったからだ。



いよいよ今年最後の月に突入してしまいました。

日々バタバタとするなかでも更新は変わらぬペースで続ける所存ですのでどうぞ十二月も本作をよろしくお願いいたします。


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