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動く、山 ♯.1

 それがプレイヤーに正式に伝えられたのは公式ホームページの発表が最初だった。

 新しいイベント。

 新しい戦い。

 それらは多くのプレイヤーの士気を高め、同時に幾許か漂っていた停滞の雰囲気を打ち砕いたのだった。





「緊急クエスト、か。緊急というからにはそれだけ大事なはずだけど」


 ギルドホームの一室で俺はその場に同席しているプレイヤーたちの顔を見回して呟いた。

 ここに居るのは同じギルドメンバーであるヒカル、セッカ、ムラマサの三人に加えリリィとクロスケ、そして雇っているNPCであるベリーとキウイ。俺たちの防具の強化や整備を担っているリタと彼女が所属するギルドのギルドマスターであるパイル。

 そして、ヴォルフ大陸で果実樹というギルドのギルドマスターを務め、同時に協会というギルドの連合組織の上層部もこなすバーニが居た。


「とりあえずアイテムの流通価格はこのくらいでどうでしょうか」

「うむ。こちらとしても差異はない」


 バーニとパイルはそれぞれが別の大陸にある大型の商業ギルドの纏め役をしている。以前にバーニからこの大陸では手に入らない類のアイテムをどうにか手に入れることは出来ないだろうかと相談を受けたことがあった。それに対して俺は自分の資産を売るということはせずにパイルたちを紹介するといった方法をとったのだ。

 別の大陸同士を繋ぐ転送はまだ全てのプレイヤーが出来るわけではない。自らの足で両方の大陸の土を踏んだ者だけがそれを可能としているのだった。当然のようにそれには例外もある。ギルドポータルのように個人所有の転送ポータルを持ち、自分が所属するパーティもしくはギルドに他の大陸に行ったことのある者が存在する場合だった。その場合は行ったことのある者と共に転送することで言ったことのない者も別の大陸に転送することができるようになるというものだが、それはプレイ状況の違うプレイヤーでも同じパーティを組んで遊べるようにという保証であり、個人の行動範囲を広げるためだけに使用するのは製作者の意図から離れた行為でもあった。それでも特別咎められるような事例も無いが為に、ある種、転送屋のような名目で金銭を稼ぐプレイをしている人も出て来ていたのだ。

 そのおかげもあってか輝石の効果の発見状況も飛躍的に伸びていたという意外な効果が発揮されているのはそれとは関係のないプレイヤーにも恩恵があったのは嬉しい誤算とでも言うべきか。

 この二人が何故俺たちのギルドホームに居るのかというと、理由は単純で機密性の高い場所で話をしたいと言い出したからに他ならず、またこの二人が共通して知っているプレイヤーが俺たちだけだったというのも大きな理由となったらしい。

 そもそも俺たちに聴かれても良いのかと言いたくもなったが、それは今更だと言われてしまった。何が今更なのか小一時間問い詰めたい衝動にも駆られはしたが結局の所リタに用事があったということもあってこうしてギルドホームに招いたというわけだ。


「防具の調子はどうかな?」


 リタが目の前にいるムラマサに向けて問いかけていた。

 俺とヒカルとセッカの分の防具はこれまでにもリタの手で作られた防具を使っていたのだだ、ムラマサは違った。前回の獣闘祭の時に使った防具はそれまでムラマサが使っていたそれを俺が強化しただけということを話したら俺たちの防具を修理する前にムラマサ専用の防具を作ると言い出して聞かなかったのだ。


「うん。サイズもピッタリだし、動きやすさも抜群だね。それでいて性能はこれまで使っていた物より上となれば、流石防具屋だと唸るしかないないね」

「あら、嬉しいことを言ってくれるわね」

「いやいや、お世辞じゃないぞ。デザインもオレ好みだし、何から何まで文句の付けどころは無いよ」


 新調したムラマサの防具の基本的なデザインはこれまでと同じ和物の着物の抽象を取り入れていた。それでいて動きやすいように長さをムラマサの体に合わせて作られている。防具に使われている素材も金属糸を用いられているために軽さと運動性の両立を果たしているらしい。

 その後に施した俺とヒカルセッカの三名分の防具の修理という名の強化は当然のように成功しこうして装備しているわけだが。


「俺も方にも問題はない。流石リタだな」


 さっきからこちらにチラチラ視線を送ってきているのは、自分が手掛けた防具の出来合いを聞きたかったからだったらしい。俺が満足気にそう告げるとリタもまた満足そうに頷くのだった。


「あー、俺は向こうに行こうと思うけど、皆はどうする?」


 未だ商談を続けているバーニとパイルは放っておくとしてもここに居るギルドメンバーとリタにはひと声かけてから行くべきだろう。それが例え後からでも瞬時に行ける場所だとしても。


「私はここでリタさんと話をしたいです」

「あら、私は構わないわよ」

「……一緒にいい?」

「勿論よ」

「ムラマサはどうする?」

「そうだね、オレの防具はこれで完成したのだろう?」

「ええ。着けてみて問題はなかったのよね」

「ああ」

「なら完成よ」

「わかった。それならオレはユウに同行しようじゃないか」


 皆が話をしているギルドホームのロビーから出て行こうと立ち上がる俺とムラマサの後をベリーとキウイがついてくる。


「ん? 二人も来るのかい?」

「だめ、ですか?」

「今日の分の仕事は終わらせてるんですから。ちょっとした旅行気分でいいじゃないですか」

「旅行という割にはあっとゆう間に着いてしまうけどな」


 それでもいいのかと聞くとベリーとキウイは構わないと微笑み返してきた。

 NPCである彼女らにとっては別の大陸に行くということ自体が特別なこととなり得るのだろう。

 俺たちは揃ってギルドホーム内の転送ポータルを使いヴォルフ大陸のログハウスへと向かった。

 先ほどの俺の言葉通り、移動は一瞬で済んだ。

 それまでの熱くもなく寒くもない過ごしやすい気候から若干熱気のこもった気候へと変貌したことで俺は無事に転送を終えたことを実感した。

 ログハウスの広さは増設を繰り返したギルドホームほどではない。それでも俺たちの活動の拠点の一つとしての機能を如何なく発揮してくれているのだ。


「久しぶり、と言うほどには時間を置いた再会ではないようだな」


 俺たちが転送ポータルのある部屋から出てくると、そこには見知った顔、ラクゥが居た。


「ラクゥ、シャーリはどこに居るんだ?」

「外だ。案外草木の世話が性に合っているらしい」

「それはよかった。クマデスには無理矢理二人を送り出すようなことになってしまって申し訳ないと言われてたからな」

「案外村長も心配性なんだな。わたしたちは自ら望んでユウの所に来たというのに」


 などと言いながらもラクゥの表情は嬉しそうだ。

 ラクゥとシャーリをこのログハウスに招き入れた理由は大方ベリーとキウイと同じ、施設の維持と畑の管理。このヴォルフ大陸でもギルド会館を通して人を雇うことを考えなかったわけではなかったのだが、俺にはそれよりも先にラクゥたちに声を掛けてみるつもりだった。

 あの村にいる人はギルドを通して初めて会うNPCに比べて見知った相手でもあったし、何より一度顔を出すと言ってから一度も会いに行けてなかったのが気になっていた。途中獣闘祭があったにしてもこのまま音沙汰無しというのはたとえNPCが相手でも気持ちのいいものではない。


「こんにちはです。ラクゥさん」


 俺とムラマサの後から続いて転送ポータルのある部屋から出てきたベリーが顔を覗かせた。

 以前顔見世も兼ねて二人にも紹介したところそれなりに仲良くなっているらしい。転送するのも自由にどうぞと言ってあるのだが、毎日に植物の世話があることから実際に会いに行くのはこうして俺たちの内の誰かと一緒というのが今のところ彼女たちのルールになっているらしい。


「こんにちは。ベリー、キウイ。二人とも元気そうだな」

「はい」


 俺は畑の様子を見に行くと告げるとムラマサたち四人はここでゆっくりしていると言ってきた。

 軽く手を振り歩き出す俺の後ろでは一人のプレイヤーと三人のNPCのお茶会が開かれようとしているのだった。

 ログハウスにある畑で育てている植物はギルドホームとは種類が違う。ギルドホームが基本的なポーションの素材になるものが多いことに比べるとここは些か変わり種が多いのだ。

 幻視薬に使う素材しかり、その他状態異常薬に使うものしかり。育てていく苦労はゲームだからか一律化されていてどちらが大変ということはないのだが、こちらの畑には毒草の類が少なからず植えられているためか害虫のようなものを心配することは少なかった。


「調子はどうだ?」


 畑でしゃがみ雑草を処理しているシャーリを見つけ声を掛ける。

 俺が来ることを想像もしていなかったのかシャーリは俺の顔を見るや否や頬を引き攣らせて、


「な、なんで、ここにいるのよ」


 と言ってきた。


「このログハウスはヴォルフ大陸での俺たちの拠点だって言っただろ。俺がここに居るのは自然なことじゃないか」

「うぐっ、それもそうだけどさ」


 何となくシャーリは俺に対して苦手意識があるようで、話しかけるたびにこうして怯えたような表情を見せてくることが稀にあった。

 原因は解っている。幻視薬製作の際に俺が暴走をしてしまったことだろう。

 何しろシャーリを実験台にして完成まで辿り着いたのだ。感謝こそすれどそれ以上何かをするつもりはないと何度も説明したのだが、現状はまだこの調子というわけだ。


「ラクゥから聞いたぞ。畑の世話を積極的にしてくれてるんだってな」

「それが、なんなんだよ」

「そう警戒するなって、ありがとうって言いたいだけなんだからさ」


 自分の気持ちを伝えただけだというのにシャーリは頬を赤らませ乱雑に手近な雑草を抜き始めた。その行為が照れ隠しなのは確認するまでもない。

 それにしても俺が雇ったNPCたちは町にいる他のNPCに比べ感情表現が豊かだと思う。それがプレイヤーに雇われた効果なのかそれとも最初からこうで俺たちが見てこなかっただけなのかは解らないが、共に日々を過ごすことになるのだから、感情表現の薄い能面を相手にするよりもマシというものだろう。


「それで、今日は何をしに来たのさ?」

「何って、畑の様子見だけど」

「わたしらの腕が信用できないっていうの」

「そうじゃないさ。ここの畑は自分の持ち物なんだ。どんな調子なのか見に来るのは当然のことだろ。それにシャーリたちにこれを渡したかったからさ」


 ストレージから取り出したのは作物の種。乾燥し硬い殻に覆われたそれはギルドホームのあるグラゴニス大陸のマーケットで手に入れたものだ。

 名称は『不明の種』

 一種のくじ引きのように育ててみるまで何の種なのかは解らない。商会に販売を委託しているプレイヤー産のおもしろアイテムの一つという話だった。


「何が育つか解らないからさ、他の植物に影響がないような場所で試してみて欲しいんだ」

「ふーん。別にいいけど。あんたのそのギルドとかにいる人に頼めばよかったんじゃないの?」

「向こうは薬草類の栽培で忙しそうだったし、作物の育成の腕はシャーリたちの方が上だからな。気候的に問題ないなら新しいものを試すのはこっちを優先的にしたいんだよ」

「あっそ」


 素っ気ない態度を取りつつもシャーリは俺の手から不明の種を受け取っていた。

 安定した気候を保つグラゴニス大陸ではできるだけ薬草のような常に消費するアイテムの素材の育成を優先させていた。薬草類以外では畑の一角に野菜アイテムを栽培するのみに留まっている。

 そもそもこの不明の種から発芽するのがただの薬草である可能性だってあるのだ。寧ろ珍しい植物が育つ可能性の方が低い。こういった類のアイテムではそれが常のようなものだ。

 既に育っている植物に影響が出ることの方が稀となるとは思うが、念には念を入れておいた方がいいだろう。限りなく低い確率ではあるが忘れていい確率ではないのだから。


「ログハウスに戻るぞ。適当なお茶菓子も用意してあるから食べたくなったら――」

「行く」

「…そうか」


 ログハウスではムラマサと三人のNPCたちによるお茶会が既に始まっていた。

 ここに居るNPCたちはそれぞれが自活していたという設定があった。その為にお茶を淹れることもあらかじめ用意してムラマサに持たせていたケーキを切り分けることも出来るというわけだ。


「先に頂いているぞ」

「構わないよ。元々食べるつもりで持ってきたものだからさ」


 俺とシャーリも四人のお茶会に参加したのだった。

 和やかに歓談を進めていくなか、ムラマサが思いついたように話し始める。


「ところで、さっき言いかけてたことはなんなんだい?」

「言いかけたってわけじゃないんだけどな。まあいいけどさ」

「オレたちに何か聞きたかったことがあったのだろう」

「まあね。一昨日くらいに発表された緊急クエストのことが気になってさ」


 そう言って俺はスクショを取っておいた公式ページの画像を手元に表示させた。

 こういうゲーム的な話をしているときはNPCたちは入ってこない。いったいどういう基準で会話に入ってくるかを決めているのか、一度それを試そうとして失敗したことがある。植物アイテムの育成をNPCたちに依頼した時にシステム的なことを話しても通じなかった。例を出すとあの肥料では植物アイテムのあるパラメータを伸ばすことができるという風に説明しても駄目だった。その代りあの肥料を使えば成長が速い、とか虫が付き難いとか、ポーションにした時に効能が高くなるとか、少しばかり大雑把な説明のときにのみ理解されたのだ。

 それ以降何度か試した結果、クエストやイベントなどは俺たちが思っているのとは違う意味で捉えられているらしいことを知った。いや、表面的な意味では一緒だろう。クエストは俺たちプレイヤーが日々こなしている仕事のようなものと捉え、イベントは何らかの祭りごとだと思っているらしい。

 全くと言っていいほど理解されなかったのはHPやMP、ATKなどパラメータを表す項目とスキルポイントなどシステム的な単語だけだった。


「緊急というわりにはあれから何の音沙汰もないんだけどな」

「けど、必ず始まるのだろう」

「と思うけど」


 いまいちはっきりと言い切れないのは今回のイベントがそれまでの広告の仕方とは違い過ぎていたからだ。これまでは事前に日程と内容が知らされていた。今回のようにただ題名とおそらくイベントの中身の一部を映した画像のみが発表されてるなんてことは無かったのだから。


「ん? これはなんだ?」


 ゲームの中からでも自分が撮り貯めた画像や公式のウェブサイトに掲載されている動画を見ることができる。それは少し前のアップデートで他人のプレイの様子が見たいというリクエストがあったのと、公式が有名人を雇い幾許かのプレイ動画を攻略動画としてネットに上げているものを見られるようにするためということだった。

 コンソールに追加されている項目『閲覧』に公式からの新着動画が届いでいた。





『初めまして、あるいはお久しぶりです。自分は【ARMS・ONLINE】運営の者です』


 その言葉で始まった動画には動物ともモンスターともとれない妙な着ぐるみを着た男が映っている。


『公式サイトでも発表があった通り、緊急のクエストが始まります。開始時間は二日後の午後12時。場所は四天大陸全域』


 男の後ろにこのゲームの舞台となっている四つの大陸の地図が映し出された。それは以前中央以外の三つの大陸が追加された時に映し出された映像のときにあったものと同じ。

 違いがあるとすればそれに巨大な黒い点が四つ追加されていることくらいか。


『対象はこの四つの影』


 着ぐるみの男が手を動かすとその黒い点が横に並びそれぞれの中にモンスターの姿が浮かび上がってきた。


『この影の名は『四皇』。この世界最大のモンスターにして最大の脅威の一つとされているモンスター』


 影の中にいるモンスターがその中から姿を現した。

 それぞれに細やかな特徴の違いが見られるものの、その基本的な形は同じ。翼が退化した四足歩行の龍。対比物としてそれぞれの大陸の一般的な家屋が横に並べられているが、それを見る限りどう考えてもプレイヤーの数百倍もの巨体を誇っていると思って間違いないだろう。


『勝利条件は四皇を討伐すること。敗北条件は四皇が街にまで到達してしまうこと』


 着ぐるみの男の言葉に沿ってシルエットで表示されている龍が地図の上を移動し始める。最初はそれぞれの大陸の端の方から、続いて大陸の中心へと。

 地図にある要所要所に別のアイコンが表示されると四皇のシルエットがそれを突破していく。

 全てを突破し大陸の中心へと辿り着いたその瞬間、動画の全面にでかでかと失敗の文字が印として映し出されたのだった。


『プレイヤーの皆さんが討伐を成功させる為に用意されるのはそれぞれの大陸に五つの砦。それが今回のクエストの戦場です』


 四皇が突破したアイコンの一つが拡大するとそこには石を積み重ねて建てられた壁と木造の高い塔がいくつもある光景が広がっていた。

 そして言葉に伴って画像に追加されたのは誰とも特定されないプレイヤーの数々。

 壁の前と四皇の近くには剣と盾を持ったプレイヤーが、そして塔の中には弓を持ったプレイヤーが。その一人一人のプレイヤーが参加者となるのだろう。


『プレイヤーの皆さんにはそれぞれ防衛する大陸を選択して貰います。そして四皇を討伐した順序で報酬が決定しますので慎重にお選びください』


 この一言で動画は終わった。





 最初に表示されていたサムネイル画像に戻ったコンソールから顔を上げるとムラマサと目が合った。

 ようやくイベントの内容が発表されたというのに浮かんでくる感情は何故というものばかり。既に公開されていたイベントページには今の動画の内容が文字で起こされているだけで、新しく追加されている情報は何もなかった。


「全貌が見えなてこないのはいつものことだけど、今回も中々だね」


 隣でため息交じりで呟くムラマサの顔がどことなく楽しそうなのは何故だろう。そう疑問に思って俺はムラマサの顔を見ていると不意にその顔に笑顔に変わる。


「楽しそうだな」

「ユウの方こそ、楽しそうだよ」

「そう…かもな」


 いつの間にか俺、というかユウというキャラクターの顔も笑ってしまっていたらしい。

 実際の肉体よりも幾分か感情がストレートに表に出やすいのがVRという技術だとしてもここまで頭で考えている事と実際の感情に差異が生じたことは初めてだった。

 自分の顔に触れながら俺は胸の中にある気持ちに目を向ける。

 確かに次のイベントにはそれまでと変わらず未知の部分がある。だが、それだからこそ楽しめるというものだ。

 俺たちは二日後に始まる新たなイベントに向け準備を始めることにした。

 まずは、そうだな。自分たちが参加する戦闘を決めることからだ。



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