不気味な現象
私は、
携帯を充電ホルダーに置いた。
自動設定で、
携帯の電源が、
落ちていた。
私は、ベットに入って、
いつものように寝ていた。
私は、寝つきが良くて、
夜中には、トイレなどに起きたりしない。
大抵、朝までグッスリなの♪
でも……。
なま暖かい風が吹いて、
夜中の丑三つ時!
メール着信音
本当にあったアナタの知らない不思議な話の
オープニングテーマが!?
いきなり鳴り出した!!
私は、寝ぼけて携帯を開く!
男の声が聞こえる!?
「ケンカしてない!!
ミナミちゃん、
ケンカじゃないよね?」
「はぁ〜?
イワさん、
信じらんない!!
電話かけてくる!?」
プツッって携帯を切る!
電源を落としてホルダーに立てて充電式させたら……。
本当にあったアナタの知らない不思議な話
のテーマが、
再び鳴り出した!!
「もう!!」
携帯をとり、
また私は、
イラついて、
「イワさん?
こんな夜中に、
電話辞めて欲しい!!」
プツッ……。
切られた!!
★☆★☆
朝になり、
握りしめていた携帯の通話記録を確認して、
夢だったとほっとした!!
もしも本当にイワさんから、電話かかってきたら、
サイトを
ハッキングしてまでの危ないやつだと思った。
やっぱり、
気にしていたからだ見たんだな〜と、
その時は思った!!
★☆★☆
いつもより早めに、
学校にでようと、
自転車にまたがりこぎ始めたら、
ガタン!! ガタン!! ……!
やだ〜!
パンクしてる!?
引き返し、
バスモをとりに行き、
バスで高校に行く事にした!!
1台目は、
満員通過された!!
2台目にやっと乗れた。
ラッキーな事に、
私の前の席の人がすぐ降りたから、
私は、座れた♪
座るとなんだか眠くなって……。
「おい!
起きろ!!」
は?
「家の学校の人ですよね!」
一年生の女子と、
脇田くん!?
脇田……くんは、
嫌いな部類に入る。
いっつも私を睨んだように見るぶっきらぼうなやつだから!
「着いたぜ!!」
脇田くんは降りて行った!!
私に声をかけてくれたのは、
その二人だけで、
皆、バスの外に出たら、
駆け出した!!
私も慌てて最後に降りた!!
腕時計を見たら、
遅刻ギリギリ!?
うっそ〜!!
バスを私の前に降りた人たちに追い付くべく、
私は、駆け出した!!
★☆★☆
遅刻……。
ホームルーム、遅刻しちゃった!
脇田くんは、間に合っていたのに……。
朝からツイてない〜!!
こんな感じで、
1日の高校生活が、
ことごとくツイてなかった私は、
部活を仮病でサボって、
家に帰る事にした……。
携帯を見ると、山百合ちゃんから、
チャットが入っていた。
――――――――――――
《浅倉ミナミさんと山百合さんのチャット》
ミナミちゃん、
今日は何かツイてなかったとか、
おかしな出来事がなかったかしら?
イワさんから来ていると思う…f(^^;
山百合
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
山百合ちゃん…( ̄▽ ̄;)
朝からツイてないです!
イワさんから、
夜中に電話かかってくる夢を見たし…(|| ゜Д゜)
もう〜部活サボって帰る所!!
浅倉ミナミ
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
ミナミちゃん!!
良かった〜、
リアルタイムで、
inしてた♪
ミナミちゃんが、好きな神社かお寺さんとか、
教会とか、
近くにある?
お参りとかして、
出来れば三ヶ所ぐらい!!
御守りになるもの、
そこで手に入れて!!
稲川さん、
返信無くて心配(゜ロ゜;
山百合
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
何かあったの!!
浅倉ミナミ
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
イワさん…というより、
イワさんの背後から、
呪詛されているの!!
私たち!!
山百合
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
呪詛!?
呪いのこと!!
浅倉ミナミ
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
そう(^^;)
イワさんの背後が、
イワさんの心を読んで、
発動しちゃうの!!
だから、
自分が好きだと感じる神社などに、
すがってみて!!
イワさんの背後は、
強力だから、
助けが必要なの!!
山百合
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
わかった!!
この後行ってみるわ!!
浅倉ミナミ
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡