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月の姫と英雄たち  作者: ドラキュラ
反董卓連合軍編
26/155

第十四幕:総大将の頼み

どうも最近は袁術が主人公とも言える立場に立ち劉備が脇役になっております。


まぁ、この編では彼の方が目立つんですが・・・どうなるんだか・・・・・・・



宴が終了する頃には既に夜中になり夜姫も微かに酔っていた。


しかし完全に酔った訳ではない。


意識はシッカリしているし足取りも問題ない。


だが、陣へ帰れない状態だった・・・・・・


「夜姫様。もう夜も遅いですし今宵は我が陣へお泊り下さい」


顔を赤くした袁紹は夜姫に酒臭い息を吐きながら懇願するように頭を下げた。


夜姫が帰れない理由とは袁紹が止めているからに他ならない。


「好い加減にしろ。夜姫様は疲れているのだ。早く帰させろ」


「疲れているならここへ泊るべきだ。わざわざ貴様の陣へ帰らなくても我が陣へ泊り明日、帰れば良い」


袁術が言えば言い返し駄々をこねる。


身体が大きな子供だ。


自分に言った言葉を今ならそっくり返せると袁術は思いながら別の事を言った。


「貴様の場合は夜姫様を帰さないから駄目だ」


「貴様が言うか。夜姫を独占するばかりか寵愛されている貴様が!!」


袁紹は赤い顔を袁術に向け怒鳴った。


「貴様は私が当主になったのを嫉んでいるのだろ?」


「昔はな」


怒鳴る袁紹に対して袁術は涼しい顔で答えるが逆に袁紹の気を逆立たせた。


「嘘だな。貴様は我が当主になったのを嫉んでいるんだ。だから夜姫様を独占しているんだ」


明らかな決め付けであり嫉妬だが、袁術は尚も冷静な態度を取り続ける。


「私をどう言おうと構わないが、夜姫様は連れて帰るぞ。それで良いですね?夜姫様」


「え、えぇ・・・やはり慣れた場所の方が寝易いので」


「夜姫様っ」


袁紹は夜姫の発言に怒っていた顔をいきなり泣きそうな顔へと変化させた。


“今度は泣き落としかよ。つくづく酒癖が悪い男だな”


誰かの声がしたが誰にも聞こえなかった。


「この袁紹の陣が気に入らないのですか?」


「い、いえ。ただ、宴の後片付けもありますし先ほども言った通り慣れた場所の方が眠り易いのです・・・・・・・」


「どうか今宵はこの袁紹の陣にお泊り下さいっ。袁術ばかりに寵愛を授けず私にも貴方様の寵愛を・・・・・・・・」


「別に寵愛など・・・・・」


「いいえ。しております。先ほどの宴でも貴方様は袁術の酌ばかり最初お受けになっていたではありませんかっ」


「それは・・・・・・・・」


「好い加減にしろ。貴様は酔っているんだ。誰か、袁紹はもう休む。連れて行ってくれ」


袁術は自分の陣ではないが、このままでは不味いと判断し近くに居た兵に命令して袁紹を夜姫から引き離した。


それを見て噛み付く一歩前まで我慢していたフェンリルは気を沈めた。


そして袁術を見た。


彼もまたフェンリルを見た。


『ああしなければ・・・そなた噛んでいただろ?』


眼でフェンリルに訊ねるとフェンリルは無言で首を縦に振った。


つまり袁術がああ言わなければ袁紹はフェンリルに噛まれていたのだ。


となれば袁術は恩人となるが、そんな事を知らない当の袁紹は・・・・・・


「何をするっ。私は貴様等の主人だぞ?!その主人に何をするか!!」


「殿。ここは抑えて・・・・・・・・」


兵たちは袁紹を宥めながら夜姫に謝罪して連れて行った。


「まったく。何時からあいつはあんなに酒癖が悪くなったんだか・・・それはそうと夜姫様。お怪我は?」


「ありません。ただ、袁紹様って酒が強くないんですか?」


「いいえ。寧ろ強い方です。ですが、飲み過ぎだと思われます」


それから夜姫と一緒に酒を飲めた事が嬉し過ぎたのかもしれない。


しかし、それを言わないでおいた袁術は劉備と一緒に夜姫を左右から護衛する形で袁紹の陣を出た。


帰り道の中で馬に揺られながら夜姫は眠気を覚えた。


『やっぱり飲み過ぎたわね』


ペースは守って来たがやはり酒が回ると眠くなってしまう。


しかもそれなりに強い酒は久し振りに飲んだから尚更と言えた。


「・・・やはり飲み過ぎたようですね」


袁術が夜姫の様子を見て言ってきたので夜姫は頷いた。


「夜姫様。何度おなじ事を言えば私は良いのですか?貴方様は決して何も出来ない女ではございません」


袁術は少しばかり厳しい声で夜姫に言った。


「・・・・・・・」


しかし、夜姫は無言で答えない。


それでも袁術は語り続けた。


宴の件もそうだが、この娘は自分の意思を余り強く出さないし言わない。


幾ら酒に酔ったとは言え強く帰りたいと言えば袁紹だって渋々ながらも身を引いた筈だ。


それをああも優柔不断とも言える口調で言うからああいう状態になったのだと袁術は言いたかった。


「夜姫様。貴方様は私を改心させ劉備の力になっている。それだけでも凄い事です。それなのに貴方様はご自分を過小評価し続けている。もう少し自分に自信を持って下さい」


最後の方は懇願に近い声だった。


それを聞き終えてから夜姫は言葉を放った。


「・・・私は何も出来ないんです」


「どうしてですか?」


「それは私が・・・・だから、です」


小声で聞こえない位に小さな声で何かを言った夜姫に皆は首を傾げた。


しかし、声には諦め、絶望、虚しさなどといった負の感情が込められていたという事は感じる事が出来た。


「夜姫様。私は貴方様の過去を知りません。むろん劉備達も」


袁術の言葉に劉備達は頷いた。


だが、関羽、張飛、典医に至っては夜姫が孤児である事を知っているから全て知らないと言う訳ではない。


「貴方様が過去に何をされて来て、どんな人生を歩んで来たのか知りません。ですが、これだけは言えます」


袁術はここで少し息を吸った。


そして言葉を紡いだ。


「貴方様はとても繊細でありながらも頑固で・・・愚かな程に自分を犠牲にしてまで他人を護ろうとする優しい方です」


「袁術様・・・・・・・」


夜姫は首だけを袁術の声がした方角へ向けた。


「私はこれまで自分は選ばれた者だと思っておりました。袁家の当主にも当然嫡男である私がなると思っていましたが、当主には妾の子である袁紹がなり私はなれませんでした。お陰で色々と嫉妬しました」


「・・・・・・・・・・」


「劉備も義勇軍として馬鹿にしていましたし貴方様を美しいから妻にしたいと思いました。ですが、今は違います。今は貴方様だけを護り助ける事に喜びを覚え未来を見ています」


「私に、ですか?」


「はい。何れ貴方様は天の国へ帰られる事でしょう。それが何時の日かは判りません。ですが、貴方様が天の国へ帰るまでは私と劉備で貴方様を護ります。それが出来れば私は自分の未来がより良いと思っています」


「どうして、ですか?」


「貴方様はご自分を愚かな程に犠牲にしている。それを見ていると胸が痛くなります。この乱世ではそんな生き方をしていれば直ぐに死んでしまうのに貴方様はその生き方を貫いている・・・それが私には羨ましい」


その貴方を助ける事が出来れば自分もまた何かが・・・未来が明るくなると袁術は言い続けた。


「ですから貴方様もご自分を余り犠牲にせず過小評価しないで下さい。我々の事は安心して下さい。これでも力はありますから」


「その通りですよ。夜姫様」


劉備が馬を袁術の隣に行かせて袁術の馬に乗る夜姫に言った。


「私も義勇軍の長です。義勇軍だから袁術殿に比べれば力は劣りますが自分に来る火の粉は払い除けられます。ですからどうか私たちの為に自分を犠牲にせず労わって下さい」


「・・・ありがとうございます」


夜姫は二人の温かい心の籠った言葉に涙が出そうになった。


あの時・・・自分に誰も声を掛ける者は居なかった。


もし、そんな時に彼等のような者が傍に居ればどれだけ良かっただろうか?


だが、今は彼等が傍に居る。


必死にそれを彼女なりに護りたい一心でやった事だが、彼らには不要だったらしい。


だからと言って彼等は彼女から離れない。


自分が帰るまでは傍に居て護り続けてくれると言ってくれた。


ならば自分もまた彼等のように強くなろう。


もう二度とあんな自分には戻らない為にも・・・・・・・・・


「私、明日から頑張ります。何を頑張るかは自分でも分かりませんが・・・頑張ります」


「その意気です」


夜姫は暗い声から僅かだが明るい声になった。


それを聞いた袁術は満足気に励ましの言葉を投げ劉備もまた投げた。


やはり彼女には元気のある声で居て欲しい。


そう彼等は思いながら陣へと戻った。


陣へ戻った夜姫は直ぐに自分の天幕へフェンリルと共に入り寝台に横になる。


フェンリルの場合は寝台の下であるが。


「お休み。フェンリル」


寝る前に自分の胸に鼻を擦り付けるフェンリルの頭を撫でてから夜姫は深い眠りへ旅立った。


それを見てからフェンリルは身体を丸くさせて寝た。


その一方で袁術の陣では・・・・・・・・・・・・


「董卓に動きがあるだと?」


「はい。どうやら我々---連合軍に亀裂を入れるようです」


椅子に座りながら袁術は片膝を着いて報告する閻象に訊ねた。


「亀裂、か・・・狙いは我が軍と他の軍を分裂させることか」


「それもあります。ですが、義勇軍の方も向こうは高く評価しているようです。天の姫が降り立ったのも理由として上げられますが」


「そうか。貴様としてはどう思う?」


「正直に言えば・・・亀裂が少しでも・・・もう入っている亀裂に鑿を打ちつけてしまえばもはや修復は不可能と言えます」


連合軍はもう亀裂がほんの僅かだが入っている。


袁術・劉備の軍と他の軍の間に。


もし、そこへ更なる力を加えたら粉々に砕け散り修復は不可能になってしまう。


「やはり夜姫様は我々にとって毒でもあるな」


「はい。しかし、貴方様は例え毒だろうと・・・身体が蝕まれようとも夜姫様を護り続ける積りでしょ?」


「無論だ。あの方を護り抜くと助けられた時に決めた。しかし、今の段階で連合軍がバラバラになってしまえば向こうの思う壺だ」


「その通りです。近い内に向こうはこちらへ戦を仕掛けてきます」


「と言うと?」


「亀裂を入れる為に義勇軍を狙う積りです。それに対して義勇軍は奮戦し頃合いを見計らって敗退します。その時に義勇軍を称賛する」


それによって元からあった感情を強くさせて追い出す気だ、と閻象は言った。


「そうか。となれば・・・劉備達は出ないようにさせるか」


「恐らくそれだけでは無理でしょう。張飛殿や関羽殿は武勇の腕に絶対的な自信を持っております。それを敵も知っておりますから挑発します」


「そうなれば出る、か」


「恐らく。そうなれば向こうの思う壺になります」


「・・・・難しいな」


袁術は腕を組み唸った。


閻象の言う事は全てが理に適っている。


張飛も関羽も武勇の腕は連合軍内でも随一だ。


しかし、立場が義勇軍である上に関羽などは傲慢な所もある。


張飛は些か思慮に欠ける。


敵はそこを突いて来る積りだ。


そうなれば閻象の言う通り二人は直ぐにでも敵陣へ斬り掛る事だろう。


それこそ敵の思惑だとも知らずに。


「何か良い手は無いものか・・・・・・・」


「ここは本人達に直接言うのが一番ではないでしょうか?」


「本人達に?」


「はい。殿が地べたに頭を擦り着けて頼めば出来ると思います」


「貴様は私に地べたへ擦らせたいのか?」


「いいえ。ですが、それだけ誠意を見せればあのお二方も考えると思います」


「・・・分かった」


地べたに頭を擦り着けるのは嫌いだが夜姫の為だと思えば我慢できる。


いや、するしかないのだ。


「直ぐに劉備達を呼べ」


「分かりました」


閻象は頷いて天幕を出た。


天幕を出た閻象は袁術が居る天幕を一度だけ振り返ってから義勇軍の天幕へと足を運んだ。


『本当に・・・変わられたな』


以前の主人なら自分が何を言おうと激怒して聞く耳を持たなかったのに今回を始め最近はちゃんと人の話を聞いてくれる。


やっと自分の努力が実を結んだなどとは思っていない。


全ては一人の娘がやり遂げた事だ。


『織星夜姫様・・・貴方様は我が殿の恩人です』


人間として誤った道を歩もうとしていた彼をあの娘は改心させて正しい道へと誘ってくれた。


感謝してもし切れない。


今回も夜姫の事を考えて袁術は義勇軍に頼む気だろう。


悪いとは思わない。


寧ろそれが誇らしいとさえ彼は思っていた。


そう思っている内に義勇軍の天幕へと到着した閻象は断ってから天幕の中へ入った。


中に入ると都合よく劉備達は揃っていた。


「これは閻象殿。何か用ですか?」


劉備は自分を見るなり腰を上げた。


「殿が貴方達にお話があると言っております」


「私達に?」


「はい。どちらかと言うと関羽殿と張飛殿にですが・・・・・・・」


「私と益徳に?」


関羽は自慢の顎鬚を撫でながら義弟の張飛を見た。


「また何かしたのか」


「何もしてねぇよ」


疑問形を付けずに決め付けた口調で喋る関羽に張飛は居心地の悪い顔で答えた。


「董卓の件でお話があります」


「董卓の・・・ですか?」


諸葛亮が白い扇を扇ぎながら油断ならない眼で閻象を見た。


「はい。詳しい話は我が殿自身が教えますからどうぞ」


閻象は皆を連れて袁術の天幕へ連れて行った。


「殿。劉備殿達を連れて参りました」


閻象が天幕へ入ると袁術は腰を上げて劉備達を出迎えた。


「袁術殿。董卓に動きがあったのですか?」


「そうだ。向こうは・・・・・・・・・・」


袁術は劉備の質問に頷き事の次第を話した。


「なるほど・・・流石は董卓、と言った所ですね。頭が良い」


諸葛亮は皮肉を交えた褒め言葉を口にする。


「その董卓はそなた達を狙う。それにそなた達は相手にする。だが、それをされては向こうの思う壺だ」


「お話を聞く限り、そうですね。それで私達は何をすれば・・・・・・」


「何もしないでくれ」


袁術の言葉に劉備達は驚いた。


「董卓はそなたらを出汁にして連合軍を壊滅させる気だ。それは避けなければならない」


「それはそうですが・・・・・・」


「何故、それなら命令せずに呼んだのか?と言いたいのだな」


袁術の指摘に劉備は頷いた。


「命令すれば確かにそれで済む。しかし、それでは完全にそなた達を止める事は出来ないと判断した」


それを言い袁術は椅子から立ち上がると地面に両手を着いて頭を下げた。


土下座である。


「え、袁術様?!」


劉備達はとつぜん土下座した袁術に面食らったが彼は言葉を言った。


「頼む。ここは何もしないでくれ。そなた達にとっては活躍の場を奪われる事になるだろうが・・・全ては連合軍の・・・いや、夜姫様を護る為だ。どうかここは私に免じて敵の挑発に乗らず耐えてくれ」


額を地面に擦りつけて袁術は言い続けた。


「関羽、張飛。そなた等は武勇の腕に優れている。それは認める。だが、些か自分の腕に自信を持ち過ぎている。それを敵は突いて来る。それでは駄目なのだ。お願いだ・・・敵の挑発に乗らないでくれ」


全ては夜姫様を護る為だ、と袁術は言い切った。


「・・・・・・・」


劉備達は土下座し懇願する袁術に何とも言えなかった。


まさかここまで人間が短い時間で変わるものとは驚きである。


良い方向へ変わったのだから良しであるが、流石に土下座までされると引いてしまう。


何と答えたら良いかと考えている間も袁術は土下座をしている。


「劉備殿。貴方様は夜姫様を護るのですよね?」


唐突に閻象が劉備に質問した。


「その通りです」


当たり前のように劉備は答えた。


「ならば、ここは殿の頼みを聞いて下さい。これは確かな事です。仮に貴方様が殿の頼みを無視したら義勇軍は追い出されてしまいます。そうなれば夜姫様は一人になられます」


生憎と我が殿では夜姫様を安心させられないと閻象は容赦なく言い切った。


仮にも主人の前でこうもバッサリと断言する臣下などそう居ないのだが、閻象はそれを平気な顔でやってのけた。


「貴方様は夜姫様を護ると仰った。ならば・・・それを実行して下さい。関羽殿と張飛殿も理解しましたね?」


関羽と張飛に確認するように閻象は訊ねた。


二人にとって袁術が土下座した事は驚きを隠せなかったが、同時に自分達の欠点を言われて些か腹が立ったのも事実だ。


だが、否定できないから袁術が言った事は正しい。


「断っておきますが、私も殿も貴方達の武勇は買っております。ですから誤解の無いように」


「雲長、益徳。分かったな?」


劉備は閻象の言葉に続いて義弟二人に訊ねた。


訊ねたと言うよりは半ば強制と言える口調だ。


「関羽殿、張飛殿。殿は夜姫様を護り漢王朝を復興させる夢があるのです。それを義弟である貴方達は助ける所か踏み潰す積りですか?」


止めの一撃とばかりに諸葛亮が言う。


それを言われては何も言えない。


いや・・・それ以前に二人にとって劉備の言葉は絶対だ。


その劉備がこう言うのだから従うしかない。


『承知した』


些か納得できない所はあるが仕方ない。


「ありがとう・・・ありがとう・・・」


袁術は額を上げて礼を述べる。


額には土が付着しているが彼は気にせず何度も礼を述べた。


それを見て関羽と張飛は些か納得できない気持ちが薄れていくのを覚える。


張飛の字である「益徳」を「翼徳」と書いてしまったので修正します。

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