66/93
66話
裏通りの怪しい店で金を作った。
全く、冒険者ギルドでは酷い目にあった。
それにしても、長く活動すればやっかいな連中に目をつけられるのは、どうにかならないものか。
何とか目立たずに過ごせないか?
影武者を雇う?
いや、裏切られそうだ。
誰かに委託する?
それも裏切られそうだ。
う〜ん。
「にゃー」
む、魔獣だ。
仮面を被ったネコ科魔獣、ペルソニャ。
……、……!!
閃いた!
「仮面だ!」
「にゃー?」
つまり、何か目立つ行動をする時は、正体不明の男として活動すればいい。
いつの間にかペルソニャは居なくなった。
無害な魔獣だから、町に居ても別にいいのか。




