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63話
途中、魔獣を狩り、町に着いた。
門番には、大きな魔獣に襲われていて逃げた際に財布を落としたと伝えた。通行料金は後払いでも良いと言われた。
とりあえず冒険者ギルドに登録し、魔獣の素材を売り払い、通行料金を払いに行く。
今回は医療を極めるとしよう。
森の部族のような悲劇を、少なくとも目の前で繰り返さないように。
まずは道具作り、のための資金稼ぎだ。
冒険者ギルドの依頼を1日10件ほどクリアし、徐々にランクを上げていく。
資金を材料集めのために使う。
住む場所は町から出たところに家を建てた。
ここで医療器具を作る。
しばらくして冒険者ランクがCになった頃くらいには、十分医療器具が揃った。魔技による極小糸の操作、魔技による器具消毒用ケース、針や刃。
あとは各種薬品。
実験台は捕まえた人殺し経験者の野盗。家の側にお手製監獄を作って収監している。
どのみち死罪の奴らだ。俺のために協力してくれたら、1週間ほどで逃がしてやると約束している。
のだが何故か顔を青くして舌を噛み切り自害しようとする。何故に。




