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6話

ハーベスト辺境伯領 南3開拓地に接触し、俺はとりあえず開拓地の手伝いをすることになった。


非力なので、採取の手伝い、皮のなめし、木工、農作物の世話など。

この世界で生きていく(すべ)をたくさん教えてもらった。ありがたい。


あれから3ヶ月。

どうやら辺境伯が、もうすぐ様子を見にここの開拓地に来るらしい。


俺は自分が稀人であることを伝えないようにお願いし、開拓地の人も了解してくれていたのだが。

開拓地に通う商人伝いで、辺境伯に俺のことが知られてしまったらしい。


面倒事になりそうなので、逃げることにした。


「お世話になりました!」

「本当にこの服を貰っても良かったので?」

「ええ。せめてものお礼に」


服を現地の人に渡したことを、紙(植物の繊維目立つ荒いもの)に記して、辺境伯に「ごめんなさい」と一言詫びを書いておいた。


俺は開拓地を出発し、再び森の奥に入る。

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