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21話
王都の図書館は、貴族でなければ使用出来ないらしい。
仕方ないから夜にこっそりと潜入する。
俺の体はいつの間にか超人的な五感を手に入れたようで、例えば夜目が夜行性の魔獣以上にきく。
よって灯り無しで夜は活動出来るし、こうして真っ暗な図書館で普通に本を読める。
そしてパラパラめくるだけで内容が完全に理解できる。1冊1分もかからない。
ふむ、スキルは皆、およそ1つ。1000人に1人は2つ。3つ以上は伝説の稀人くらい。
俺はスキル2つなので、普通の稀人だな。
スキルは鍛えれば鍛えるほど、色々なことが出来る。出力の増大。細かな調節。コスト軽減。
新たにスキルを得るための方法は、はっきりとは見つかっていない。欲しいという強い欲望と、長年のイメトレ(長ったらしい文を要約した)がスキル獲得に繋がる、かも、と。
スキルについては、結局あまり大したことは分からなかった。
これぽっちの収穫だと寂しいので、他の本も読んでみることにした。
6ヶ月後、全ての本を読破した。
もう王都に用は無いな、調味料を買って、どこかに引きこもるとしよう。




