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15話
自宅周りは、畑にしている。
木の実の木もいくつか植えている。
畑の入口には、オーガの骸骨を飾っている。
これを見た知性のあるゴブリンなどの魔獣は、回れ右して帰っていく。
たまにイノシシの魔獣や猿の魔獣が畑を荒らしに来るが、倒して頭の骨を畑に飾っておく。
するとしばらく来なくなる。
自作のタンポポもどきコーヒーを飲みくつろいでいると、カランカランと鐘の音が鳴った。
畑を囲っている柵に取り付けた、銅の小さな鐘の音だ。
これが鳴るということは畑に侵入者が来たということだ。
やれやれ、またイノシシもどきか?
燻製肉のストックはまだあるから、これ以上は町に売りに行くとするか?
いや、人の話し声が聞こえるな。
俺は家を出て、畑の入口に向かう。
いつぞやの少年たち6人と、屈強な男5人の大所帯だ。
何事か。




