目が滑る小説 作者: フィボナッチ恐怖症 掲載日:2022/08/03 目がつるっつるの氷の上を滑っていく。なぜ滑っているのかって?そんなこと目は知らない。きっとギャグマンガ的なあれだ。目はくるくると回りながらこつんと壁にぶつかる。壁で、反射の法則に従ってはね返り、再び滑っていく。ここはスケートリンク、恐ろしい刃がシャキーンと迫ってくる。恐ろしい。ギリギリ斬られることはなく滑っていく。目は再び壁に当たり、人の一杯走っているリンクの中央へ。恐ろしい。目は今も滑っている。