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召喚 ~魔王生活1日目~ 

  

ドゴォ


「ぶっ!!?」

 

痛てぇ……。穴に落ちたと思ったら今度は何だ?

地面ってか床?に顔面で着地しちまったが……あ、鼻血まで出てやがる。

とりあえず、ポケットに入れてるハンカチで拭いておこう。

それにしても、ココどこだ? ただ、だだっ広いだけの部屋みてぇだが

玄関を普通に出ただけどよな、俺。扉を開けるとそこは異世界でしたってか? 笑えねぇ冗談だ。

 

「しっかし、本当にどこだよここ。新しい飛龍たちの悪戯か?」


飛龍たちが作った仕掛けならまだ納得いくが俺の家の下にこんな部屋を作れるだけの空間はない、最近は飛龍たちも暇って言ってたしこんな大仕掛けを作るようなそぶりもなかった……それにこれを飛龍たちが作ったのだったら俺が引っ掛かった時にあんな驚いた顔もしないだろう。

……じゃあ後考えられる答えは、ココはもしかして、もしかすると


「……マジもんの異世界?いやそんな不可解なことがあるわk」バァーーン!!!


「なんだっ!とっ扉!?さっきまで何もなかったってのに!」


いつの間にかあった扉から人に良く似た奴等がぞろぞろとオマケに聞き取れるが意味の分からん言語を大音量でしゃべりながら入ってくる。

日本語でも英語でもないそれは人では発することすら出来ねぇと思わせるような音だった正直聞いてて気持ち悪くなってきた……。


「==========!!?」


「な何言ってんのか全然わかんねぇ……」


多分、質問されてんだとは思うが、やっぱりわからん。

俺がしゃべろうとすると奴等はざわめくように音を出す数が多いからか、部屋が広いからかわからんが、音が響いてうるさい。

このままここにいれば俺のSAN値がやばいことになりそうだそれは何としてでも回避したい…… 気を取り直して今度はこっちから質問をぶつけてみる、もしかしたら一匹ぐらい言葉が通じる奴がいるかもしれねぇしな!


「なっなあ!ここがどこだかわかるか?頼む教えてくれつーか通じてくれっ!」


「!?=、=========!」


だ、ダメだ。俺がしゃべりかけると驚いたのか、少しびくついて話し出してくれるが、意味が分からんからコミュニケーションが取れねぇ、この際何でもいいから言葉の通じる人(?)を呼んできてくれ!!


俺の必死な思いが通じたのか、奴等の後ろから長身な男が歩いてくる、遠目からでもよくわかるような包帯を頭に巻いている。近づいてくるにつれ俺を見つけたのか嬉しそうな顔をしてこちらに手を振りながら歩いてくる。


「===、=====?」 


て め え も か っ !

話しかけてくるがやはりわからず固まっていたところ通じてないことにきずいてくれたのかちょっと迷ったのちにもう一回話しかけてきた


「え~と、通じてるかな?俺の名前はウロだ。君は?」


「にっ日本語!!あっえっと俺の名前は司だ。あーウロさん?」


「さんはいらない、ウロでいいよ。えとツカサ?これで発音あってた?」


「あぁそれで合っていますウロ……さん。」


初めて日本語が通じる人が出てきた!見た感じ奴等の上司だろうかまぁこの際何でもいい!言葉が通じることがこんなに嬉しいなんてっ!!


「それで、ツカサ。君はどうして召喚部屋なんかにいるんだ?迷子か?」


「いや迷子じゃなくて、その、信じてもらえるかわかんねぇっすけど召喚陣かなんかを踏んじまってこの部屋に飛ばされてしまったんッス。なので帰り方とか教えてくれるとありがたいッス」


ここに来た時のことをウロさんに説明する最後まで話し終わるとウロさんは少し険しい顔になっていたそして俺の肩を掴み少し屈んで俺と目線を合わせると


「ツカサ、俺のいる国は今日大きな召喚術を使ったんだこの国には今魔王様がいなくてな、邪心様にお告げを聞いたら召喚しろっておっしゃってなその言いにくいんだが」




「ツカサ、君は俺たちの圀に召喚された魔王様かもしれないそしてもし君が魔王様だとするともう元の世界には帰れなくなってしまう。」


「……ゑ?」




爆弾を落としていきました……。


長らく放置してしまってすみませんでした。諸事情により文はできていたのですが投稿することができませんでした。


さて、ようやく物語のスタート地点に立てました、が

忍者組の出番はまだまだ先のようです。

はやく登場させたいなぁ……

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