表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻想大陸  作者: しるうぃっしゅ
四部 西大陸編
76/106

七十章  獄炎の魔女と幻獣王















 クールカンが飛び去っていった方角を数瞬見つめていたキョウだったが、温泉からあがると自分が脱いだ衣服と一緒に置いておいた手拭いで身体を拭き始める。

 夜ということもあり少々温度が低いが、温泉の効能か身体の芯はポカポカと温まっているためそこまでの肌寒さは感じない。


「……ん?」


 肌に張り付いている湯を拭き取っていたキョウは、ふっと急速に近づいてくる異様な気配を二つ感じ取った。

 隠すつもりは全くないためか、あっさりとそれに気づいたキョウは、特に警戒する様子もなく近づいてくる気配の方角―――星が瞬く夜空へと視線を上昇させる。

 キョウが警戒しない理由は単純明快。その気配が見知った者達であったからだ。


 視線を向けてから僅か数秒。

 クールカンを上回る速度で新たな人物がこの場に乱入してきた。

 幻獣王を片手で引っ張ってきたイグニードが、温泉へと着地する。当然、凄まじい衝撃がその場に巻き起こり、岩風呂に囲まれた温泉が衝撃に負けて飛び散っていく。盛大な水音。水煙と湯気が完全に視界を覆いつくす。飛び散った湯が落ち着きを取り戻すにはしばしの時を必要とした。噴水のように四方へと降りかかっていく温泉の湯に、折角拭いた身体を再度濡らされたキョウは、深いため息を吐きつつ原因であるイグニードを軽く睨みつける。


 対するイグニードは、彼を中心としてぽっかりと空白地帯が出来ていた。まるで小規模なクレーターを思わせる。岩風呂の中に残された湯がその空白を埋めようと押し寄せるが、イグニードに近づいた瞬間、じゅわっと奇妙な音をたてて蒸発していく。


 ようやく空から大地へ降り立て安堵したナインテールは悪竜王の手から無理やり離れると、パァっと花が咲く笑顔でキョウへと向けた。強制的に連れて行かれてから結構な月日が経っており、ようやくキョウの元へと戻ることができた彼女の表情は喜びで満ち溢れている。


「剣士殿ぉ!! おひさしぶ―――」


 そして、そんなナインテールの言葉が途中で止まった。

 完全な沈黙が場を支配する。言葉を発するどころか、息をするのも忘れた状態で、和服姿の幼女は身動き一つせず硬直している。

 思考が真っ白に塗りつぶされ、何も考えられない。かつてこれほどまでに、呆然としたことがあっただろうか。


 ごくりっと唾を嚥下する音がやけに大きく響く。

 ドキドキと胸を痛いほどに叩くのは心臓だ。ナインテールは己の鼓動が激しすぎてこのまま胸も何もかもが破けてしまうのではないかとも思ってしまった。

 

 彼女の視線の先。

 沈黙で凝視しているのは―――真っ裸のキョウ=スメラギの姿だ。

 どこか呆れたようにイグニードを睨んでいるが、羞恥心を感じていないのか片手に手拭いを持っているだけで、己の身体の部位を隠そうともしていない。


 

 まじまじとナインテールはキョウの姿を目に焼き付ける。眼をそらしてなるものかという執念染みた視線がギラギラと光を獣のように縦に裂けた瞳が輝いていた。

 改めて見る彼の肉体は、身長は百八十後半。体重は九十キロ程度だろうか。服の上からでも十分に見て取れたが、身体全てが無駄なく引き締まっている。身体中の至るところに大小様々な傷が残されているが、それは刃物であったり火傷であったり様々。無事な場所の方が少ないくらいだ。その姿は極上の彫像を連想させ、多くの傷がありながら、どこか見惚れてしまう美しさを秘めていた。


 しかし、何寄りも―――彼女の一対の金色の瞳は、その肉体よりもある一部分に縫い付けられてしまっている。

 下半身。言ってしまえば股間。


 再度ごくりっと先ほどよりも大きな唾を飲み込む音が響き渡る。 

 ハァハァっと獣のような息遣いが聞こえ、一体何の音かと思えば、ナインテール自身の呼吸が激しくなっていただけであった。


「……出来ればもう少しゆっくりと降りてきて欲しかったが」

「かっかっかっか。いやいや、すまねぇな。人間形態だと力加減が難しくてよ」


 再度ぬれた髪の水分を手拭いで拭い去りながら、キョウがイグニードへと嫌味を一つ送る。

 だが、肝心のイグニードは全く気にも留めていないようで、笑いながらキョウの嫌味を受け流す。


「やれやれ。それにしてもよく俺のいる場所がわかったな? 随分と東大陸から旅してまわってきたんだが」

「ああ。俺だけだったらもっと時間がかかったろーな。だけど有難いことに、こいつがいたからな。お前さんの匂いを辿ってこれたんだよ」

「……匂、い? 出来るものなのか?」

「さぁ? 俺には無理だけどな。だが、実際に出来てるんだから出来るんだろーよ」


 イグニードは近くにいるナインテールを顎でしゃくって、キョウを見つけることができた種明かしをする。

 匂いを辿るという中々に無茶苦茶な方法を取ったナインテールにキョウは少々胡乱気な視線を向けてしまうが、対する彼女は相変わらず凍ったように身動き一つしないままだ。 

 

 一体何度目になるかわからない、唾液を飲み込む音。 

 血走った眼をしている九本の尻尾をはやした狐耳の幼女の姿はある意味とてつもなく恐ろしい。

 キョウとイグニードからじっと見られているにも関わらず、ハァハァと荒い息遣いのナインテールにどこか恐怖を覚えてしまう。

 

「……おぃ、馬鹿狐。鼻血でてるぞ」

「―――あっと。危ない危ない」


 たらりっと鼻から赤い一滴が垂れていたことを指摘されたナインテールは顔を上方へとあげて、首の後ろをトントンと軽く叩く。

 しかし、顔はあげても視線だけは必死になってキョウへと向けたままなのだから、ある意味凄まじい執念ともいえた。


 眼福眼福、と口の中で誰にも聞こえない程度で呟きながら、己の脳内にしっかりと記憶したナインテールだったが―――。


「―――ナインテェーーーール!! お主、何をしておるか!?」


 ガサガサっと近くの藪を掻き分けて、叫びながらディーティニアが飛び出してくる。

 あまりに慌て過ぎたせいか、飛び出してはいいが途中で石に足を引っ掛けて、地面に力いっぱいダイブをしてしまった。

 

「―――ぎゃふっ」  


 ビタンっと激しい音がする。

 受身を取ることも出来ずに、大地に顔を強かに打ち据えたディーティニアに、時間が止まった。まさか、ディーティニアともあろう女が躓いて転ぶなどというドジを踏むとは考えてもいないことだったからだ。

 キョウとイグニードは、獄炎の魔女の痛みを想像して眉をしかめるが―――ナインテールは言わずもがな眼もくれない。


 赤くなった鼻を押さえながら、若干涙目になりながらゆっくりと上半身を起こすディーティニアだったが……顔を上げてみれば、そこには真っ裸のキョウの姿がある。

 二、三メートル程度の近距離。視界に入ったその姿に呆然と、だが決して眼を背けることない魔女の時は、まるで一秒が永遠にも感じられるほどに凝縮されていた。


 ぽたりっと土色の地面に水滴が落ちる。

 それは温泉の湯ではなく、原因はディーティニア自身。

 見目麗しい彼女の形の良い鼻から、ポタポタと雫が垂れる。それに気づいたディーティニアは慌てて鼻を押さえるも、指の隙間から溢れ出た血が次々と地面を濡らしていく。

 自分の現在の状況を理解した彼女は、鼻だけではなく顔を真っ赤に染め上げてしまった。


 果たしてこの鼻血は鼻を打ったせいなのか。それとも別の理由なのか。

 どちらなのかは、まさに獄炎の魔女のみぞ知る。


「……そんなに強く鼻を打ったのか?」

「―――う、うむぅ。そ、そのようじゃな」


 本気で心配しているのか、キョウが鼻を押さえているディーティニアへと一歩近づく。 

 それに魔女は落ち着きを失っており、必死で顔を横に振りながら一歩後退する。

 

「だ、大丈夫じゃ!! 大丈夫じゃから!! そ、そこで止まってくれ!!」


 懸命に訴えてくるディーティニアに訝しみながらもキョウは仕方なく足を止めるが、そこでようやく己がまだ裸だったことを思い出し―――特に慌てることもなく手拭いを腰に巻きつけて隠す。


「……失礼した。見苦しいモノを見せていたようだ」

「ううん!! 全然!! むしろご馳走様でしたって感じだよぉ!!」


 親指をたてて、鼻血をたらしながらやけに良い笑顔を見せてくるナインテール。

 ここまで己の欲望に忠実なのも、逆に見事なものである。イグニードは、ナインテールのことを別の意味で尊敬してしまった。

 対してディーティニアは、チラチラと視線を逸らしながらも、時折キョウの傷だらけの肉体を鑑賞していたのだが―――それに気づいたナインテールが、ハっと鼻で笑う。

 

 手の甲でぐいっと鼻血を拭うと、いっそ凄惨とも言える笑顔でとことことディーティニアに近づいていく。

 密着すると肩に手を回し、口を耳元に持っていき小さく囁いた。


「なにお上品ぶってるのさぁ、ディーティニア? もっと堂々と見たら良いんだよ?」

「い、いや……しかし、その……」

「忘れたのかい? 東大陸では結局見れなかったことを。剣士殿の裸を見れるチャンスなんて滅多にないんだよ? この機会にみなくてどうするのさぁ」

「そ、それはわかっておるのじゃが……そ、その……」

「まさか恥ずかしいってわけじゃないよねぇ? あの獄炎の魔女が、たかが男の裸で怯むなんてらしくないよ」

「ぅ、ぅぅぅ……」


 かぁっとこれまで以上に顔を朱に染めるディーティニアに、ナインテールは悪魔のように囁いていく。


「あっれぇ? どうしたのさ、ディーティニア。今更そんなのでどうするの? 本当は見たいんでしょ? だって、ほら―――鼻血まで垂らしちゃってさぁ」

「こ、これは―――あれじゃ!! 顔を打ってしまったせいなのじゃよ!!」

「ええー? 絶対それは関係ないと思うけどさぁ。それに、ディーティニア……キミってボクが来る前からそこに隠れて剣士殿のこと覗いていたよね?」

「―――っ!!」


 赤く染まっていた顔から血の気が引いていく。

 今度は正反対の真っ青な色合いになって行き、どこか怯えが混じった翡翠の瞳でナインテールを見つめてくる。ガクガクと膝が震えてきた。海獣王と戦ったときでさえ、このような無様をさらさなかったというのに。

 なぜ、それを―――。口には出さなかったが、彼女の瞳がそう語っていた。

 対するナインテールはニンマリと厭らしい笑顔を浮かべながら、魔女を嘲笑うように口角を歪ませる。


「くっくっくっく。僕の鼻の良さを舐めてもらったら困るねぇ」


 まるで悪役のような笑い声を零しながらギラリっと鋭い視線を向けてくるナインテールを怖れて、魔女は肩にかけられている手から逃れ数歩後退した。

 自分の全てを見透かされている。そんな恐怖感を拭いきれない。

 緊張で背中をじっとりとした嫌な汗が流れていく感覚。しかし、今はそれに気を留める余裕もありはしない。


「まったく。あの五大魔女最強。幻想大陸最高の大魔法使いともあろうエルフが、まさか!! まさか、覗きなんて行為をしたうえに!! それを隠そうとするなんてねぇ……格好わるいったらありゃしないよ!!」


 ナインテールは人差し指をビシリっとディーティニアの顔に向けて言い切った。

 この場にいた全員が、ピシャンっと魔女の背後に雷が落ちた幻覚を見たが―――それは本当にただの幻覚である。


 ナインテールの自信あふれる発言に、ディーティニアは言葉を詰まらせしばしの間沈黙を続ける。十秒以上の静寂が周囲を包む。

 

 鼻血をだらだらと流しながら指をつきつけるポーズを取っている狐耳の見かけ幼女。

 そんな幼女に指を突きつけられ、鼻を押さえているエルフの見かけ少女。 


 完全に蚊帳の外に置かれたキョウとイグニード。

 あきれ果てたキョウとは異なり、イグニードはどこか面白そうに魔女と幻獣王のやり取りを見守っている。


「―――ぅ」


 静寂を破るディーティニアの呻き声。


「―――ぅぅぅぁぁあああああああああああああああああ!!」


 やがてそれは即座に叫び声へと変化する。

 論破されたディーティニアは、ナインテールに背中を向けると夜の闇に支配された森の中へと逃げ去っていった。

 キュピーンと眼を光らせた狐耳の幼女は、奇妙な笑みを浮かべたまま逃げ出したディーティニアの後を追いかけ始める。


「あっはっはー!! 森の中でこの僕から逃げられると思ったら大間違いだよ!!」


 獣としての本能を刺激されたのか、高笑いを残しながらナインテールが疾駆する。

 森の木々が圧し折られ、焼き焦がされる音が響き渡るが―――キョウは、そんな二人を見送りながらそれはそれは深いため息を吐いた。しかも一度だけではなく、二度三度と肩をおとしながら。


「かっかっかっか。なんだ、やっぱり面白いな。お前さん達を見てると飽きやしねーぜ」


 腹を抱えて笑っているイグニードを、恨めしげに見るキョウだったが、それでこの状況が良くなるわけでもない。

 止めるべきか考えるものの、はっきり言って面倒臭いことこの上ない。

 しかも別に本気の殺し合いというわけではなく、ただのじゃれ合いみたいなものだ。ならば止める理由も特にないだろうと判断したキョウは、とりあえず完全に湯冷めした身体をもう一度温めなおそうと温泉に入ろうとするが―――。


「……なぁ、イグニード」 

「ん? なんかあったか?」

「……とりあえず、そこからどけ。温泉の湯が枯れる」


 岩風呂の中に仁王立ちしているイグニードが原因で、周囲の湯が音を立てて蒸発していっていた。おかげで岩風呂になみなみと溢れていた湯がキョウの言うとおり枯れ気味になりかけているところだ。  

 


「おっと、こりゃすまんね」


 軽く謝罪をするとイグニードは、トンと地面を蹴って跳躍。

 数メートルもの距離をあっさりと跳ぶと、岩風呂の外へと飛び出した。彼がその場からいなくなったため、漸く湧き出てきていた温泉の湯が岩風呂へと溜まっていく。


 もうしばらく待ったらもう一度湯に浸かれることに安堵したその時―――。


戦神の聖炎(ウルスラグナ)ァァアアアアアアアアーーーーー!!」


 夜空を白夜へと変化させる白き聖炎が天空を彩る。

 離れているキョウ達にさえ圧倒的な重圧を伝えてくる超魔法が遥か遠方にて解放された。


 またか、と流石のキョウでさえも聞こえないというのに突っ込みを入れそうになったが。


「幻獣王をなめるなよぉ!! 九尾の超炎(ナイン・インフェルノ)ォォォォオオオオオ!!」


 ディーティニアの超魔法力に匹敵する、圧力さえ感じる灼熱の奔流にキョウとイグニードが小さく呻いた。

 空を埋め尽くしていた白き炎の渦目掛けて、巨大な爆炎が一直線に駆け上がり空を撃つ。亜音速で射抜かれる聖炎。一瞬、空を支配していた炎が穿ち、大きく穴が開けられる。

 しかし、穴が開いた聖炎は瞬時にその穴を埋めなおし、爆炎の破壊と拮抗した。とても炎同士があげる音とは思えない劈く軋み音。

 やがて二つの超破壊は相殺される形で消えていく。そして、再び夜の闇が世界に戻る。


「お、おのれぇぇえええ!! このエロ狐め!! 焼き狐にしてやるわ!! 灼熱の大炎国(ムスペルヘイム)ゥゥゥウウウ!!」

「キミみたいなムッツリエルフには絶対に無理だねぇ!! 東国の大火神(カグヅチ)ィィィイイ!!」


 夜空に浮かぶ一筋の赤い線。やがてそれは超速で文字を描き始める。天空に浮かび上がったのは直径数百メートルはある六忙星。それが揺らめき怖気を感じさせる真紅の炎が舞い降りる。天地終焉(スーパーノヴァ)戦神の聖炎(ウルスラグナ)に匹敵する破壊の予感をひしひしと伝えてくる破滅は、容赦なく数千の炎の雨を降らす。

 

 それを迎え撃つのは周囲の森を飲み込み一瞬で焼き焦がし、炭化させ、消滅させた真紅の大炎。

 上方に展開した力場障壁が、そこを中心として炎を収束。空に向けて掲げられた炎の大炎は、数百メートルに渡って重力支配を行いながらも降り注いでくる炎の雨にに負けじと破裂音が響き始めた。


 ぶつかりあう獄炎の魔女と幻獣王の破壊の極限同士。

 今が昼間だと勘違いしてしまうほどの光を放ちながら、互いの意地を賭けた一撃が牙を剥く。


 もはや呆れを通り越してしまった二人だったが、互いに顔を見合わせて頬を引き攣らせた。


「……いや、まぁ、うん。面白いんだけどな……ものには限度があるというか……とりあえず俺は帰るわ」

「あ、ああ。何か用事でもあるのか? 少しはゆっくりしていけばいいと思うが」

「とばっちりくらったらかなわんしなぁ……というのが少し。後は残してきたヴァジュラのやろうの様子を見に行かないとな……」

「―――様子?」

「ああ。とんでもない強敵とやりあってるんだよ、あいつは。男の中の男だな」

「よくわからんが……また何かあったら尋ねてきてくれ。そういえば、ナインを連れていった結果はどうだったんだ?」

「あー、それは……またナインテールにでも聞いてくれよ」


 微妙に疲れた様子のイグニードに、それ以上問い詰めるわけにもいかず―――わかった、と答えるだけに留めた。

 ヒラヒラと手を振って飛び去っていくイグニードを見送りながら、キョウは再度相殺という形となったディーティニアの魔法とナインテールの特異能力(アビリティ)の極限のぶつかり合いを眺めつつ―――再び岩風呂の温泉に浸かるのだった。

 


 















 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ