第六章:狂乱の加速
一九九三年。バブルの残り香すら消え、日本経済は長い冬に入った。
私の養父は、建設会社の負債に押し潰されようとしていた。公共事業の激減、銀行の貸し渋り。会社を畳むか、倒産か。どちらにせよ、私の「玉の輿」という幻想は終わりを告げようとしていた。
――なら、今のうちに回収しておかないと。
父は酒に溺れていた。毎晩、ウイスキーのボトルを抱えて帰宅し、ソファで泥酔する。私は、その姿を冷ややかに観察していた。
「パパ、大丈夫? そんなに飲んで、体壊すわよ」
優しく声をかけながら、私は父のグラスに酒を注ぎ続けた。
「マリア……お前だけだ、俺の味方は……」
父は涙を流しながら、私の手を握る。哀れな。この男は、自分が「利用されている」ことにすら気づいていない。
ある夜、父が車で出かけようとした時、私は言った。
「パパ、気晴らしにドライブでも行ってきたら? ストレス発散しないと、体に悪いわよ」
父は、すでに相当な量を飲んでいた。だが、私の言葉に背中を押され、ふらふらとハンドルを握った。
翌朝。
警察から電話があった。父は、カーブを曲がりきれず、ガードレールに激突して即死したという。
「……そう。ありがとうございます」
受話器を置いた私は、誰もいないリビングで、小さく呟いた。
「さようなら、パパ。あなたの役目は終わったわ」
葬儀の席で、私は涙を流した。周囲の人々は「可哀想に」「献身的だった」と私を慰めた。完璧な演技だった。
夫を失った母は、精神的に崩壊した。毎日泣き続け、食事も喉を通らない。
「ママ、私が支えるわ。一緒にパパの遺志を継ぎましょう」
私は、母を自宅に引き取った。そして、弁護士を呼び、遺産相続の書類を用意した。
「これにサインしてくださる? 会社の整理に必要なの」
母は、何も考えずにサインをした。実際には、全財産を私名義に移す書類だった。
その後、私は母を二階の部屋に「休ませた」。カーテンを閉め切り、エアコンも切った。食事は最低限。水分も少なめ。
「ママ、ゆっくり休んでね。私が全部やっておくから」
優しく微笑みながら、私は母を衰弱させていった。
周囲には「献身的な介護」と映った。私は疲れた表情を演出し、「母のために頑張っている健気な娘」を演じ続けた。その姿が、後の投資詐欺のターゲットたちに「誠実さ」を印象づける材料となった。
三ヶ月後。
母は、静かに息を引き取った。死因は「心不全」。医師も警察も、何の疑いも持たなかった。
私は、建設会社の資産と不動産を全て現金化した。総額で八億円。負債の返済に充て、手元には二千万円が残った。
これで、再スタートだ。
一九九五年。世の中は暗いニュースで溢れていた。大震災、地下鉄でのテロ事件。日本中が不安と自粛ムードに包まれている。
だが、私には関係ない。恐れるのはテロでも地震でもない。クレジットカードの請求書と、督促の電話だけだ。
遺産の二千万円は、あっという間に消えた。広尾の豪邸は維持できず、ジャガーも売り払った。それでも私は、虚飾を捨てられなかった。安物の服を着て、スーパーの半額弁当を食べる自分など、想像するだけで蕁麻疹が出る。
私はマリア・ミシェル。選ばれた女。
だから、私は「錬金術」に手を染めた。
「あなただけに教えるわ。元夫のコネクションで、特別なファンドがあるの」
ホテルのラウンジで、私は小金持ちの医師や、定年退職した老人たちに囁く。月利五%。元本保証。そんな夢のような話があるわけがない。集めた金は、運用などされず、そのままブランド品の支払いや、前の出資者への配当に消えていく。
ポンジ・スキーム。自転車操業の詐欺だ。
罪悪感? あるわけがない。彼らは「美しい夢」を見る対価として、金を払っているのだ。夢を見させてあげているのだから、感謝こそされ、恨まれる筋合いはない。
だが、嘘を吐き続ける生活は、神経を摩耗させる。笑顔の仮面の下で、私は常に苛立っていた。家に帰ると、そのどす黒いマグマを吐き出す場所が必要だった。
ラムだ。
十歳になった娘は、最高のサンドバッグであり、玩具だった。
ある夜、私は偏頭痛に悩まされていた。金策がうまくいかず、イライラが頂点に達していた。その日、家には、借金の取り立てに来た四谷という男がいた。チンピラのような男だ。
「ラム、来なさい」
私はソファに横たわり、上半身を露出した。ラムが怯えながら近づいてくる。
「マッサージよ。ママの背中が凝って仕方がないの。ほぐしなさい」
ラムの小さな手が、背中を押す。力が弱い。ツボが違う。
「下手くそ! もっと強く! そこじゃない!」
私は怒鳴りつけ、灰皿を投げつけた。灰皿は壁に当たって割れる。ラムは「ごめんなさい」と泣きながら、必死に指に力を込める。
三十分。一時間。二時間。
私は眠れない。だから、ラムも眠らせない。
だが、深夜になると、ラムは限界に達した。眠気で船を漕ぎ、手が止まる。
「四谷さん」
私は、横たわったまま、ソファの脇に座っている男に声をかけた。
「この子がサボらないように、見張っていてくださる? 私、眠れないと明日の商談に響くの」
四谷は、私の言葉に従った。私への下心と更なる利益回収の機会を得ようとしていたからだ。
「おい、寝るな。マリアさんが言ってるだろ」
男の低い声。ラムの頬を叩く音。ラムの小さな悲鳴。
それを聞きながら、私は目を閉じた。
完璧だ。私は何もしていない。ただ、言葉で誘導しただけ。
またある日、私は新たなターゲットである戸塚という男を自宅に招いていた。
五十代前半。大手商社の役員で、既婚者だが、妻とは冷え切っているという。資産は百億を超えるとも噂される。私が次に狙うべき、完璧な獲物だった。
リビングで談笑していると、ラムが学校から帰ってきた。彼女は私たちの姿を見て、いつものように気配を消そうとした。
だが、私はそれを許さなかった。
「あら、ラム。ちょうどいいわ。こちらは戸塚さん。ご挨拶しなさい」
ラムは怯えながらも、私に教え込まれた通り、カーテシーをする。
戸塚が、興味深そうにラムを見た。
「可愛らしいお嬢さんですね。おいくつで?」
「もうすぐ十歳になりますの」
私は聖母のような笑みを浮かべた。そして、絶好の機会だと悟った。
「実は、戸塚さん。一つお願いがありまして……」
私は、困ったような表情を作る。
「この子、父親がいないものですから、自転車にも乗れないんですの。私が教えようとしても、女手では力が足りなくて……。もし、戸塚さんが少しだけ、お時間をいただけるなら……」
それは完璧な演技だった。か弱い母親が、娘のために頭を下げる。男の庇護欲を最大限に刺激する、私の得意技だ。
「ああ、それは困りましたね。自転車くらい乗れないと、これからの時代……」
戸塚は、私の期待通りの反応を示した。
「分かりました。私でよければ、教えて差し上げましょう」
「まあ、本当ですか! ありがとうございます!」
私は喜びの表情を浮かべた。だが、その横で、ラムの顔が真っ青になっているのが見えた。
彼女は、自転車など乗りたくなかった。そもそも、必要だとも思っていなかった。だが、私の計画に、彼女の意思など関係ない。
翌日、私は高級な子供用自転車を購入させた。戸塚の前で「良い母親」を演じるための小道具だ。
そして、日曜日。戸塚が我が家を訪れた。
マンションの駐車場で、「自転車教室」が始まった。
「さあ、ラム。戸塚さんが教えてくださるのよ。しっかり頑張りなさい」
私は、優しい母親の声で言った。
戸塚は、ラムを自転車に乗せ、後ろから支えた。
「怖がらなくていいからね。おじさんがついてるから」
ラムは、震えながら、ペダルを漕ぎ始めた。
だが、恐怖で体がこわばっている。バランスを崩し、すぐに転倒した。
ガシャン。
自転車が倒れ、ラムが地面に膝と手をつく。アスファルトで擦りむいた膝から、血が滲む。
「痛っ……」
ラムが涙目になる。
だが、私は冷たく言い放った。
「泣かないの。これくらいで泣くなんて、情けない」
そして、戸塚に向かって、困ったような顔をして見せた。
「すみません、戸塚さん。この子、根性がなくて……。」
その言葉に、戸塚は一瞬、眉をひそめた。だが、すぐに理解した。
私が求めているのは、「厳しい教育」を共にする「共犯者」だということを。
「……そうですね。最近の子供は、少し甘やかされすぎているのかもしれない」
戸塚は、ポケットからタバコを取り出し、火をつけた。
「ラムちゃん。もう一度、乗ってごらん」
ラムは、怯えながらも、再び自転車に跨った。
そして、また転んだ。
ガシャン。
今度は、肘を擦りむいた。
「……ほら」
戸塚が、火のついたタバコを、ラムの前に突き出した。
「転んだら、これだ。昔はこうやって、根性を叩き込んだものだ」
ジュッ。
タバコの火が、ラムの腕に押し付けられる。
「ああっ!」
短い悲鳴。肉の焼ける臭い。
私は、その光景を、満足げに眺めていた。
「そうですわ。痛みを覚えれば、次は転ばないように頑張るものですものね」
ラムは、涙を流しながら、再び自転車に乗った。
だが、恐怖で身体が震え、また転んだ。
ガシャン。
ジュッ。
三度目。
ガシャン。
ジュッ。
四度目。
ラムの腕には、四つの円形の焼け跡が、等間隔に並んでいた。まるで、失敗のカウンターのように。
ラムは、もう泣くこともできなかった。ただ、震える手で自転車のハンドルを握り、必死にバランスを取ろうとしている。
恐怖と痛みで、思考が麻痺している。
私は、戸塚に微笑みかけた。
「ありがとうございます、戸塚さん。おかげで、この子も少しは根性がついたかしら」
戸塚もまた、満足げに頷いた。
「ええ。厳しくするのも、愛情ですからね」
その言葉を聞いて、私は心の中で笑った。
愛情? 冗談じゃない。
これは、ただの「投資」だ。戸塚という男を、私の手駒にするための。
ラムの痛みですら、私のビジネスの糧になる。
その日、ラムはついに自転車に乗れるようにはならなかった。
腕には、四つの「根性の証」が刻まれたまま、彼女は部屋に閉じこもった。
私は、戸塚と優雅にワインを傾けながら、次の計画を練っていた。
ラムの腕に残った烙印は、決して消えることはなかった。
それは、母親の愛ではなく、冷酷な計算によって刻まれた、永遠の傷痕だった。
またある時は、ラムの肌が気に入らなかった。思春期に入りかけ、少し脂っぽくなった肌に、小さな吹き出物ができている。許せない。作品に、瑕疵があるなど。
「汚い。不潔よ」
私はラムを洗面所に座らせ、拡大鏡とピンセットを置いた。
「そんな汚い顔で私の前に立たないで。……どうすれば綺麗になるか、分かってるわよね?」
ラムは震えながら、ピンセットを手に取った。私は、その背後から囁く。
「そう。そこよ。全部潰しなさい。綺麗になるまでやめちゃダメよ」
ラムが、自分の顔を、自分の手で傷つけ始める。プチッ、という音と共に、血が滲む。ラムが痛みに顔を歪める。
「痛い? 我慢なさい。あなたが汚いのが悪いのよ」
私は監督するだけだ。ラムが自分で自分を壊していく様を、まるで芸術作品の制作過程を眺めるように、冷ややかに観察した。
血が出るまで擦る。皮膚が赤く腫れ上がるまで押し出す。ラムの肌は傷だらけになり、かさぶたができる。私はそれをまた剥がすよう命じる。
永遠に終わらない「治療」という名の破壊。
ラムの皮膚は、常に再生と破壊を繰り返し、異常なほどの代謝速度を身につけ始めていた。
そして、極めつけは「教育」だった。
詐欺のターゲットに逃げられ、一文無しになりかけた日のことだ。私は、その怒りを全てラムにぶつけた。
その日も、家には金目当ての男たちが来ていた。三木と、その仲間の男だ。私は彼らに、甘い声で囁いた。
「この子、少し度胸試しをさせてあげたいの。手伝ってくださる?」
男たちは、私の意図を理解した。恩を売れば、あとでいい見返りがあるかもしれない。そんな下心があった。
「いいですよ、マリアさん」
私は、怯えるラムを連れて、マンションのベランダへと出た。ここは十七階。下を見れば、車が豆粒のように見える。
「世の中を、逆さまに見てみなさい。そうすれば、少しは頭が冷えるでしょう」
私は、男たちに目配せした。三木が、ラムの足首を掴み、ベランダの手すりの外へと吊り下げた。
「いやぁぁぁぁ! ママ、やめて! 落ちる、落ちちゃう!」
ラムの絶叫が風に舞う。逆さ吊りにされたラムの髪が、重力に従って垂れ下がる。顔が鬱血し、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになる。
私は、その光景を横で笑いながら眺めていた。
「どう? いい景色でしょう? 手を離したら死ぬわね。どうする?」
言葉で、男とラムの両方をコントロールしている。この瞬間だけは、金がなくても、私は「神」だった。
ラムは暴れるのをやめた。恐怖のあまり、気絶したのか、あるいは悟ったのか。ただ、ぶらりと揺れながら、虚空を見つめていた。
その時、彼女の中で「重力」という絶対的な法則への信頼が崩れ去ったことを、私は知る由もなかった。
一九九六年。
投資詐欺は限界に達していた。ターゲットが枯渇し、返済の督促が激しくなる。このままでは逮捕される。
そんな時、私はある老婦人と出会った。
彼女は、私の「被害者」の一人だった。だが、金を失っても、私を恨まなかった。
「マリアさん、あなたに会えただけで幸せだったわ。お金なんて、どうでもいいの」
その言葉に、私は違和感を覚えた。
「……なぜ?」
「だって、私たちには『慈光の会』があるもの。先生の教えがあれば、お金なんて必要ないのよ」
慈光の会。
それは、都内に拠点を持つ小規模な新興宗教団体だった。
私は、興味を持った。
数日後、私はその団体の集会に足を運んだ。
会場は、雑居ビルの一室。三十人ほどの信者が、教祖の話に聞き入っていた。
教祖は、五十代の冴えない男だった。カリスマ性はなく話も退屈だが、前教祖の威光で信者たちは目を輝かせて聞いている。
――これだ。
私は、直感した。
金を奪うだけの詐欺は、いつか破綻する。だが、「心」を支配すれば、人は永遠に金を差し出し続ける。
しかも、宗教法人なら税制優遇がある。献金は自発的なものだから、詐欺とは呼ばれない。
完璧なビジネスモデルだ。
私は、その日から「慈光の会」の熱心な信者になった。
「先生の教えに、心から感動しましたわ」
私は、教祖に近づいた。男は、私の美貌に目を奪われた。
「あなたのような方が、我々の教えに興味を持ってくださるとは……」
「ええ。でも、もったいないわ。先生の素晴らしい教えが、もっと多くの人に届いていないなんて」
私は、教祖の虚栄心をくすぐった。
「実は、私、マーケティングの経験があるの。先生のお手伝いをさせていただけませんか?」
教祖は、喜んで私を受け入れた。
私は、団体の運営を徐々に掌握していった。
まず、集会の演出を変えた。照明を暗くし、BGMを流し、教祖の登場を劇的にする。
「先生、こう言ってみてください。『あなたは、一人じゃない』って」
私が台本を書き、教祖はそれを読み上げる。信者たちは涙を流して感動した。
次に、献金システムを最適化した。
「不安を煽ってから、救いを提示するの。『このままでは不幸になる。でも、献金すれば救われる』って」
献金額は、みるみる増えていった。
私は、裏で全てをコントロールした。教祖は傀儡。信者たちは、私が作ったシナリオに従って動く駒。
この感覚――。
金を奪うよりも、心を支配する方が、遥かに快感だった。
「言葉」だけで、人は何でも差し出す。財産も、尊厳も、人生も。
私は、この「システム」の完璧さに酔いしれた。
一九九七年。
だが、世の中は変わっていた。
地下鉄テロ事件の後、新興宗教への風当たりが強くなっていた。警察の監視が厳しくなり、マスコミも宗教団体を追及し始めた。
ある日、税務調査が入った。
「慈光の会の献金記録を見せてください」
私は、全ての書類を教祖名義にしていた。私の名前は、どこにも出てこない。
数週間後、教祖が逮捕された。容疑は、詐欺と脱税。
私は、何食わぬ顔で、団体を去った。
「先生が逮捕されるなんて……信じられない……」
信者たちの前で涙を流し、私は「被害者」を演じた。
誰も、私を疑わなかった。
家に帰ると、ゴミ屋敷のようになった部屋で、私は一人で笑った。
完璧だ。
私は、何も失っていない。教祖から受け取った「コンサルタント料」は、海外口座に隠してある。
そして、私は学んだ。
人を支配するには、「神」になればいい。
投資詐欺は小さすぎた。宗教も、教祖という「人間」がいる限り、脆い。
次は――。
次は、私自身が「神」になる。
誰にも逆らえない、絶対的な存在に。
その野望を抱きながら、私はラムを見た。
中学生になった娘は、部屋の隅で、空気のように気配を消して生きていた。何をされても泣かない。怒らない。ただ、命令に従うだけの、便利なロボット。
――つまらない。
ラムをどれだけ虐めても、はむかってこない。
「……あぁ、ラム!お前の魂はなんて美しいの」
ゴミの山の中で、私は娘に声をかけた。
「あなた、高校を出たら働きなさい。そして、給料は全部ママに入れなさい。今まで育ててあげた恩を、返す時が来たのよ」
ラムは、無表情で私を見た。
その瞳の奥に、冷たい光が宿っていることに、私は気づかなかった。それは、反逆の光。私という呪縛を断ち切るための、鋭い刃の輝きだった。
そんな生活が続いた。周りからは、友人と呼べる人間は一人もいなくなっていた。かつての取り巻きたちは、私を見ると露骨に目を逸らし、陰口を叩く。
「あの人、詐欺師なんでしょう?」 「娘さんへの虐待も酷いらしいわよ」 「落ちぶれたわね、元女王様も」
うるさい。お前たちごときに、何が分かる。
私はまだ負けていない。この泥沼から這い上がり、再び玉座に返り咲くための準備をしているだけだ。
鏡を見るのが怖かった。そこに映っているのは、かつての美貌の残骸にしがみつく、厚化粧の魔女だったからだ。
破滅の時は、刻一刻と迫っていた。作り上げた虚構の城が、音を立てて崩れ落ちるその瞬間が。
だが、私は知らなかった。
この絶望の淵で、私は「別の世界」への扉を開くことになるのだと。




