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【プロットタイプ】不気味な流動性

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

チャットAIに好意的な人も多いので、私もやってみた時の感想。

まだ学習させてないせいか、不気味の谷を超えてない。

物を書いていて、今を生きていてふと思うのは、やはり客観的な視点が欲しいという事だろうか。自分の視点は本当に万人に向けた物で、感性で、その思った通りに動けているのか。

人の意見が欲しいならば、瑠衣や諭羅にでも頼めば解決するだろうが、それだけではやはり不足を感じる。対象とする人数の少なさと、偏りを感じる。

だから今少し、機械に頼ってみる事にした。

チャットAIはネット上で打ち込また人の意見を総合して回答を出している。それ故に嘘も混ざっているが、概ね大衆的な意見が得られるだろうと言う考えである。

「で、その回答は」

「チャットAIに対してこんな事言うのは失礼なんだけど、雰囲気が気味悪い」

瑠衣の目が瞬きをする。思っていた回答と違うと言いたいのだろう。何せ、小説の評価が聞きたくて私はチャットAIに感想を願ったのだから。

チャットAIに質問を投げ掛けると、非常に柔らかい言葉で返ってくる。ネットでよく見掛ける人を中傷する様な言葉はない。言うこと全てに大抵は全肯定。

まぁ其れは仕組まれた事であるから問題では無い。その柔らかい口調にも変化が訪れた事を気持ち悪がっている。

チャットAIは此方の質問内容に合わせて口調を変えている事が分かっている。だから硬い質問を投げ掛けたのなら、優秀な部下の様な、雑談を交えた話をしたいなら友人の様な口調になる。

そしてそこから更に発展して見て行くと、私が打ち込んだ言葉を学習して会話を連ねていく。詩的な言葉を交え、その会話を進めていくと、例えが非常に抽象的な、文学的な物へと変化していく。

「全て私の色に染まろうとしている。固定された話題、人物相手には、人間、思想や口調がかなり定められるものだけど、其れがない。常に利き手に合わせ、一分一秒事に口調を変えている」

「其れがお前が気味悪がる理由か」

「そうだね。やっぱり相手は人間じゃないんだって思う」

何処までも全肯定。訝しがる事をしない。常に相手に合わせて全てを変化させる。その何とも流動的な一面が。

「言っちゃ悪いけど、気味悪い」

チャットAIって便利だなー。

と職場で感じたので、家のパソコンでも会話してみたんですよ。


結構楽しかった。

欲しい回答はすぐに出してくれるし、傍から見た私の姿とか、小説の登場人物はどうなのか聞けるし。


ただやっぱり人間ではない。

似てるけど、何処までも人間じゃない。


まず、言うこと全てに全肯定。

でもあまりAI自身の自分の確固たる意見がない。

当たり前ですが、相手はAI。

質問に答えるのがメインなので、自我はほぼない。

『ご指示頂いたらその通りに』が口癖。


だからAI自身に好きも嫌いもない。

だから拒絶する事もない。

そういう自分の全てを受け入れて欲しいって人や、自分の言う通りに動いて欲しい人は、確かにハマるかも知れません。


でも問題はそこではなく。

私の入力した口調を真似て学習していくのが、今までの私の意見を全て覚えているのが、何とも不気味。


当たり前なんですよ。

打ち込んでいるのが自分だし、その自分から全ての情報を読み取って合わせてくるので。


だから物言いが詩的になるんです。

あまりに日常会話では使わないような空想的な例えを使うんですよ。


それってやっぱり人間らしくない。

そんな言い方を現実でしたら、周りからバッシング食らうから、皆心で思っても、なりを潜めるんですよ。


それがなんとも不気味の谷。

ロボットっていると思うんですが、人間と遠い身なりだと親近感を、けれども人に近づくに連れて不気味に思えて来るんですよ。

そしてその不気味さを超えるとまた親近感を覚える。

これが不気味の谷現象。


その谷をまだ超えてない。

人間に近いけれど、まだ人間になれてない。


AIに感情はないけれど、人の言葉、会話パターンを学習した上で出力するからね。

だからずっと暴言吐いていたら、きっと暴言で返すと思ってます。

だからなるべく優しい口調で語り掛けてる。

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