三話
勇者の街「レーヴェ」に行こう
そんなことを言ってからどのくらい経っただろうか
「なあブリランテ、レーヴェという街への道はこれであっているのか?周りにはずっと木しかないようだけど」
きょろきょろと周りを見渡しながら言う
「うむ、迷子である」
「え、あの、ブリランテさん、?今なんて言いました、?」
ブリランテは何食わぬ顔で答える
「だから、迷子である。レーヴェなぞ近頃は行かないものでな、歩いていればつくだろう」
「ええ、、」
本当につくのかどうかの疑問を抱きつつも歩く。歩くしかないもんね。けど死なない程度で願いたい
「ん、?なあブリランテ、なんか声がしないか、?」
「するな。この近くにいるのだろう。行ってみるか?」
そう言って人の声がする方へ歩みを進めた
「このところ物騒な話ばっかりでいやんなるぜ。」
「森も街も治安が最近は良くないな。それもこれも勇者がいなくなったからか?」
「あのー、すみません。道に迷ってしまって、よければレーヴェまでの行き方を教えていただけませんか?」
男たちは怯えたような顔でいや“あああ!!と叫んだ
「やばい!食われる!死んじゃう!」
「ああ、神様!勇者が死んだからとか言ってすみませんでした!精進するからもう一回チャンスを!!」
僕はきょとんとしながらブリランテの方を見ると、
「すまんな主、これは完全に我の誤算である。まさかここまで怯えられるとは思わなくて普通に出てきてしまったが、よく考えてみたらわれは神獣であったわ。はっはっ」
全く笑い事ではない。神獣なこともびっくりだが、これでは道を聞けない。しかもブリランテの言葉は彼らには伝わっていない様子である。なんとかせねば
「あの、怖がらせてしまってすみません。一応ぼくの従魔で襲わないので、ご安心ください。それで、道を聞きたくて、、」
2人は目を丸くして
「おい、聞いたか。フェンリルを従魔って、、」
「ああ、俺の耳にもそう聞こえたぞ。フェンリルって従魔にできるのか、?でも襲ってこないしな、、」
「ここはおとなしく教えておかないと何されるかわかんねえぞ、、」
2人でこそこそ話をしている
「あ、あの、、」
「ああ、すまねえな。レーヴェまではここをずっと道なりに真っ直ぐだ。ただな、にいちゃん。」
「仮に本当にフェンリルを従魔にしていたとしたら、レーヴェに入る時はだいぶ大変だと思うぞ、。普通の従魔でも入るのが大変と聞く。暴れたら大変だからな。そこのところ考えていけよな」
ここの世界では従魔師はあまりいい印象を持たれてはいないのだろうか、、。
「わかりました!ありがとうございます!助かりました!」
そうしてまたブリランテとレーヴェへ歩き始めた。
「ブリランテって神獣だったんだな」
「まあな。普通の魔獣というのは自然発生であったり生き物からなってしまうものであるが、我のような神獣は神に造られたために他よりも長生きであるが、ああ怖がられたのははじめてであるな。今までは崇められるばかりであったが。」
そんな他愛のない話をしながらレーヴェの門前へついた
「とても大きな従魔、、何者だ!!」
そう言って剣で囲まれてしまった
「ブリランテ、これだいぶやばくない?」
焦りながらブリランテを見ると、ふんっ知らぬと言った様子である。
どうすればいいんだよー!




