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二十四の季節 ~うつろひ~  作者: こまくさ
8/29

5/2[雑気] 八十八夜

 立春から数えて88回目の夜を迎えます。

  ♪夏も近づく八十八夜 ――― 

 まもなく立夏です。早くも1年の4分の1が過ぎました。



 『88』は日本では末広がりの『八』が重なる縁起のよい数と言われています。

 自動車の選択ナンバーにも『88』をよく見かけます。


 『八』『十』『八』を重ねると『米』。日本のソウルフードです。

 米1粒の中には88柱の神様がいらっしゃると聞かされました。


 お遍路で巡る四国の霊場は八十八ヶ所。

 お遍路(みち)の総延長は1,000kmを超えます。

 歳時記によると、『お遍路』は春の季語だそうです。



 『88』にまつわることがらは、日本由来のものだけではありません。


 ピアノの鍵盤は白黒合わせて88鍵。

だんだん増えてベートーベンが活躍した時代に88鍵に定着したとか。

 これ以上音域を広げても、人間には聞き取れないそうです。


 夜空を華やかに飾る星座。

 星占いで知られているのは黄道に沿う12の星座ですが、

天文学で定められている星座は全部で88。

 88個の中には、残念ながら南半球でしか見られない星座もあります。



 因みに、阪神タイガース矢野監督の背番号も88です。 

 

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 ♪茶摘(唱歌)

 八十八夜といわれれば、他に思い浮かぶ歌がありません。

 ここで歌われている風景は、宇治茶の産地、京都府田原町の茶畑のようすだそうです。

 日本各地で栽培される茶。近年は八女茶や知覧茶など九州産のお茶をよく飲みます。

 日本では抹茶、煎茶などの緑茶に加工されることが多いですが、

 烏龍茶も紅茶も元は同じ茶葉なんですよね。

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