4/5[春:三月節気] 清明
明るくふりそそぐ陽光。
清々しく吹き抜ける風。
まぶしいくらいの日差しと散り舞う桜の花びらが、
初々しいフレッシャーズをお祝いしているようです。
真新しいスーツ。
――まだまだネクタイは似合っていませんね。
真新しい制服。
――サイズは少し大き目かな。
朝晩はまだまだ肌寒く、ビルの谷間を吹き抜ける風も冷たいですが、
午後の陽だまりはやさしい暖かさで包んでくれます。
南風に運ばれてきたのは沈丁花の香りでしょうか。
鬱屈とした空気はもうありません。
大気が潤って遠くの山が霞んで見えます。
さあ、春の装いに衣替えです。
ダウンのコートとブーツには十分お礼を言いました。
次のシーズンまでゆっくり休んでください。
ほんのり暖かい風に誘われて、今日はお出かけ。
ショウウインドウに映るのは空色のスプリングコート。
裾を翻してちょっといかしたステップを踏んでみましょうよ。
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♪花の街(唱歌)
終戦後の1947年に作られた楽曲だそうです。
2拍子の弱起の構成で、歌い出しの旋律は
五音階のような不安定さを醸し出します。
春の訪れがメルヘンチックに綴られていますが、
戦後の悲しい心情から生まれたそうです。
淡い水彩の背景画が似合いそうです。
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清明
├ 太陽黄経:15°
├ グレゴリオ暦:4月4-5日
└ 七十二候
├ 初候:玄鳥至
├ 次候:鴻雁北
└ 末候:虹始見