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二十四の季節 ~うつろひ~  作者: こまくさ
26/29

12/7[冬:十一月節気] 大雪

 午後になってちらちらと降り始めた雪

 夕方には屋根を白く塗りつぶしながらしんしんと降り続き、

 色とりどりの街をモノトーンに変えていく

 白は、屋根から街路樹に広がり、

 そのうちアスファルトの灰色さえ飲み込んでいく


 白い歩道をそろそろと歩く人

 一歩一歩、滑らないように、転ばないように


 道路に積もった雪は、タイヤで溶かされてじゃあじゃあ(うるさ)かったが、

 (わだち)が目立たなくなる頃にはフェルトがきしむように鳴き始める


 往来が途絶えた街には、

 点滅信号の黄色だけが鮮やかに映え、

 窓の外は風の音さえ白に吸い込まれて静寂に沈む


=================================

 ♪雪化粧(松山千春)

 6畳一間の部屋には冬夏兼用のこたつと衣類を入れるダンボール箱。

 近年では学生下宿ですら見かけなくなったシチュエーション。

 しかし、70年代にはありふれた文化住宅の光景。

 電話もなく、テレビもない生活は、まさに二人だけの空間。

 

 不安があるのが当たり前。

 悩み、寄り添い、話し合い、癒し合う。

 その中で日々を精一杯生きて、希望を見出し明日につなぐ。


 シンプルな生活は、人の絆を強くしていた。

=================================


 大雪

  ├ 太陽黄経:255°

  ├ グレゴリオ暦:12月7-8日

  └ 七十二候:

     ├ 閉塞成冬そらさむくふゆとなる

     ├ 熊蟄穴くまあなにこもる

     └ 鱖魚群さけのうおむらがる


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