7/7[夏:六月節気] 小暑
7月に入ると京都の中心部が慌ただしく動き出す。
祇園祭が始まった。
祇園祭というと、山鉾巡行ばかりに目が行くが、祭りは7月1日から始まり、7月末まで続く。
八坂神社の神事を重ね、コンチキチンの鐘の音と、子どもたちが粽売りの口上を練習する声が聞こえ始めると、いよいよ鉾立てが始まる。
そもそも、祇園祭は疫病退散のための神事だったと聞く。
その祇園祭のクライマックスである山鉾巡行が、2年続けて疫病のせいで中止になった。
本末転倒とも思えるが、科学的には仕方のない措置なんだと納得せざるを得ない。
京都の夏といえば鱧。祇園祭には欠かせないご馳走の一つだ。
鱧は本当に特別な素材だ。
小骨が多く、骨切りという特別な技術で捌かねばならない。
煮るでも焼くでもない、湯引きという調理法は鱧の弾力を見事に引き出す。
花が開いたような真っ白な身が美しい。
脂がのった鱧を梅肉や、酢味噌で頂く。
キリリと冷やした辛口の冷酒がよく合う。
本当にさっぱりとした夏の嗜みだ。
=================================
♪どんたく(サディスティック・ミカ・バンド)
各地に様々な祭りがあり、郷土の祭は郷愁を誘う。
祇園祭は、天神祭、神田祭と並んで日本の三大祭とされるが、
「祇園」といえば、福岡・博多では7月に「祇園山笠」がある。
福岡では5月の「博多どんたく」も大盛り上がりのお祭りだ。
どんたく=zondag オランダ語で日曜日の意だ。
どんたくの起源のような情景を歌った曲は楽しい。
今も色褪せない「黒船」は本当に名盤といえる。
=================================
小暑
├ 太陽黄経:105°
├ グレゴリオ暦:7月7-8日
└ 七十二候
├ 初候:温風至
├ 次候:蓮始開
└ 末候:鷹乃学習




