6/11[雑気] 入梅
『にゅうばい』と読みます。
梅雨入りが転じて『つゆり』とか『ついり』とも読むそうです。
この時期の長雨に「梅」を当てるのは、ちょうど梅の実が生る頃だから。
他にも昔から長雨には二つ名が与えられてきました。
春の長雨は「菜種」、秋の長雨は「芒」、初冬の長雨には「山茶花」
雨に、折々の植物の名を冠した愛称をつけて、それぞれの季節を感じると、少しは心も豊かになります。
日本の雨の表現は驚くほどたくさんあります。
「小糠雨」「青葉雨」「紅雨」「甘雨」「月時雨」「洒涙雨」「五月雨」「夕立」「神立」「氷雨」などなど。
「狐の嫁入り」も雨の呼び名の一つだとか。
そういえば、大ヒットとなった鬼退治マンガの登場人物に「栗花落」という名前の子がいました。
梅の実が生る季節は、栗の花が散り落ちる季節でもあります。
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♪つゆのあとさき(さだまさし)
水をたっぷり含ませた絵筆で、淡い色を重ねた水彩画。
そんなビジュアルが感じられる曲です。
詩の内容は比喩表現が多く、というより、
すべてが比喩、暗喩で表現されているようです。
一つ一つの表現は様々な解釈ができますが、答えは1つではなく、
聞いた人それぞれが、その時々の感覚に合わせて受け止められる、
自由度の高い世界観が魅力です。
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