1/29
序 二十四節気
2/9 タイトル変更しました
春夏秋冬
四季のある土地に生まれ、季節の変化を感じて生きる。
グラデーションのように移りゆく季節は4つの区分では表しきれない。
先達は、太陽の動きから4つの基準点、即ち二至二分を定め、四季とした。
春分、夏至、秋分、冬至
さらに、それぞれの季の始まりを二至二分の互いの真ん中とし、四立を定めた。
立春、立夏、立秋、立冬
二至二分と四立を合わせた八節をさらに3等分したものが二十四節気。
そもそも季節の変化は太陽の動きによって作り出される。
太陽が高く昇り、昼の時間が長くなると気温は上昇し『夏』となり、
太陽が低い空を通り、昼の時間が短くなると気温は下がって『冬』となる。
毎年同じ時期に、同じ気候がやってくる。
二十四節気は、半月ごとの季節の特徴を表す。
ひと月の間に節気と中気をおき、
暮らしの道標にふさわしい名を与えらた二十四節気。
人類の活動による気候変動が叫ばれる今だからこそ、二十四節気に寄り添う。