第18話 復讐者リベン、新たなる美少女を仲間に加える
ラキーを破ったリベンたちは早速彼を和太鼓に改造していた。
「フルボッコだドン!!」
「ぎゃあああああああああ!!」
ラキーは和太鼓に拘束され、ひたすらバチで殴られまくった。
「流石にやりすぎだろ!!」
「命狙われたんだぞ!!これくらい当然よぉおおおおおおおおおおおお!!」
今リベンが挑戦している曲はJAYSAUNDで大不評配信中の曲「しばいたろうか!」だ。
大量の音符マークに合わせて、リベンはラキーの顔面を殴りまくった。
「はがっ…はがががっ…」
「さぁ、君を殴るとどんな音が出るか楽しみだドン!!」
「も…う…やめ…やめてくれ…」
「連打ァ!!」
リベンは正拳突きでラキーの顔面を殴打した。
「まだまだぁ!」
次に用意したのはバットだ。
「ひぃ…」
「芭啞火保二刀流奥義“万本ノック”!!」
そう言うと、リベンの口からキャノン砲が出てきて、野球ボールが大量にラキーの顔面を目掛けて発射された。
「お前の体内構造どうなってんの!?」
だが、ラキーはそこまでやると、急に血を吐いて絶命した。
「!?どうした!?」
慌ててロークスが駆け寄ると、ラキーはどうやら毒による自害をしたようだ。
「きゃあ!!」
「死んでる…」
ロークスとフラムが驚いていると、くるくると髪をいじりながらルミエがこう言った。
「…きっと捕まったら、自殺するように教育されているのよ…口封じのためにね」
彼女が動揺しつつも、そう言った。
すると、パーンと言う破裂音がした。
「えっ!?なになに!?なんなの!?」
ルミエが慌てて音がした方を見ると、自害したリベンがいた。
「何で死んでるのあんた!?」
彼女が驚いていると、リベンの死骸から何かが飛び出してきた。
悪霊と化したリベンだ。
「きゃあああああああああ!!」
「やべえ悪霊が出た!!」
悪霊と化したリベンはそのまま地下へダイブした。
~◆地獄◇~
ラキーは大量の人を殺した罪で地獄に落ちていた。
彼も地獄の審判を受けるために魂たちの列に並んでいた。
悪魔たちは逃げ出さないように魂たちを監督していた。
だが、今日は別の悪魔が空からやってきた。
「どこじゃあああああああああああ!!」
「超弩級やべぇ魂が来やがった!!」
悪魔たちを片っ端からしばき倒すと、リベンはラキーの魂を掴んだ。
「えっ!?俺もう死んでんだけど、どこ行くの!!」
「芭啞火保二刀流奥義“死者蘇生”!!」
リベンはラキーの魂を掴むと、そのまま地上へ戻って行った。
◇◆
ラキーの魂を持ったリベンはそのまま元の体に投げ込んだ。
「が…はッ!」
「えっ生き返った!?」
ルミエが驚き、皆がラキーの蘇生に気を取られている間にリベンも復活の準備に入った。
「よっしゃあ!おれも復活するぞ!!」
そして、リベンはそのまま元の体に戻る…と見せかけて、たまたまいた蟻の体へ乗り移った。
(ひぃ!わ、私の体に変な魂が入ってきた!いや、追い出さないで!!)
蟻は抵抗はしたが、その体を乗っ取られてしまった。
そして、蟻の体はそのままリベンとなった。
「復活!!」
「まじでお前どうなんてんの!?」
復活したリベンは再び和太鼓の中へラキーを放り込んだ。
「な…いつまでお前はこれを続けるんだ!?」
その言葉にリベンは鉄球を振り回しながら答えた。
「お前がボウの居場所を吐くまで」
拷問の達人も真っ青な方法でリベンはラキーを虐ぶり続けた。
これはどんなに拷問慣れしている人でも死んでも何度も復活させられば、いずれは吐くだろう。たぶん。
「ところであんたはどうしてここにいるんだ?」
リベンが拷問をしている間にロークスはルミエに尋ねた。
「仕事、なくなったから」
「はぁ?」
後ろで悲鳴が響き渡る中、ルミエはそう答えた。
「組織そのものを解散させられたのよ。おかげであたしたち皆が仕事なくなったの」
「…それでどうして君はおれたちのところへ?」
ロークスの言葉にルミエは髪を弄りながらこう答えた。
「あんたたちが職場を荒らしたときにあたし君たちと一緒に行動してたでしょ?それで他のみんなから『職場がなくなるのはお前のせいだー!』って。それで仕事決まるまでの間は面倒見てもらいたくてね」
その言葉にフラムは目をぱちくりさせた。
「それはいいですけど…大丈夫?」
「何が?」
「私お給料支払えるほどお金はあるわけじゃないんだよ?それだったら、次の仕事が決まるまでは自宅でゆっくりしていた方が…」
「何よ、人がせっかく協力やるって言っているのに」
そこへズタボロのラキーを抱えて、リベンがやってきた。
「ほう、無職で暇だからおれたちと行動するとな。この暇人めが」
「てめぇが言うやな!!住所不定無職が!!」
ロークスの突っ込みにルミエが目をぱちくりさせた。
「へっ?あんたら冒険者じゃないの?」
「オレはそうだけど、この二人は違うぞ」
その言葉にフラムは少し困ったように答えた。
「私は本国からの仕送りが少しあるから…」
「あんたもしかして…噂の」
「うん、私はセレナーデ王国の王女。訳あって、彼らの旅についていっているの」
その言葉にルミエは驚いた。
「えっ…嘘!凄っ!セレナーデ王国の王女!?元勇者パーティのおじんと組んでいるなんて!!」
「うん、でもまだ日は浅いけどね」
フラムはそう言うと、次はロークスが話し始めた。
「オレは…」
「知っているわよ。ロークスって言うでしょ。冒険者、やってんでしょ」
「先に言われた…」
「エッチな本買うために冒険者やってるらしいわね」
「違うわ!」
ロークスの突っ込みが終わると、リベンが戻ってきた。
「そして、おれは無職だ。今は誇りだ」
「あれ?あんた冒険者登録してんじゃないの?」
ルミエのその言葉にリベンは誇らしげにこう答えた。
「住民登録されてないから弾かれた」
「人権もねぇのかよ!!」
ロークスの突っ込みが虚しく木霊した。
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い ま き み の 後 ろ に い る よ




