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第16話 復讐者リベンは殺し屋と会う

「ウホッ(寒い…)」


 公園広場で2mを越えるムキムキのおっさんが大量のゴリラみたいな怪物を引きつれ、狩りへ出てかけていた。


「ママー?あれ何ぃー?」


「変態よ」


 リベンは周囲の目を向けず、周囲の冷たい目線おかげで極寒であるにも、上半身裸で滑り台の上に立っていた。


 リベンは開口一番大声でこう言った。


「寒い!!」


 それを大声で言うと、周りの人間がざわついた。


「おい、やべー奴がいるぞ!!」


 キリキリッ…ピューン!


 リベンが放った矢は彼を見てしまった人に放たれた。


 ズンッ…と鈍い音共に“大外れ”と書かれた矢が頭に刺さった。


「うぉー!大丈夫か!?」


 近くにいた人が心配そうに駆け寄ると、矢が刺さった人はこう答えた。


「ああ、でも何だかあそこにある着ぐるみ着ないといけない気がしてきた…」


 彼はそう言うと、「アッーイヤー!アッーイヤー!」と着ぐるみを用意して、新たなる怪物の誕生を待ち構えているゴリラみたいな怪物がいた。


「なんじゃあああああああああああ、あの出来損ない化け物は!?おーい、行くな!」


「やべぇ…楽しそう…」


「この矢一本にそんな効果あんのかよ!!」


 キリキリッ…ピューン!


 ドカァアアアアアアアアアアアアアアアン!!


「「ぎゃああああああああああ!!」」


 リベンは爆弾矢を二人組に向けて放った。


「おい、おっさん!服ぐらい着ろ、周りから変な目で見られているだろ!!」


「今は群雄割拠時代だぞ!!志ある物は皆世界征服を目指し世界最強を狙って居る」


「人の話聞いてる?」


「覇者になるには誰にも負けぬ強靭な肉体が必要なのだ!!これしきの周りの冷たい目線に耐え切れずに、どうして驢馬が駆け巡り、刃がゆきかう戦場で敵を皆殺しにできるのゴバァアアア!!」


「めっちゃ堪えてじゃねぇかよ!!もう十分だろ、お前の肉体は!!」


 リベンはフラムがお茶を飲んでいる方を見ると、大声でこう言った。


「始めろ!!」


「はーい」


 リベンにそう言われると、彼女は竪琴で合図を鳴らした。


 ポロローン♪


「めっちゃ安らぐ音だな!!」


 フラムの合図とともに全身に的を付けた変態おとこが鹿に乗って現れた。


「うおおおおおおおおおおおおお!!また変態が現れたああああああああああああああああああ!!」


 その変態は顔こそは必死そのものであるが、全身に的をつけているためか、そも「私を討って♡」と言わんばかりだ。


 と言うか、首から「私を討って♡」と書かれたプラカードをぶら下げていた。


 何故、鹿に乗っているのかは理解不能だが。


 彼は変態を見ると、弓矢で射抜こうとした。


 キリキリッ…。


 リベンの鍛え抜かれた肉体は固く結ばれた強弓をいとも容易く引き、そして矢がスクリュードライバーのように放たれた。


 矢は公園の木を片っ端からへし折りながら、変態に迫った。


「いやおかしいだろ!!」


 矢は木を全てへし折ると、鹿のところまで飛んだ。


 ニョキニョキ。


 そして、矢にムキムキの手が生えると、鹿を思い切りぶん殴った。


「キエエエエエーーー!!」


「何でそうなるだよ!!」


 鹿は矢の威力で一撃で倒れた。


 倒れた勢いで変態は鹿から落ちた。


 そして、矢は全身的だらけの変態を見た。


「ひっ…!見逃してくれ…」


 矢は何も言わずに見逃した。


「えっ…見逃してくれるのか!?」


 だが、矢はこう答えた。


「その心配はない」


「何?」


「お前はもう死んでいる」


 彼がそう言うと、的だらけの男は的をつけてないところに矢が貫通した後ができた。


「な…いつの間に!?」


「いや、本当にいつの間にだよ。つーか、あの変な矢何で喋ってんだよ」


 全身的の変態はそう言うと、倒れた。


「おっしゃあ!!今夜は鹿肉だぁ!!」


 リベンはそう言うと、矢を真っ二つにへし折った。


「ぐぼおおおおおおおおおおおお!!」


 矢に魂がないため、死んだとは言わない。


 まぁ、機能停止かな。


「はい、よくできたね」


「すげぇ!!この人動揺しねぇ!!」


 驚くロークスとは対照的に、フラムはにこやかにそう言った。


「次は何だ!!?」


「ロークス、読んであげて」


 フラムの言葉にロークスは億劫そうに巻物を手に取った。


「どうせ、変な奴だろ。なになに…?」


 巻物には「□ークス」と書かれていた。


「オレじゃねぇかよ!!」


「ぐわあああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


 リベンはロークスに思い切り殴られた。


「こいつ人を狩りの獲物に使うとは!!」


「ロークス待って!よく見て!」


 フラムの言葉にロークスはもう一度よく見た。


 よく見たら、“ロ”ではなく、“□”であった。


「・・・・・・まぎわらしいんじゃあ!!」


「ぎゃああああああああああ!!」


 ロークスは再びリベンを殴った。


「もういい!オレがやってやる!!□-クスだと?ふざけんなや!どーせ、変な奴だろ!?ゴリラみたいな怪物に乗って現れるのが目に見えるわ!フラム、頼む!!」


 ロークスは半ギレしながら、フラムにそう頼んだ。


「もう落ち着いてって。それじゃあいくよ」


 彼女がそう言うと、ハープを引いた。


 すると、獲物が現れた。


「おら!出てきやがれ、変なゴリラみたいな怪物!!」


「ウホッ?」


 だが、彼の予想は外れた。


 現れたのは馬に乗った壮年の男であった。


 その名は太傅・伍奢。


「誰だああああああああああああああああああああーあのおっさん、誰だああああああああああ!!」


 伍奢は狩りに対して、心の準備ができていたのか、精悍な顔つきで颯爽と駆け抜けた。


「まぎわらしい!!さっさと行けよ!!」


 だが、ロークスの予想とは裏腹に伍奢はクソでかい的を額につけていた。


「わしは境内にて平王に口-クスって、あだ名されておる」


「うぜぇえええええええええ!!あのおっさん超うぜぇえええええええええ!!」


 ロークスが突っ込みを入れている間に馬は石を蹴った。


 その石は礫となり、伍奢の額を貫いた。


 そして、そのまま木に刺さった。


「勝手に死んだぁあああああああああああああああ!!」


 ロークスの絶叫共に何者かが現れた。


「相変わらず騒がしいわね。何かいいことでもあったのかしら?」


 その声共にルミエが彼らの元へ現れた。


 彼女は職員としての服装とは異なり、お洒落な衣装を着ており、今どきのきゃぴきゃぴした若い女の子らしい服装でやってきた。


「エッロォオオオオオオオオオオオオオオオオオオイ!」


 リベンは彼女の服装を見るや、ロークスをぶん殴った。


「なんで殴られたのオレ!?」


 そんな二人の様子を見ながら、ルミエは軽く鼻でためいきをつくとフラムの隣に座った。


「隣、座らせ貰うから」


「どうぞ」


 彼女のつっけんどんな態度にフラムは笑ってこう答えた。


「隣座るわよ♡」


「ウホッ(どっか行け、加齢臭が移る)」


 リベンはゴリラみたいな怪物の言葉を理解せずに、隣に座った。


 ドスッ!


 何とゴリラみたいな怪物の隣は剣山だった。


「うーん、素晴らしい座り心地♪」


「やっぱ理解できないわ。このおじん」


 リベンの尻からどくどくと流れる血を見ながら、ルミエはそう思わず言ってしまった。


 彼女はため息を付くと、こう言った。


「ビチさんね…生きてたよ」


「えっ!?嘘だろ!?」


 ルミエの言葉にロークスは驚いた。


「あたしも死んだと思った。でもね、あの人はもう表では生きていけないわ」


「どういうことだ?」


「エルミアって言ったかしら?あの人ね、どうも彼女を追い出しただけじゃなくて、殺し屋を雇ったそうなのよ。『一生人接することなかれ。さもなければ、貴殿はたちまち死ぬだろう。我々は常にあなたを見張っている』って、一枚の紙が置いてあってね。上司が話し合いに行ったら、もういなかったわ」


 その言葉にフラムは顔が青ざめた。


「あの方はそこまでのことをしたのですか…?」

 その言葉にルミエは首を振った。



「わからないわ。でも、あのエルミアと言う女に相当な恨みを買っていたかもね。あんた達が殴り込まなくても、あの人は終わっていたかもね」


「なるほどな、もしかしたらおれもそういう目にあっていたかもな…いや、なっているはずだ」


 リベンはそう言うと、辺りを見渡した。


 すると、確かにいた。


「アイアム殺し屋」


 ゴリラみたいな怪物たちに紛れていた。


「嘘つけ!!バレバレじゃねぇかよ!!」

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。


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是非、何卒よろしくお願いいたします。


あっ、なにもしないでブラウザバックしようとしたそこの君?

い ま き み の 後 ろ に い る よ

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