小さな小さな 大冒険!98
思いのほか人気があった小説に驚き続編を開始させて頂きます。
当初は12月頃に続編を発表しようと思っていたのですが、少しでもご愛読いただいている皆様の事を考え、文字数は少ないですが、毎日更新する事に致しました。
どうぞ、引き続きご愛読いただきます様、宜しくお願い致します。
「グフフ♪ っと言う事は・・・龍聖君がいないところなら~♪ 分かりましたぁ~♪」
「ちょ!ち・違うぞ!そう言う・・・」
「まぁまぁ~固い事はなしにしましょうよ~♪」
そう言って席を立つと冷蔵庫から缶ビールを手に取って蓋を開けて龍徳の前に置く。
「はい部長♪ ビールが美味しいからもう一本飲みましょう♪」
「はぁ~・・・ったく・・・レイナは変わんないなぁ~まっ♪ レイナ君らしくて好きだがな♪」
「フフ♪でしょう~♪ プハァ~♪ 美味しい~♪」
「クスクス♪ 本当に美味しそうに飲むな♪」
「へへ♪ だって本当に美味しいんだもん♪」
「ゴクゴクゴク・・・ふぅ・・・確かに旨いな♪」
最初は苦労していたレイナだったが、徐々に知覚認識速度をコントロール出来るようになった事で、日に日に使用時間が伸びて行ったレイナだったが、最終日には一日中ウインドサーフィン出来るまでに成長していった。
「キャホォ~♪ 楽しい~♪ 龍徳さ~ん♪ これ楽しいですねぇ~♪」
「そうだな♪」
『大したもんだ・・・まさか一週間で熟すとは・・・』
旅のお陰でレベルアップしたのは龍聖だけではない。
レイナも龍徳も己の精霊が進化していた。
その為、アキが得意としていた異次元収納を習得し今まで以上に便利な旅となっていた。
龍聖も元から異次元収納が使えたのだが、龍聖のスキルはどちらかと言うと転移に特化しているようだ。
異次元収納の様な繊細な魔法は幼い龍聖には維持する事が難しいらしい。
龍徳は龍徳で、さらに進化したグノム=アース新たなスキルによって質量に関係のない荷物を最大10個まで収納する事が出来る異次元収納を構築していた。
問題は、アキやレイナの様な異次元収納と根本的に違う魔法なので、収納した大きさによって常時魔力が減り続けてしまうと言うデメリットがある。
魔力の自然回復力が高い龍徳でも大き過ぎる物をMAXで収納し続けていれば魔力が減り続けてしまうのだ。
その代り、一度に収納出来る大きさに限界がない事が最大のメリットなのだろう。
なので、異次元収納を覚えた後に寄った観光地で購入したコテージをそのまま収納していた。
流石に山の様な傾斜が強い場所だとコテージを使用する事は出来ないが、多少の起伏であれば場所によってテントではなくコテージを取り出す様になっていた。
収納の大きさの上限がない龍徳の収納魔法だからこその特権と言えるだろう。
かなりの魔力量を使う事になるが、コテージの中に様々なものを入れる事で、使用頻度の低いものであればコテージの中に入れておけばいいのだ。
通常の電化製品は全て整っている上、電気を貯蓄する装置も付いているので、電気が使えなくなる事はない。
さらに街中や都会であれば、流石に身体強化を使って走る訳にもいかない。
その為、コテージと一緒についているガレージの中に車やバイクなど様々な乗り物まで入っていた。
なので、国境を超える時には、必ず車に乗って手続きを取る様にしていたのだった。
手続きに時間がかかる国や乗り物が不可な国は、流石に公共の乗り物や新たに購入していたが、基本的にはガレージに入っている2台の車を使用する事が多かった。
少し大きめなコテージの中には充実した設備も設置してあるため、長旅では重宝していた。
移動の途中で遊び疲れた龍聖が龍徳の頭の上で眠り始めたので、休憩を取ろうとコテージを取り出し中に設置されているベッドに寝かせ野営の準備を進めていく。
「部長~! 今日の多重結界の確認をお願いします♪」
「もう部長じゃないんだが?」
「また言っちゃった♪ た・たたたた・龍徳・・・さん・・・」
『うぅ~意識している時は言える様になったけど・・・やっぱりとっさだと恥ずかしい~』
顔を真っ赤にしてやっとの思いで龍徳の名を呼ぶと俯いてしまう。
そのあまりの可愛さに我慢出来ず抱きしめてしまう。
こちらも良ければ読んでくださいね♪
■「そこにいる君に逢いたくて。」を新しくアップ致しましたので、宜しければご一読ください。
毎週水曜日と土曜日の朝7時に更新いたします
https://ncode.syosetu.com/n0341hc/
■「勇者撲滅! 2度目の人生はハッピーエンドで!」もアップしていますので宜しければご一読ください
https://ncode.syosetu.com/n6920gm/
火曜日と金曜日の朝7時に更新します。11月分まで予約してあります。




