小さな小さな 大冒険!114
思いのほか人気があった小説に驚き続編を開始させて頂きます。
当初は12月頃に続編を発表しようと思っていたのですが、少しでもご愛読いただいている皆様の事を考え、文字数は少ないですが、毎日更新する事に致しました。
どうぞ、引き続きご愛読いただきます様、宜しくお願い致します。
そして、シュナイダーの方は・・・
「イザベルもアストゥー様をお守りするのだぞ!」
「はい♪ ですが、シュナイダー様にもガビルを付けてもらいますからね♪ 頼みますよガビル。」
「ガルル・・・我にお任せ下され! アストゥー様に頂いたこの力!存分に振るって見せますぞ!」
「獅子王ガビルか・・・では、貴様に第二部隊を任せる。」
「必ずや期待に応えましょうぞ!」
そして、4部隊の編成を済ませると
「シュナイダーよ!此度の戦はお主が大将だ!思う存分暴れて来い!!」
「ハッ! ですが・・・宜しいのですか? アストゥー様が到着される前に全ての住民を殺してしまっても・・・」
「クックック・・・未来視で見ていない未来も一興よ。 お主が全てを終わらせるのであれば、それでよし。逆に・・・本体が合流する前に滅んだ方が奴らにとっては幸せと言うものよ!」
「ハッハッハ♪ 確かにアストゥー様の仰る通りですな。」
「では行け!我らが悲願の礎として全てを滅ぼしてくるのだ!!」
「「ハッ!!」」
アストゥーの前に跪き仰々しく首を垂れると
「全軍出撃!!」
巨大な魔物の頭に乗った4人の小人の後ろから魔物の大軍が付いていく。
その光景を見たアストゥーの口元が歪に歪む。
「クックック・・・もうじきだ・・・あと数日で・・・」
そして、レインベールに先制攻撃を仕掛けたシュナイダーとロンベルクが見た光景は、以前話した通りである。
その光景を死の大地の上から見つめていた2人が言葉を漏らす。
「流石に、敵もやるな・・・」
「フッ・・・だが・・・あの程度の実力・・・我らも参戦すれば落とせるのではないか?」
っとロンベルクがシュナイダーに目を向ける。
「恐らく落とせるであろうが・・・フッ・・・それではつまらん・・・奴らには地獄の苦しみを与えて絶望する姿を見せてもらわんとな・・・」
「クックック・・・お主の恨みは私より大きいからな・・・」
「フッ・・・何とでも言うが良いさ。さて・・・敵の戦力は大体分かったな・・・」
「ガルル・・・宜しいのですかシュナイダー様! 私目にお任せくだされば、敵を葬って参りますぞ!」
「キキ!私も同意見です!ロンベルク様!是非私どもにご命令ください!」
「ならん!」
「そうだな・・・」
「「何故ですか!?」」
「正直もう少し均衡した戦いになると思ったのだが・・・ソーマの成長と奴らの成長が予想以上であった。」
「確かにな・・・この状況で我々が行ったとしてレインベールを陥落させえる事が出来るが、ナターシャ姫とソーマを逃がしてしまう恐れがある。」
「なるほど・・・」
「その様なお考えでございましたか・・・」
「そう言う事だ・・・此度の戦・・・ナターシャ姫だけは何としても生きたまま捕まえなければならんからな・・・」
「ガルル・・・かしこまりました。」
「キキ・・・そうでございましたな・・・」
「では、退却するぞ!」
そう言って移動手段として使役している鳥に跨ると大空へと消えていったのであった。
こちらも良ければ読んでくださいね♪
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