小さな小さな 大冒険!107
思いのほか人気があった小説に驚き続編を開始させて頂きます。
当初は12月頃に続編を発表しようと思っていたのですが、少しでもご愛読いただいている皆様の事を考え、文字数は少ないですが、毎日更新する事に致しました。
どうぞ、引き続きご愛読いただきます様、宜しくお願い致します。
今となっては第一舞台の隊長となったハルと第二部隊の隊長となったアキ。
それぞれの練兵を行っていたが、ナツの号令を聞き駆けつけたのであった。
「「遅くなりましたナターシャ様!」」
「良く来てくれました!ここからが執念場です!」
死の大地から降りて来る砂煙に混じり巨大な魔物の姿に兵士達が驚きの声が上がる。
「なんて大きさだ・・・」
「あんな化け物に・・・」
「我々の攻撃が効くのか・・・」
恐怖の感情が広がろうとした時、ナツの激が飛んだ。
「恐れるな! 我らには龍徳様が残して下さった竜人ソーマ様がいる! 各々が出来る事をすれば必ず勝てる! 臆するなレインベールの兵士達よ! 今こそ鍛えた力を見せて見よ!!」
「「「「「オォォォォ~111」」」」」
「流石・・・姫様じゃ♪」
「ナターシャ様カッコいい~♪」
そして、戦闘の魔物が小人の国の大地を踏んだ瞬間、ソーマが攻撃を開始した。
「グルル・・・良い激だったなナターシャ姫よ!・・・では、吾の攻撃に続け!!」
そして、ソーマの口に光が集まると・・・
「ドラゴンブレス!!」
一直線に戦闘のデビルズボアに着弾すると戦闘のデビルズボアが転倒して後ろの魔物も同時に焼き払った。
「チッ!・・・2体目は倒せんか・・・」
その言葉の通り大ダメージは与えたようだが、2体目のデビルズボアは、転倒した後、起き上がってきた。
「ナターシャ姫!吾は上空から追撃する! 討ち漏らした魔物を頼む!」
「お任せください!」
そして、ソーマは高度を上げると死の大地に向かって行った。
「聞きましたね! 我らが力を見せる時が来ました! 総員戦闘配置に付け!!」
「「「「「ハッ!!」」」」」
ハルの部隊が左翼に展開し、アキの部隊が右翼に展開していく。
駆けつけてきた一般兵を後ろに控えナツが先陣を切る。
「魔力最大開放~!! 喰らえ!凍てつく世界!!」
魔物が巨大だから遠近感がおかしくなるが、距離としては6㎞もの遠距離攻撃。
だが、魔物の巨大さを考えるとこの距離で攻撃しないと僅か数秒後には魔物の接近を許してしまう。
そして、ナツの放った凍てつく世界が横1㎞長さ4㎞に渡って全てを凍らせていった。
デビルズボアが6体。正確にはソーマが1体倒したので、残り5体とデビルズスネークが6体。
機動力はデビルズボアの方があった為、一瞬でデビルズボアを凍らせていき一体だけデビルズスネークまでも凍らせたようだ。
どうやらデビルズスネークには氷系の魔法が弱点だったのかピクリともしなかったが、5体のデビルズボアは閉じ込められた氷を自力で破り怒りを露わにしたのだった。
「なんて言う化け物・・・」
通常の猪であれば完全に凍らせる事が出来る様になったナツの凍てつく世界で一匹も倒す事が出来ない。
すると上空からソーマとハルの魔法が同時に発動した。
「「バーニングメテオ!!」」
流石にソーマの放った魔法の方が2周り以上大きいが、同時に放った事で、一気に2体のボアが吹き飛んだ。
ところが、残り3体のデビルズボアが怯む事なくレインベールに向けて突進した。
っとここでアキの魔法が炸裂した。
「この規模だと・・・魔力の半分は使うかもしれんな・・・行くぞ! 魔力最大・・・奈落!!」
突進し始めたデビルズボアの前に闇の底なし沼が突如出現しデビルズボアの足を引きづり込んでいく。
「何ちゅうデカさじゃ・・・」
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