表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

うちのダンナ詩集

ふたりのあしあと

作者: 陸 なるみ

***武 頼庵(藤谷 K介)さまご主催の『街中に降る幻想の雪企画』に参加させていただきます。2023年の冬。文中の夫が他界して3年過ぎてしまいました。


思い出のあしあとならば夏の海

自重に軋み光る濡れ砂

波眺め迎えに行くと言った背に

18年が過ぎ去っている

手さぐりで必死に始めた生活は

あの脈動を刻み続けて


幸せのあしあとならばどか雪の

時差出勤の戸口前

ぴったり君のあしあと踏んで

きらめく雪はほんわかなまま

バス電車公共機関が止まったら

戻って二人で遊んでしまお

雪だるまなら特大に雪うさぎなら限りなく


毎年のふたりあしあと重ねつつ

これからもまた続けていこう

君の背中と足音追って


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i517735
バナー作成:秋の桜子さま。ありがとうございます。
『街中に降る幻想の雪』企画 ←企画概要 ↓作品検索 幻想の中の雪企画 バナー(1)作成/瑞月風花
― 新着の感想 ―
[良い点] 2人の仲の良さが伝わってきて、本当に素敵な日々だったのだなと感じました。 幸せな気持ちになれました。
[良い点]  企画からとんできて、詩を読んで、感想を読んで、「皆さまどうして旦那様との詩と確信しているの……!?」と思ったら、あらすじにあったんですね。なるほど~(笑  世の中には色々なSNSがある…
[一言] 寒さよりも、暖かさが伝わって素敵だと思います。 北国、雪国でもお幸せに(´∀`)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ