なろうで『ビブリオバトル』、キーワード活用で実現?
「小説家になろう、に新ジャンル『ビブリオバトル』を提案」
https://ncode.syosetu.com/n6243fv/
というエッセイがある。ビブリオバトルの詳細説明はそちらに譲るとして、ざっくり言えば、面白い本を見つけて集まり、参加者同士で紹介しあい、一番「読みたくなった」紹介を投票で選ぶ、という遊びだ。
これを行うための新ジャンルの追加を(運営に)提案する、という趣旨のエッセイだ。
新ジャンルを作るのは運営がどうのと手間がかかりそうだけど、ビブリオバトル自体は、キーワードをうまく活用すればすぐにでも実現できそうである。
本来はリアル会場でやるが、それっぽいことは出来る。
何か適当なキーワード、例えば「第一回読者杯ビブリオバトル」、とか決めて、参加者は紹介文書いて、キーワードつけて、エッセイかその他あたりで投稿する。紹介/書評系はエッセイでよく見かけるからエッセイかな。
他者の紹介を読みたい人は、キーワードで検索。「読みたくなった!読んだ!」 という人は文字通り紹介文を「評価」する。ようなルールで参加作には共通クレクレ文をあとがきにでも付けとく。
すると、一部で不評なクレクレとポイントとランキング(またはpt順並べ替え)が
「『どの本が一番読みたくなったか?』を基準とした投票を参加者全員一票で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。」
というビブリオバトルのルールをそのまま実現することになる。
まあエッセイだと数pt入るだけでランキング下位に入るから、それを見た通りすがりの読者が「読みたくなった!読んだ!」で票いれちゃうかもしれないけど、それはそれで、作品紹介としては本望じゃないかな。
あるいは、期間中は第三者の評価を自粛してもらうような、クレクレ文つけとくとかでもいいけど。
さらに言えば、期間集計後、終わっても「第一回読者杯」とかつけずに「ビブリオバトル」で検索すれば、たくさん紹介作が読める。ハズ。まあ今のところ、「うんたら高校ビブリオバトル部」みたいな小説があるだけだけど。
例えば、こういった「小説家になろう」自体への提案やら不満やら同意やらのエッセイに「小説家になろう」というキーワードを付けている人たちがいる。ただの検索だと「小説家になろうの他、XXXとYYYにも投稿しています」みたいなあらすじも引っかかるが、詳細検索でキーワードのみ検索にすると、そういったものだけを拾うことができる。
これはもう、運営関係なしに成立する立派なサブジャンルではなかろうか。読み手から書き手になってはじめてそういう系エッセイの存在を知った。
それでなくても「悪役令嬢」とか、皆が使うキーワードは、「よく使われるキーワード」からワンタッチで行ける、事実上のサブジャンルとして機能する。
詳細検索とかめんどくさいわ! とかいう人用に、下記に検索リンクを貼っておく。例では「小説家になろう」キーワードだが、「XXビブリオバトル」キーワードにすれば、そのまま参加作ランキングになるはず。コレを主催エッセイかなんかに貼っとけばいいんじゃないかな。
今どき新人賞の応募すら、なろうでは「xx賞」キーワードつけるだけで済むんだから、「ジャンル増やせ」とかわざわざ運営の手をかけなくても、もっと勝手にキーワード活用すればいいと思うよ。
ついでに、これに限らないが、紹介がURLだと読者全員コピペが面倒なので、できれば「ランキングタグ」を活用して、リンク張ってもらえるとワンタッチで読めてありがたい。作例付けときます。↓↓↓