表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/32

7

広間にて


「いやはや、王宮に引き篭もって社交の場には全く出てこないと聞いていたので、どんな変わり者のなのかと思っていましたが、案外普通の姫でしたな。」


マーフィー公爵が呟く。


「見かけはおっとりしていても、内面は分かりません。なにしろあのフランク王国の姫なのですから。用心するに越したことはありません。」


オブライエン公爵の意見に何人かが相槌をうつ。


「そんなに心配しなくていいんじゃない?普通の可愛らしい姫君じゃない。ちょっとぽっちゃりで僕の好みとは違うけど。」


ハンス皇弟が軽い感じで笑いをとると、ウィルバードが立ち上がった。


「ベル姫が無事に城に到着したのだから上々だ。フランク王国との繋がりはこちらに利益をもたらすことは間違いない。あとはタラサに任せて仕事に戻るぞ。」


頭を下げる公爵たちを後に、ウィルバードは自分の執務室へと姿をけした。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ