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とりあえず探索しよう

続きです。

ドスン~!ドスン~!


俺は、森を歩いていた。

何でって?決まってるじゃないか!

TA・N・SA・KU、だよ!



自分がオーガと知って軽く絶望していたときから少し時間がたちお腹がすき始めていた。

オーガに転生したからといって食欲がなくなるわけでもなく体は空腹を訴えていた。

そのためにもしかしたら狩られるかもと心配な森だったが食材を求めて探索することになったのだ。


で、今森の中を当てもなく歩いているというわけです。はい。

正直に言おうNA・NI・MO・MI・TU・RA・NE~☆。


おかしい、結構歩いているはずなのに生き物どころかきのことかの食べられそうな植物すら見つからない。

あれかあれなのか、そのへんの草でも食えって言うのか。

でも食わなきゃいけないかもしれない今はそんな状況なのだ。


でもそれがいやなので今も探索を続けている。

そしてついに生物を見つけるのに成功した。


「あ、あれは・・・」


ぷよん。ぷよん。


体を引きずりながら移動するぷよぷよの緑色の物体、そうテンプレ中のテンプレスライムだ。

食材になるかどうか分からないが出会ったばかりの生物というわけでとりあえず観察しようとするわけでもなく、さっさとぶっ倒すことに。

倒すための手始めとしてスライムの強さを見るために鑑定してみる。



ステータス

 名前:なし  LV1

 種族:スライム

 称号:なし

 技能:なし



「すげー弱いさすがテンプレモンスター・・・」


なんというかすごく弱い、スキルも何も持っていない。他のモンスターを見たわけではないがスライムがいかにも弱いというのがわかる結果だった。


強さも分かったののでスライムと戦ってみることに。


なので俺はとりあえずと言うことでスライスをなぐってみることにした。


ベチャッ!


殴った勢いでスライムが吹き飛ぶ、素人パンチだがオーガなのでかなりの威力を発揮していた。

さてもう1発と思ったがスライムに目を向けるとスライムはぴくりとも動かなくなっていた。

どうやらパンチ一発で倒してしまったようだ。


あまりの弱さに戦った感じはしなかったがスライムがただ弱すぎるだけだと納得することにした。

でだ、倒したスライムに目を向ける。戦闘よりもここからが重要なのだ。


そう、スライムは食べられるのかと言うことだ。

倒したスライムを持ち上げる。見た目も触りごこちもゼリーのそれ。見た感じだけで行けば食べられそうである。


「た、食べてみるか・・・」


空腹も後押しして自然と口の方にスライムが運ばれる。

そしてついに食べてしまた。


ゴクンッ


「マズッ!」


形容したことのない不味さに襲われる。なんと言ったらいいのだろか食感はゼリー、味は意味が分からないほど不味い。とにかく不味いのだ。

腹はふくれるが不味い。スライム恐ろしい・・・。

そんなことを考えていると、少し前の時のように声のようなものが聞こえてきた。


《『悪食』、称号『変食家』を取得しました。》


どうやらスライムスを食べことでスキルと称号を手に入れたようだ。

でどんなものかというと・・・


『悪食』:生物に問わず何でも食べることが可能。


『変食家』:常識ではとても考えられないようなものを食べた者に贈られる称号。




「・・・・・・」


やっぱりスライムは食べるべきものじゃなかったようだ。

ですよねー、食べ物じゃないですよね~。

分かってたよスライムが食べ物じゃないくらい!でもお腹が空いてて目がくらんだんだよ。


否定はしてみるが誰が答えてくれるわけでもなく。称号獲得のむなしさだけが残るのであった。







ステータス

 名前:大神 旭 LV1

 種族:オーガ

 称号:『変食家』

 技能:スキル『鑑定LV1』

    スキル『豪腕LV1』

    スキル『悪食』

    スキル『異世界言語』

    ユニークスキル『進化』

















今回も短い話になったので、今度こそは長い話を書けるようにしたしい。

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