プロローグ?
やっぱり話を書くのは難しい
異世界転生。
1度なら皆あこがれるものだろう。
女神だったり神だったり天使だったりにチートと言われる強力な能力を貰って転生する。
その力で勇者として世界を救ってみたり、魔王として世界を滅ぼす。
まあ、人それぞれに異世界転生のイメージなり理想なりあるだろう。
こんなことを語っている俺も異世界転生に憧れがあり異世界転生に対しての理想があるひとりである。
そんな俺の理想とする異世界転生それは・・・
『異種族転生』。ようは、エルフやドワーフ、魔族や獣人といった俗に亜人と言われる人間じゃない種族に転生することだ。
特に獣人になってモフモフした毛に包まれつつ、同じくモフモフした同じ種族のものたちと過ごすのに憧れていた。
そして俺はそんな転生をしてみたいと願っていた。
そうしたらあるとき奇跡が起きた。
そう、異世界転生への機会が訪れたのだ。
具体的に何があったかというのはまあ、あれです。自分で言うのも何だが、車にひかれそうになっている女の子を助けて自分がひかれたと言うやつです。まあとりあえずそれは置いておくとして。
死んだはずの俺の目の前には女神と名乗る美しい女性が現れこういったのだ。
「あなたは異世界転生の権利を得ることになりました。どうしますか?」と。
異世界転生に憧れていた俺はもちろんこう答えた。
「喜んでお受けします」と。
返事を返すと女神はこう言った。
「ではそんな貴方には特典がひとつ授けられます。貴方はなにを願いますか?」
そう聞かれた俺はかねてから望んでいたあの望みを言った。
「人間とは別の種族として転生したい」と。
女神はこの返事を聞きうなずいた。
「分かりました。では転生を開始します」
そして俺は光につつまれた。
そして俺は異世界に転生を果たしたのだった。
だがまさかあれに転生するとはこのとき、全く思っていなかった。