【3位】
「うわぁあああああ!!?」
高々と舞い上げられた俺の体、その高さはビルの三階ぐらいには匹敵しているだろう。
「た、高え…て感心してる場合じゃないだろ!! こんな高さから落ちたらヤバイって!! スマホさん…いやさスマホ様!! 何かこの状況への有効な手段は!! 何か能力はないのか!!」
『受身が上手くいくことを祈っております』
「……………………」
どうやら有効な手段はないようだ。
そして俺の体は昇りきりその後、体は重力に逆らうことなく落下を始めた。
「嫌ァァァァァァァァ!!」
空中で絶叫する最中、凄まじいものを俺の両目は捉えていた。
それはJKを中心点として巻き起こる馬鹿でかいエネルギーの膨張。
大量にいた蛙は跡形もなく消し飛び、爆発によって生じた巨大なクレーターの完成とともに辺り一帯の草と地面は粉塵と化す。
強さの次元が、俺との戦闘レベルが、また一段階違う気がした。
そう思った途端、先ほど俺のした“神になる宣言”がどうもバカらしく思えてきた。
ランキング8位だという事で有頂天になっていたのだろう、まるで自分より上なんて存在しないかのように錯覚して…
確かに俺より弱い奴は数え切れないほどたくさんいで俺より上のプレイヤーなんて両手の指で数えるぐらいしかいない。
だがしかし、両手の指で数えきれるぐらいだとしても、俺より上は確実に存在する。
【アレには勝てない】
そう確信した瞬間、全身に伝わる激しい衝撃、おそらく俺の体が地面に落下したのだろう。
全身が酷く痛むが骨は折れていないか…でも、しばらくの間は動く事が出来なそうだ。
打ち所が悪かったのかな…頭が割れるように痛い、視界にくらい靄がかかっていてそれがどんどん広がっていく。
朦朧とする意識…
何も考える事が出来なくなりつつある…
そんな最中である…
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プレイヤー名:
月宮メアリー
使用キャラクター
【ヴァンパイアクイーン】
レア度:☆☆☆☆☆☆
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覚えのない情報が俺の意識の中に流れ込んできた。
【なんだこれ…月宮メアリー…誰だよそれ】
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体力 450
攻撃力 560
防御力 500
素早さ 450
魔力 700
賢さ 420
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また違う情報が流れ込んできた。
【ステータス…での俺のステータスじゃない…誰のだ?】
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【ドレイン】
【魔力探知 Lv.3】
【飛行Lv.2】
【ブラッディ・バースト】
リセマラランキング
【3位】
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【…………】
3位…それがなんの順位なのかも、もはや理解できなかった。
最終的に、俺の視界は真っ暗闇に包まれて、意識もそこで完全に途切れた。




