2.アポロ計画を信じるも信じないもあなた次第
医療の次は宇宙、
前回、医療の事で書きましたが、異世界転生に限らず、主人公が宇宙空間に飛び出るのは危険です。
宇宙旅行・宇宙探検をする際は相当の取材と準備が必要です。
ギャグマンガのような路線なら致命傷にはならないでしょう。両津勘吉が月で不動産事業を行っても致命傷にはならないでしょう。しかし宇宙兄弟に成ると作品自体が死んでしまうと思います。
異世界転生人が異世界の月に行くとしましょう。
作者さんはアポロ計画の資料を基に綿密に作品つくりを行います。
しかし、アポロ計画自体が巨匠キューブリックの創作であったなら、異世界転生月旅行が台無しになる恐れがあります。
地球の周りにはバンアレン放射体という危険な空間やその外には宇宙線放射線電磁波と危険に満ちています。人間が行けるのは国際宇宙ステーションがある軌道上が限界であるという説があります。
月面で薄い宇宙服だけで船外活動を行う宇宙兄弟はここでトンデモ作品のレッテルが張られます。
宇宙戦艦ヤマトが出来た時は宇宙は余り知られていなかったので、適当に宇宙空間を想像するだけで良かったのですがボイジャーなどの観測データなどが世の中に知れ渡るとあの回のシーンおかしくねと言われます。だからリメイクの時はいろいろな理屈をつけて世界観を補強します。
異世界転生の人は宇宙へ行くなではなく、放射線電磁波を避ける事が出来る魔法を装備して月でも何処でもいっていただきたいという所存であります。