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其の十一




 ――ギャア!


 鋭い悲鳴が、寝静まっていた佐倉家に響いた。


 続いて、バンッ! ドタドタドタッと、騒がしい音が聞こえたと思ったら……


 ――バタンッ! 


「おい、ユズ! 今度は何だ!?」


 斜め向かいの部屋から、バットを持った哲太が駆けつけた。

 彼は部屋の中央にまで走り寄ると、天井から垂れ下がる電球の紐をカチカチッと二回引っ張った。

 豆電球の頼りない灯りだけだった柚葉の部屋が、パッと明るくなる。

 と同時に、柚葉と哲太は声を合わせてあっと叫んだ。


「な、なんだ、これ?」

「な、なんだ、それ?」


 柚葉のベッドの下から上半身だけ這い出していたのは、黒い物体。

 しかもそれはうつ伏せの状態で、頭をトメの二本の足でぎゅうっと床に押し付けられていた。

 柚葉は慌ててベッドから飛び降りると、トメをそれの頭から引き剥がし、バットを構える哲太の背後へと逃げ込んだ。

 すると、その得体の知れない黒い生き物は「うう……」と呻き、うつ伏せになっていた顔を上げた。

 大きな丸い目に、ひくひくと動くVの字の鼻とヒゲ、それから荒く息をつく口からのぞくのは発達した二本の前歯。

 げっ歯類を思わせるその特徴的な歯に、柚葉と哲太は顔を見合わせた。


「ネ、ネズミ、かな?」

「マングース人ではないな」


 身体は大型犬ほどの大きさで、全身黒い短毛に覆われているが――服を着ている。

 さらに、黒い毛に隠れて分かりにくかったが、よくよく見るとその黒い生き物は全身ぼろぼろで満身創痍。

 ずりずりと床を這ってなんとかベッドの下から全身を現したが、起き上がる力は残っていない様子。

 そうこうしている内に、ゴルフクラブを持った父と母も一階の寝室から駆け付けた。

 当然二人も驚いたが、一足先に冷静になってそれに接触を試みたのは母だった。

 母は昼間この家で一番長い時間を過ごしていて、遠慮なく上がり込んでくる異世界の住民達とも最も頻繁に接しているのだ。

 もしかしたら、柚葉よりも異世界との付き合いがうまいのかもしれない。


「もしもし、あなた大丈夫?」


 そんな母の声に応えるように黒い生き物が顔を向けると、彼女は少し待っていてねと言って階段を降りて行き、かと思ったらすぐに水の入ったグラスを持って戻ってきた。

 柚葉たち家族が戸惑う中、母が床から身体を持ち上げ支えてやると、その得体の知れない生き物はきゅっと丸くなった両手でグラスを受け取って、中の水をごくごくと飲み始めた。

 丸い大きな目はどこか鋭い感じがしたが、肉球のついた両手で必死にグラスを挟む姿は可愛らしい。

 水をすべて飲み干すと、いくらか力が湧いたのか背筋がしゃんとして、大きくほううっとため息をついた。


「かたじけない、マダム。おかげで生き返りましたわい」

「あら、どういたしまして。これはこれは渋いお声のハムスターさんですこと」

「ハムスターではございませんぞ、マダム。わしはウサギ人間にございます」

「まあ、ウサギさんでしたの?」


 しゃべり始めた黒い生き物は、壮年の男性のような重厚な声をしていた。

 しかもウサギ人間ということは、つまりトメの故郷――ハプスブルクの住人ということなのだろうか。

 しかし、ウサギというには随分と耳が短く、母が間違えたようにハムスターという方がしっくりくる。

 いや、そもそもこの黒いウサギ人間はいったいどうやって柚葉の部屋にやってきたのだろうか。

 とにかく疑問だらけの存在に、柚葉と哲太は眉間に皺を寄せて顔を見合わせ、父は自称ハプスブルク人に寄り添う母を心配して自分も側に寄った。


「ぴ」


 柚葉の腕の中には、先ほど狩猟本能剥き出しの鋭さを一瞬垣間見せたトメが、大人しくなって収まっている。

 そんな彼女の姿を目にしたとたん、黒いウサギの大きな目から大粒の涙がこぼれ出した。


「ひ、姫よっ……!!」

「――わっ!?」


 突然立ち上がって駆け寄ってこようとした黒いウサギに驚き、柚葉はトメをぎゅっと抱いて哲太の背中にしがみついた。

 相手がにょろにょろ系でない限りは頼もしい弟は、バットをかまえて姉を庇いつつ鋭く目の前の生き物を睨みつけた。


「お前は何者だ!」

「わしは、今はただの黒いウサギじゃ」

「今、トメを姫って呼んだのか? トメを知っている黒いウサギ……黒ウサギ……」


 “黒ウサギ”というフレーズに覚えがあった哲太が、はっとして背後を振り返る。

 同じくぴんときたらしい柚葉も、黒ウサギを凝視しながら「まさか」と口を開いた。


「……あなた、ハプスブルク皇帝の卵を育てるっていう家の……」

「いかにも。お嬢さんが抱いているヒナを輩出した黒ウサギ公爵家の元当主――今は罪人として国を追われた、ただの黒いウサギじゃよ」


 彼こそが、全ての元凶。

 隣国ミッドガルドの次代として生まれた大五郎の命を狙い、そのために卵のままのトメを柚葉の子宮を使って異世界へとトリップさせた張本人。

 結局は、彼の計画は失敗に終わり大五郎は無事だったが、卵から孵ったばかりのトメは連帯責任として罪を背負わされ、ハプスブルクの皇帝となる権利を失ったばかりか国へ帰ることすらできなくなってしまったのだ。

 捕えられた黒ウサギは公爵家の当主を下ろされ国外追放となったと聞いたが、そんな罰では生易しすぎると柚葉は思っていた。

 自らの野望のため、彼はトメの未来を奪ったのだから。

 そして今、どうやったのかは知らないがのうのうとトメの前に現れた彼が、柚葉はとてつもなく腹立たしかった。


「いったい、どの面下げてっ……!」


 たまらず、今が夜中であることも忘れて大声で怒鳴りつけようとしたが、柚葉が皆まで言うよりも早く、黒ウサギは「申し訳なかった!」と言って頭を床に擦り付けた。


「謝って済まされることではないとは分かっておる!」

「だったら!」

「しかし! 我が黒ウサギ一族が輩出したヒナを皇帝にし、大陸全土を支配することはわしのささやかな夢だったんじゃ!」

「何が、ささやかな夢よ! めちゃくちゃ自分勝手で大それた野望じゃないのっ! そんなつまらないもののために、この子がどれだけ可哀想な立場に追いやられたと思ってんのよ!」


 土下座までしておきながら結局は自己弁護を始めた黒ウサギに、柚葉の怒りはますますヒートアップ。

 しかし、両手に抱いていたトメを突き出して、「この子に許して貰えるまで詫びろ!」と怒鳴られた黒ウサギは、黒毛に埋まった大きな黒い瞳からまたぽろぽろと涙をこぼし始めた。


「姫よ……お許しください」


 年嵩の男性の声が涙に濡れて、柚葉は少しばつが悪い気持ちになった。

 この元黒ウサギ公爵は、ミッドガルドの侍従長ヘレットと同じほど長生きしている大長老で、もう数千年に渡り黒ウサギ一族の当主の座にあった。

 さらに、彼は現ハプスブルク皇帝の選出の際に白ウサギ公爵家に敗北しただけではなく、その前の代に育てたヒナも玉座に就かすことができなかったという悔しい想いを抱えたまま、気が遠くなるような長い年月を生きてきた。


「いっそ、次代様を育てる責務から逃げ出してしまいたいとも思いましたが、特別な場合を除いて生きている限りは当主を辞することは許されぬ決まりで……わしはもう、追いつめられておりました」


 勇敢な武官一家の将軍も心身共に年老い、筋肉の落ちた両肩にかかる重荷にいよいよ耐えられなくなっていたらしい。


「この度のこと……失敗すれば、自分が処刑されることは覚悟の上でございました。ラングラー様は穏やかなお方ゆえ、ヒナの命までは取らぬだろうと確信しておりましたしな。そうして、わしは責務の重圧から解放されようと思っておりました」


 確かに、黒ウサギの言うとおりラングラーはトメの命を奪いはしなかったが、利用されただけで被害者とも言える彼女まで罪人扱いされ、祖国を追放されてしまったのだ。

 やはり、柚葉にはこの身勝手な黒ウサギが許せなかった。

 そんな彼女に強く睨み据えられながらも、黒ウサギは涙を流しながら続けた。


「しかしっ……全てを失いながらも、わしは生かされてしまいました! 当主の座からは追放され、あれほど重くて苦しかった責務からも解放されたというのに、ただ生かされることのなんと虚しいことか! 守るものも目標もないままただ生かされることのなんと辛いことかっ……!」


 そして、彼は再びガンと床に頭を打つける勢いで、柚葉達に向かって土下座をして叫んだ。


「何でもいたします! 姫の世話係として、どうかこの世界に置いていただきたい!」

「はあっ!?」

「お願いいたしまするっ!」

「ちょ、ちょっと……」


 さらに、黒ウサギは四つん這いの格好から後ろ足で床を蹴ると、ばっと柚葉の足に縋り付いた。

 ウサギの跳躍力に反応の遅れた哲太は、慌てて足元にできた黒い塊に向かってバットを振り上げた。

 しかし、相手はサイズは大型犬並とはいえ、ビジュアル的にはハムスターっぽいウサギという小動物系であるので、さすがにバットを振り下ろすのは気がひけたようだ。

 

「御慈悲を、御慈悲をっ……!」

「む、むむ、無理でしょ!」

「知らなかったんじゃあ……。次代がメスだなんて、思ってもみなかったんじゃあ……」

「メスとか、オスとか、関係ないでしょ!?」

「関係なくなどないのだぞっ!」


 訝しげな顔をする人間達に向かい、黒ウサギは柚葉の足元にしがみついたまま叫んだ。

 基本的に淡白な性格のミッドガルド皇帝に対し、ハプスブルク皇帝は幼少期に各公爵家で愛情を持って育てられるためか情に厚く、極端に孤独を嫌う傾向にある。

 だからこそ、皇帝となった者は選出にもれた他の三名を側近として近くに置きたがるのだ。

 中でも極々稀に生まれるメスの次代候補は、今まで皇帝に就いた記録こそないものの、必ず時の皇帝の妃として立ってきた。

 つまり、黒ウサギがミッドガルドの次代である大五郎を排除して、かの国を手中に納めるという手柄を掲げずとも、トメが最悪皇帝になれなかった場合でも皇妃として特権を握れたはずなのである。


「わしは早まった真似をしてしまった。こんな愛らしい姫がお孵りになると分かっていれば……」


 黒ウサギはそう悔しげに床に涙を落としたが、結局は自分勝手なことを言い続けていることに、柚葉は怒りを通り越して呆れてしまった。


「あんたねえ……」


 しかし、やはり数千年も生きている者のポジティブさは半端ない。

 黒ウサギはぼろぼろになった燕尾服の袖でゴシゴシと涙を拭うと、新たな希望に溢れた目をして、柚葉の腕に抱かれたトメを見上げて言った。


「かくなる上は、姫! 爺は姫を立派なレディにお育てし、次のハプスブルク皇帝を陥落して国外追放を解かせた上で、必ずや皇妃の椅子に就かせて差し上げますぞっ!」

「――あんた! 全然反省してないじゃないのっ!」


 懲りない黒ウサギを怒鳴りつけ、柚葉はしがみついたそれを振り払おうと、左足をぶんぶんと振った。





 黒ウサギは、ジョンジョワールと名乗った。

 そもそも、彼がいったいどうやって異世界にある柚葉の部屋までやってきたのか。

 ナーガとラングラーの私室からは、それぞれ柚葉と哲太のクローゼットに繋がった扉が常設されているが、罪人として国外追放された彼が皇帝達の私室にこっそり忍びこめるはずはないだろう。

 残された可能性としては、侍従長ヘレットが協力したのではと疑われたが、彼が直接ジョンジョワールの異世界渡りを手伝ったわけではないらしい。

 ただし、やはり間接的には手を貸すことになっていた。


「ヘレット殿ほどではないものの、わしも幾らか念力を持っております。転移したい先に目標媒体を置き、それを目指して境界を渡って参りました」

「目標媒体って?」

「これですぞ」


 柚葉に問われ、ジョンジョワールは自分が這い出してきたベッドの下に手を突っ込むと、何かを掴んで引っ張り出してきた。

 そしてそれを「どうぞ」と言って、柚葉と哲太に向かって恭しく差し出した。


「……何? これ……」

「何かの毛皮か?」


 それは、何やら黒い毛で覆われた二本の長い物体だった。

 柚葉と哲太が訝しげに眉をしかめて首を傾げていると、その黒毛と同じ物で全身を覆われた黒ウサギが胸を張って言った。


「わしの、耳です。ハプスブルク同様ミッドガルドにも入国を禁じられておったので、マングース人に紛れるために耳を短くしたのです」

「ええ~……」

「馬鹿なマングースどもめ、まんまと騙されおって。誰一人、わしがハプスブルクの国民だと気づかなんだ。うひひひひ……」

「……」


 ジョンジョワールはミッドガルド人に対していろいろ失礼なことを言ってほくそ笑んだ。

 彼は、自ら切り落とした自分の耳を目標媒体とし、柚葉の部屋へと転移してきた。

 大五郎やトメのように硬い殻に覆われた卵型ならまだしも、生身で境界を渡ってきた黒ウサギの身体は途中でさまざまな障害物や磁場に打つかった。

 彼が満身創痍であったのは、そういうわけだったのだ。

 さて、ここで疑問に思うのが、そもそも目標媒体となる切り落とした耳を、どうやって柚葉の部屋に置いたのかということだ。

 それについても、ジョンジョワールは素直に事情を打ち明けた。


「ヘレット殿の新妻。あれとわしは、かつて深い仲でしてなぁ……」

「ぶっ」

「昔のよしみで、一回こっきりという約束で手を貸してくれたんじゃ」


 なるほど。

 とすれば、目標媒体がベッドの下に仕掛けられたのは、あの婀っぽいピンクウサギがヘレットとともにこの部屋にやってきた際――ラングラーの私室から哲太のクローゼットへと道が開通した日だろう。

 ベッドの下にウサギの耳だけ置かれているとも知らず、その上で数日すやすや眠っていたことを思うと柚葉はぞっとした。

 

「わしをここに置いてくださるのなら、お嬢さんにそれを差し上げましょう。若い女子はそういうもふもふしたものが好きなのじゃろう?」

「いらないわよっ! こんな生もの!」

「防腐処理も完璧で、臭いもありませんぞ?」

「いらないってば!」


 柚葉は冗談じゃないとばかりに、その二本のリアルうさぎ耳を突き返そうとした。

 ところが、突然ぴょんと柚葉の腕から飛び降りたトメが、パクッとそれに食らいついたではないか。

 かと思ったら、彼女は小さなくちばしをダイナミックに動かして、もしゃもしゃとそれを食べ始めた。


「ちょっ……トメちゃん! そんなもの、食べちゃダメでしょ!」

「そんなものとは失敬ですぞ。我らウサギ人間の肉は、ハプスブルクの鷲様達が食いたくても食えぬ禁断の味。姫よ……知ってはいけない味を知ってしまいましたなぁ……」


 慌てて耳を取り上げようとする柚葉をよそに、ジョンジョワールは「ぬふふふふ」と不穏に笑う。

 そうこうしているうちに、トメは耳を一本全部口の中に入れてしまった。

 と思ったら、突然ペッと何かを吐き出した。


「まずー」

「あんまりですぞ、姫」


 ただし、トメが吐き出したのは黒い毛玉だけで、肉の部分はしっかり食べてしまったようだ。

 残るもう一本も激しくせがまれて、柚葉は仕方なく彼女にそれを与えた。

 そうして、お腹がいっぱいになったらしい鷲のヒナは、柚葉の腕の中で羽根を畳んで丸くなったと思ったら、すぐさますぴすぴと寝息を立てて寝入ってしまった。

 その愛らしい様子に、柚葉も哲太も一瞬騒動を忘れたようにふっと表情を和らげる。

 と、その瞬間を狙っていたかのように、再び黒ウサギジョンジョワールが床に両手をついて頭を下げた。


「地位を失い祖国を追われ、その上耳を無くしたわしにはもう何も残されてはおりませぬ! どうぞ、この年寄りめに、最後の生き甲斐をお与えください!」

「……」


 柚葉は黙って哲太と顔を見合わせた。

 ジョンジョワールの罪は許し難いし、ちゃんと反省しているのかどうかも疑わしいが。

 それでも、今自分達が放逐すると彼がどうなるのかと考えてしまうと、いささか良心が痛む。

 生涯立ち入りを禁じられたはずのミッドガルドとハプスブルク、そのどちらに捕まっても今度こそ処刑は免れないだろう。

 お人好しな姉弟には、それを自業自得だと捨て置くのは難しかった。


「哲太、どう思う?」

「お前こそ、どうしたいんだよ? ユズ」


 二人はお互いの顔をうかがい合い、どっちが最終的な決断を口にするのか探り合っていた。

 すると、しばらく後ろに控えて静観していた佐倉家の母が、はっきりしない子供達に業を煮やしたように口を挟んだ。


「いいんじゃないの? とりあえずはうちに置いてあげれば」

「お、おかーさん!?」

「母さん、いいのか?」


 そのいつもと変わらぬのんきな口調に、柚葉と哲太は揃って母を振り返った。

 母はふわあと眠そうに一つ欠伸をすると、「だって」と続けた。


「耳を切ってまでトメちゃんに会いたかったなんて、相当の覚悟じゃない。住み込みの家庭教師だと思えばいいんじゃないかしら」


 彼女が「ねえ? いいわよね、お父さん」と問いかけると、その傍らでゴルフクラブを磨き始めていた父が、「母さんがいいのなら」と、模範的な回答をした。

 それでも、まだ何か言いたそうな顔をしている娘と息子に向かい、佐倉家の女帝はグッと親指をおっ立てて言った。


「――大丈夫。お母さん、ハムスター飼ってたことあるから」

 




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