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騎士と彼の対話

さて目下の脅威は排除したわけだけれども、これからどうしようか?

この広間に一つだけあった出入り口は崩れているが、問題なし。

今ならさほど時間をかけなくても撤去できる。



理由は簡単だ。


【星錬】と【植物淵】が完全に操れるようになった。


原因はたぶん植物に触れたということなのではないかと思う。直前の行動を考えると、明らかに僕の行動がおかしかった。

あの状況で全てを投げ出して手を伸ばすなど、いくらなんでもありえない。


まるで意識を捻じ曲げられたような感覚だった。結果的に助かったからよかったものの、それはあくまで結果論だ。

再びあの感覚に支配されるのは御免だ。


まぁ過ぎたことは仕方ない。前向きに行こう。結果だけを見ればいい事尽くめなのだから。

【星錬】は【植物淵】と連動して不明な部分が解放されただけのようだ。ただこっちは元々あったものと比べれば微々たる物だが。

ただ、完全に操るにはこの“微々たる”が重要だったらしい。ジグソーパズルも絵として飾るには全て揃える必要があるようなものだろうか?





「しかしそうなると怖いのは【呪晶】か。【星錬】と【植物園】だけでもこれなのに…。ほんとにどうなるのかわからないなぁ。」



僕の口調は完全に変わっていた。一人称も『俺』から『僕』になっていた。しっかりと意識していれば『俺』と言えるのだが、自然と口に出てくるのは『僕』だ。



転生したのだから口調程度でグニャグニャ悩む程ではないのかもしれないが、【力】の完全な覚醒がこのきっかけだったのならば、まだ不完全な【呪晶】が覚醒したのならどんな影響があるのだろうか?



どれだけ考えたところで答えは見つからない。



なら今は大本の性格や記憶になんの変化も無くて良かった、と思うことにしようか。




「とりあえずここから出よう。いつまでもいたんじゃあ息が詰まる」



崩落した岩を撤去するために、星錬を使い地中から取り出した鉄で浮遊する三本爪のアームをいくつか形成する。大きさとしては一つで丸太くらいなら運べそうなくらい?

星錬はやはり汎用性と応用性が相当高い。それを単体で浮遊させるのだけでなく、鉱物同士を合成するのもできそうだ。


さっきのことは気がかりだけど、やはりこういうファンタジーは心が躍る。




通路を塞いでいた岩をどかしていくアームを見ながら、いまだこの世界の二つの景色しか知らない僕の心が外への憧憬に満ちていくのが自覚できた。









                    


                      ▽








三本爪のアームを全て手のひらサイズの菱形鉄に圧縮し、コートのポケットにしまう。そして撤去作業の終わった出口へ向かう。作業中は暇だったので、その間にコートの下に着る服一式を編んでいた。繊維のようにとても細い蔓が集まってできた植物を創り、それを即座に成長させて大量の糸状の繊維を集めて織った布から作った代物だ。織る際に水気は飛ばしたので通常の糸でできたものと変わりはないので問題も無い。植物もしっかりと始末して証拠隠滅を心がけておく。

ただ作業と平行して作っていたので、時間の都合上で今着た1セットだけしかつくっていない。


ちなみに星錬で作った縫い針もどきを使ってできたのだが、どうやら曖昧な感覚でも僕の知識と記憶に基づいて無理矢理に作れるようだ。僕の頭の中のイメージを元にいくつもの糸と針が乱舞しているのは見ていていっそ爽快だった。

このことで改めてこの力の異常性を認識した。


「まぁ、どれだけ言っても力は力だ。ベクトルも色も決めるのは持ち主だしね」

吹っ切れて心に余裕ができたおかげか、そんな言葉も口からでてきた。



空洞から出ようとする前にやることを思い出し、一旦引き返す。

それは外した二発目の矢をしっかりと回収しておくことだ。外したせいでひしゃげていたが、直して裾に提げる。現状の僕にとっての最強威力の武器であるこの矢はなかなかに重要なのだ。誰かに使われても困るし。



「ん?」



ガチャガチャ、と金属の音が耳に聞こえてくる。

誰かが走って来ているのか?


タイミング的にたぶんさっきの騎士たちだろう。てっきりあのまますぐに撤退したものかと思ったんだが違ったようだ。


「さてさてどうなることやら」

出会い頭に斬りかかられる、なんてことは無いと思うけども。

僕は左手に持った弓に目をやる。





                           ▽






「無事かッ!?」

抜剣した一人の騎士がで空洞に飛び込んできた。どれだけ全力疾走してきたのか、息があがっている上に汗だくで金髪が額にはりついている。


そんな状態では援軍に来られても困る気がするのだけども。というか騎士なら兜を着けようよ…。

兜を着けていないので、顔はよく見えた。騎士は肩口でバッサリと切り揃えられたゆるいクセッ毛の金髪とブルーの目を持った女性だった。


ただ全力疾走のせいで整っていたであろう顔もどこか鬼気迫るような表情だ。


彼女はすぐにこちらを見つけ、駆け寄ってくる。


「奴はッ!どこにッ!!」

抜剣しながら走ってこないで。


「貴方がッ、無事でッ、よかった!」

言ってることとやってることが反転しているこの人をどうすればいいんだ…。

とりあえず落ち着いて欲しい。切実に。



「剣をしまってほしい。なかなかに危機感を煽るから。それと君が言っているのがあの蟹のことならそこに。」

騎士の斜め後ろを指差す。その先には胴体に大穴の開いた蟹の亡骸がある。


彼女が振り向いた隙に数歩分の間を空ける。さすがに剣の間合いにずっといたいとは思わない。


「あれは…貴方がやった…のか……?」

騎士は目を見開いてこちらを見てくる。その目には警戒とわずかながらの畏怖がうっすらと滲んでいた。


「ああ、そうだよ。だから剣をしまって…」




「貴方はいったい何者だ?」

話を聞かないね。どうして呼吸を整えて剣を強く握っているんだろう…。




「それは名前についてかい?もしくは出自?人種?それとも―――僕の目的かい?」

どうやら目的が一番気になるみたいだ。目に見えて強張るのがわかった。


「先ほどは助太刀、いや助けてもらったことには感謝してもし尽くせない」

彼女はハッキリと剣を構えてこちらに相対している。僕、怒っていい気がする。


「言ってることとやってることが違いすぎないかい?」


「自分でもどれだけ無礼なことをしているのかはわかっている。だからといって無条件で信用していては仲間を危険に晒す」

まぁそうだろうね。あの惨状を見る限り仲間の何人かは手負いだろうし、その状態で未知の相手に接触するのは怖いだろうね。


「君の名前は?」


「なぜそんな事を聞く?」


「そこまで警戒することは無いと思うよ。単純な興味だから」

半分は本心からの言葉だ。


彼女はしばらく考えていたが、問題ないと判断したようだ。


「私は、ドラクロワの王立騎士団所属“ハンナ・アウリッツ”だ」

先ほどと違った彼女の騎士然とした名乗りはなかなか決まっていた。



「さぁ名乗ったぞ。次は貴方の番ではないか?なぜギルドでAランク相当の魔物がここにいた?」



わりと重要なことが聞き出せた。【王立】つまりこの世界には王の統治する国があり、それも飾りではなく直接的な軍事力を持つ、といったこと。ギルドがあるというのがわかったのは大きい。ニュアンスとしては仕事の斡旋組織か?Aランク云々も気になったがモンスターの存在が周知なことも重要だ。

完全正当とまではいかずとも近い線は行っていると思う。




「僕の名前は“ミィス”だ。それとあの蟹のことは知らない。これは信じて欲しい」




意味は“架空の人物”即興で考えたが今の僕にとってはぴったりだろう。さすがに“フィクション・キャラクター”と名乗るのは躊躇われたのであまり聞かないほうを選んだが、誰も知らないのだからそのまま言ってもよかったかもしれない。




「そうか…。ではミィス、貴方の目的は何だ?何故私たちを助けた?」


「寝覚めが悪いから…かな?」

自分でもよくわからんし。




「は?」

剣を取り落としそうなほど驚かれた。




たぶん僕も無意識的に寂しかったのかもしれない。だから始めて会った人達に手を貸したのだろう。そう思うのが一番しっくりする。

一応人間性を捨てたつもりはないが、生前はあんな命がけをかますほどの聖人ではなかった。というかかますほどの命もなかった。




「ね、寝覚めがわるいから…!?」

おお、取り乱してる取り乱してる。この子には落ち着きが足りない気がするよ。


「日々の充実は心からだよ」


「いやそうだが、いくらなんでもその理由はどうだろうか?」


「助けないほうがよかったかい?」


「そうは言ってない!!」

大声で否定する彼女はその事には本当に感謝しているようだ。

彼女は騎士たちのリーダーの立ち位置にいるようだが、年齢は二十代ほどにしか見えない。考えてみればあの年で仲間の死を背負うのは辛いだろう。



「調子の狂う…!」

彼女は剣を握っていない方の手で髪を掻き揚げる。


「耳?」

彼女の動作で剣先に集中していた僕の視線が逸れた。その瞬間、目に入ってきたのは尖った耳だった。

そうまるでエルフの耳のような。


「ああ、この通り私はエルフだが?」

何に驚いている?といった感じに言ってきた。


「ちなみにいくつになるんだい?」


「女性に年齢を聞くのはどうなんだ」


「助けてくれた相手に剣を向ける人に、礼儀云々を言われたくないかと」

これは本音だ。


「…八十九」


「…………!?」

僕の憐憫を返して欲しい。賠償を要求したいくらいだよ。


黙り込んだ僕を見て何か勘違いをしたらしい。

「待て。エルフの八十は人間では二十くらいの年齢だ。その反応はおかしい」

つまり人間換算でエルフの成長速度は四倍くらいだから、自分は二十代前半だと言いたいと。


「外見は?」

「中身もだ!」

凄まじい反応速度だよ。



ドラクロワ王国というのはエルフの国なのか?だとしたら面倒なことになるかもしれない。

僕のなかにあるエルフの持つ排他的なイメージが浮かぶ。

彼女の性格も種族的特徴なのか?

というか一世紀近く生きてるのに若さを気にするってどうなんだろう?


「貴方はどうなんだ?些か人間にしてはその…」

彼女の疑問も尤もだ。僕はエルフには見えないし、人間にしては容姿が人間離れしている。


「さぁ?なんなんだろうね。たぶん魔物ではないと思うけど」

エルフという人間と似て非なる種が存在しているなら、僕と同じ種もいるのだろうか。


「……………」

思案しているのだろうが、剣を下げてくれる気配は無い。



「いったいどうやってAクラスの魔物を倒した?」


「剣を向けている相手に言うとでも?」

教えられることは教えたし、さすがに【力】の存在を全て教えるわけにはいかない。


お互いの視線が交錯する。






                      ▽






しばらく無言で睨みあっていたが、彼女は剣をゆっくりと下げて鞘にしまった。


「おや?どうしたんだい。てっきり切りかかってくるものと思っていたんだけれど」


「もしも私たちを始末するつもりなら、ブラッドエクスキューショナーを倒す必要がない。仮に私たちを利用するためだとしても、あれは最もよいタイミングとは言い難かった」


確かに彼女たちを始末するなら見殺しにすれば良いだけだし、取り入るにしても全滅間際の追い詰められて冷静さを欠いた人間の心象を操作する方が楽だ。


蜘蛛の糸は常に釈迦が垂らしているわけではない。その先に獲物を待つ本物の蜘蛛がいることだってあるのだ。



「冷静になってくれたようで。こちらとしてもありがたいよ」

肩から力を抜く。さすがに二回目の殺生がいきなり人型というのは勘弁して欲しい。



「数々の非礼、詫びてどうなるものではないが…」


「いやいや。こちらとしても疑いだけで済んで済んで助かったよ。頭の足りないのはそのまま考えなしに斬りかかって来ただろうからね」

正直カチンとはしたが彼女の判断は概ね正しいのだから、詫びてきた以上こちらから言うことは無い。

ただ彼女はどこか不服そうだ。責任感強そうだからなぁ。


「それでも気に病んでいるなら、今度何か昼食でも奢ってくれないかい?それで手打ちとしよう」

とりあえず無理やり終わらせよう。


「ところで、僕が駆けつけるのに遅れたせいで怪我人がでたようだけど、そっちは?」

それとなく探りを入れておこう。それくらいは構わないだろう。


「重症は一人だけで、他の面々は治癒用の魔法薬のおかげで少し休めば大丈夫だ」


「それはよかった…とは言えないか」

騎士として肉体にハンデを負うのは致命的だろう。


「いや、あのクラスを相手にしてこの程度で済んだと考えるべきだ」

そう言いつつも彼女の顔には後悔が深く刻まれていた。

ふむ。重傷者は彼女の不注意が原因といったところかな?油断していたところを天井から強襲されたのかね。あれは事前知識が無ければかわすのは難しいだろう。


沈黙してしまった彼女をこのまま放っていては話が先に進まない。

「ところで君たちはなぜこんなところに?」


「あ、ああ。それは―――」

彼女は口を噤んだ。まぁその反応で大体わかったが。


「ああ、言いたくないなら構わないさ。後ろめたいのなら自分の所属なんて明かさないだろうし。濡れ衣を着せるつもりなら別だけどね」


「すまない。後ろ暗いことはしていない、これだけは信じて欲しい」


この世界のことをほとんど知らない僕にとって正直どうでもいい。どうでもいいが気分はいい。気分がいいならそれでいい。

いいこと尽くめだ。



「ん?ああ。少々考え事に気を取られて話を忘れていたよ。蟹にやられた人の安否についてだったかな」



「…ありがとう」

僕は何も聞いていないのだから、お礼を言うのはおかしいだろう。

しばらく彼女を見ていたが黙りこんでいるだけだった。


さて久々の会話も楽しんだことだし、そろそろ戻ろうか。旅立つ準備もしないと。と言っても【力】で作る程度だけど。




「それでは縁が会ったらまた会えるかもね。ああそれと、そこの蟹はあげるよ。素材としては良い物だろうから」

と言うと同時に、紅い腕手を一瞬だけ形成し全力で地面を平手で殴りつける。

地面が割れて土ぼこりが舞い上がる。


「なっ!?待ッ―――!ケホッ!コホッ!!」

そんな声を背に確認しておいた出口へ全力疾走する。スポーツ選手顔負けのスピードだ。

最低限の情報は手に入れた。これ以上は自分で手に入れた方が良い。



国という大きな組織の中枢付近にいる相手に、これ以上深入りするのは得策ではない。もう少し情報と常識を得てからならともかく。

ただ、このまま振り切るのも不義理だ。振り切ってる段階で何を、と言う気もするが。


洞窟から大部屋に向かってあるもの投げつける。

「そうそうこれは口止め料。あまり権力者には僕のことを言わないでおいてくれると助かるよー」


「えっ?わぁ!?」

とりあえず受け取ってくれたようだ。たぶん大丈夫。たぶん。


ちなみに投げつけたのは大きなエメラルドだ。サイズは大体、親指大くらい。

エメラルドは本来とても脆いのだが、その原因は内部の細かい傷が多数あるせいだ。それを取り除いてある上に綺麗にカットされているのだからちょっとした大金だ。

さっき話しながら後ろ手に作ってみたらできた。【星錬】バンザイ。


できなければ純金でも渡すつもりだったが、しっかり目的のものができたのは行幸だった。わりとこういう曖昧でも成立させられるあたり凶悪だ。

金塊は嵩張るし重いので、徒歩もしくは馬車移動であろう相手には少々難だろうからの配慮だ。


「手探りだったからサイズは適当だけど、まぁいいか」

価値があるのには変わりない。金銭的なものでなくても美術的なものでもあるからいいだろう。

奪い合って殺し合いに発展とかはないと信じたい。初めて上げた作品が第二のホープダイヤとかいやだしなぁ。大丈夫だよね?



風のように全力疾走しているうちに、すぐに最初に蟹と騎士たちが交戦していた広間にでた。

幸いなことにさっきの女性騎士を追ってきた誰かと遭う事もなく、ここは騎士たちが辺りに流した血と僕が矢で空けた大穴が戦闘の跡を物語っているだけだ。



「さっさと退散退散。って足場壊されたんだっけ」

蟹の跳躍攻撃で僕が射撃地点としていた張り出していた岩の足場は破壊されたことを忘れていた。

それでも下からは僕の通って来た横穴は見えないのは都合が良い。


この広間はさっき蟹との激戦を繰り広げた場所よりは狭いが、天井自体はさっきのところよりも高い。

そのため僕が射た地点はかなりの高所にあり、梯子があっても届かない。


しかし僕にとっては好都合だ。

急いで三本爪のアームに使った後に回収した鉄を砕けている高台に伸ばす。【星錬】を使わなければできない登り方だ。

これならよほどのことがない限り追跡されることもない筈。


支えもない鉄製の冷たい階段を駆け上る。裸足の感触に、衣類を作っても靴を作っていないことに思い至った。

あれだけ激しい運動をしても足の裏には何の変調も無かったから気付かなかった。


「靴か…。しばらくはサンダルでいいや」

靴は服と違ってサイズの融通が利きにくいからだ。

かと言って裸足は論外だ。

サンダルならサイズの調整も難しくは無い。



即席の階段を登りきったので、後ろを確認しつつ鉄を回収する。幸いあの女騎士は到着していなかった。



一先ずは安心かな?



横穴を小走りで足音を立てないように進みながら聞き耳を立てていたが、追ってくる気配も無いことに安堵というかなんというかを感じていた。




さて彼女に聞いた限りでは重傷者は一人らしい。怪我の程度にもよるが、エルフという種族がよほど仲間意識が薄いか陰謀がなければ手当てをした後、迅速に近場の町か村に向かうだろう。

あの蟹の襲撃は完全に予想外といったことを彼女は言っていたので、疲労している他の騎士たちのことも考えれば移動は明日の朝か、重傷者の容態によっては二日が妥当だろう。

外の昼夜はわからないので体内時計での24時間の感覚だけど。




「よし!」





僕があの結晶の空洞を旅立つのは今から60時間後にしよう。



そうと決めたら、さっそく準備をはじめよう。

ものづくりは楽しいのだ。



ほんの少しだけ時間が飛びます。

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