ちっぽけな存在と世界の見せる物語
気付いたらここにいた。そうとしか言いようが無い。今、自分は暖かい暗闇でそんなことを思考することぐらいしかすることがない。月と太陽がどれだけ巡ったのかもわからない。やさしい子守り唄のような音色に包まれてまどろみ眠るだけの存在にすぎない
だけど、この揺り籠からもしも出れたらなにをしようか?
死んだはずの自分が帰ってきたら家族は驚くだろうか、喜んでくれるだろうか?そういえば自分は本当に死んだのだろうか?
ああ、そんなことを考えているうちにまた眠くなってきた…
だけど、この揺り籠からもしも出れたらなにをしようか?
死んだはずの自分が帰ってきたら家族は驚くだろうか、喜んでくれるだろうか?そういえば自分は本当に死んだのだろうか?
ああ、そんなことを考えているうちにまた眠くなってきた…