運動音痴の彼を好きになってしまった私は恥ずかしいやら悲しいやらで、、、。
”運動音痴の彼を好きになってしまった私は恥ずかしいやら
悲しいやらで、、、。“
私の彼は、”頭はズバ抜けていいのだが、その代わり異常なほどの
運動音痴で困っている。“
うちの職場では、会社の行事で運動会があって騎馬戦や50メートル走、
球投げなどがあるんだけど、彼は走るのも投げるのも騎馬戦でさえ運動が
全くダメな人らしい。
50メートル走で走れば誰よりも遅く、なかなかゴール出来ない。
騎馬戦をすれば上に乗っても帽子も取るどころか?
秒で逆に取られ直ぐに終わってしまう。
下で支える側に入っても力がないからヨタヨタになり結局、立ち上がる
事さえ出来ないわ。
球投げも投げた球は何処に飛んでいくか分からず、相手側に入ったり、
仲間にぶつけたり、もうめちゃくちゃで......。
『”田口さー! なんでそんなに運動音痴なの?“』
『頭はいいのに、こんな運動音痴だと日常生活もままならないだろう。』
『今日香! お前もこんな彼氏だと大変じゃないのか~』
『普段は別に、彼がそんなに運動音痴だとは思わないですよ。』
『いやいや? まともにボールを前に飛ばせないんだぞ!』
『女子ならまだしも、男はダメだろう。』
『”普段の生活でボールを投げる事はないから問題ないです。“』
『今日香は彼氏がこんなんで恥ずかしくないの?』
『今日香は別に恥ずかしいなって思ってないですよ、仕事に運動音痴は
全く関係ない話じゃないですか。』
『俺は、今日香に聞いてんの! どうなんだよ今日香はこんな彼氏は?』
『まあ、少しぐらいは出来た方がいいけど仕事に問題ないなら別にいいじゃ
ないかと私も思います。』
『なんだよ、二人は似た者同士なんだな!』
『・・・・・・』
『先輩! ボクの事はいいですけど今日香を追い詰める様な事は言わないで
くれますか? それは全部、ボクの問題じゃないですか!』
『”いやいや? 彼氏がこんなにドンくさかったら彼女の今日香はどう思う
のかなって想っただけだよ、傷つけたならすまない!“』
『”別にいいですよ、彼は仕事は殆ど失敗もしないんで。“』
『”彼氏自慢かよ!“』
『いやいや? めちゃめちゃバカにしてたじゃないですか、仕事で勝てる
所がないから、運動音痴とか言っていつも以上にバカにして!』
『・・・お、お前なー!』
『入った順番で、”先輩後輩なだけで、別にボクはアズマさんの事尊敬は
一切してませんよ。“』
『”どうせ俺はお前に仕事で絶対に勝てねーよ!“』
『”分かってるんだったら、もうこれ以上この話はしないでください。“』
『たまには俺にも先輩らしくさせろよ、いつもお前に無言でバカにされて
んだからよ!』
『ああ~それ? 分かってたんですね。』
『ズバズバ本音を言うな! 俺が傷つくだろう。』
『”バカでも傷つくですね、スミマセン!“』
『腹立つわ~コイツ、マジで腹立つわ~』
『でもなんかあったら、ボクが先輩を助けますよ。』
『”そこなんだよな~俺の弱い所は、いつもお前になんかあったら助けて
もらってるからこれ以上、もう言えねーじゃねーかー!“』
『”それが大人の賢い立ち振る舞いってやつですよ先輩!“』
『ああ~頭のいい奴には俺みたいな奴は一生勝てねーんだろうな!』
『”分かってるなら言わないでください。“』
『はいはい、分かったよ。』
『”なんだかんだ言って、二人は仲がいいんだから~“』
『まあな!』
『ですね。』
・・・彼は仕事は頭がイイから本当に失敗もしないし的確な判断で、
うちの会社でも上司に一目置かれる存在なのよ。
でも? 会社の行事で運動会みたいな体を使う事は全く出来ない
男性らしく彼女の私は恥ずかしいやら悲しいやらで、、、。
だけど、”運動音痴以外は全く問題のない彼。”
それに何より、運動音痴より仕事が出来る男の方がカッコいいし!
まあ、私さえ気にしなければ問題ない話なんだけどね。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




