第7話 転生王子と美少年
時間がある時に読んでくださったら嬉しいですo(≧o≦)o
圧迫面接の後は精神的に色々と疲れたのでベッドの上でグダグダしたり本を読んで過ごした。
紅茶を飲みつつお菓子を食べながら休憩していると、外から『第一王子殿下、少々お時間よろしいでしょうか?』と声がかかった。
この声は確かメイド長のマーシャさんだ
「どうぞ。」
そしてメイド長に続いて5歳、6歳くらいの黒髪で緑色の瞳の男の子が入ってきた
めちゃくちゃ美少年やん!
...まあ俺には負けるけど
<<うわぁー痛いやつww
いやでもホントに美少年だよ!?おれ
母親譲りの銀髪に王家の証である金色の瞳、白くスベスベできめ細かい肌ッ!
<<お前の容姿なんて誰も訊いてないわww
ハイ、ソウデスネ〜
でもさッ、中身32歳でも見た目は3歳だから!!
まあ、取り敢えず話しを聞こう
男の子が誰か気になったがその事を説明されるのだろうからメイド長に説明を促す
「どうした?」
「本日より彼を第一王子殿下の側に置くようにと国王陛下の命令です。」
国王陛下の命令か
それじゃあ俺が何か言ったって変わる事はないだろうし側に居るだけだからいっか
でも何のためなんだろう
監視?
いやでもまだ子供だし...
俺、結構悪意に敏感だから感じるけれどそこまで強い悪意もないし...
「...分かった。」
「・・・」
「ん?どうした?」
「...いえ質問をなさるだろうと考えていましたので...」
え?
質問してよかったんだ...
訊けばよかったかも...
まあでも今からは言い出しづらいし...
「訊きたいことがあったら彼に直接訊くから大丈夫だ。」
すると少年は目を見開く
ん?
なんか変な事言ったか?
直ぐに元の表情に戻ったし...ま、いっか
「出過ぎた事を申して申し訳ありません。」
「いや、いいよ。」
「寛大なお言葉感謝いたします。」
いや、別に、寛大も何もないだろう
「では失礼します。」
メイド長が出ていき二人きりになる
ーーーーーシーン
結構気まずい...
何か話しかけた方が良いかな?
それに5、6歳の遊びたいざかりの子供なのにずっと立っているだけっていうのもつまらないよね...
「・・・名前は?」
「シオン=ケルファーと申します。」
「えーっと、年齢は?」
「6歳です。」
...会話が弾まない...
何か話題を探さないと...
そして彼の方を見ると微かだが机に置いてある本に視線が行っている
この本はさっき読み終わったやつか...
読みたいのかな?
「読むか?」
そう言って本を差し出す。
「...い、いやっ、結構です。」
...物凄く読みたそうにしてる
まあ、置いといたら読むか。
「そっちの椅子だったりソファーだったり適当に使っていいし本を置いておくよ。」
さて、お菓子も食べ終わったところだし続きを読もう!
シオンの事などしばらくたった頃には完全に忘れて読書の世界に旅立っていった。
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