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(第1話)プロローグ
連載始めました!
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「第142代✕✕✕✕✕=ロージェント国王陛下の御入場!」
大声で入り口に立つ衛兵が読み上げる。
貴族達はその声を合図にいっせいにドアの方に向かって頭を下げる。
国王陛下は堂々と歩き王座に座って威厳のある声を響かせた。
歴代の国王と比べても遜色ない、...いや、勝っているとも言えるようなオーラを醸し出している。
だが誰も知らない。
そして今後も誰も知ることはないだろう。
...国王陛下はまず衛兵の大声にビビり、大勢の貴族達の前に立ち緊張してパンツの中に生暖かいものが少し広がってしまっていた事を。
そしてその国王は稀代の名君と後世まで伝えられたそうだ。
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